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片眼の猿 One-eyed monkeys
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片眼の猿 One-eyed monkeysの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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ひっかかりました。最初はちょっとSF風味の非現実的な話かと思ってどんどん読み進めていたら、最後のほうで「だまされた!」となりました。このくらいきっちり現実的に辻褄を合わせてくれると、気分がいいですね。細かいことを言えば、彼女はそんな理由で常にサングラスをかけてるのは、ちょっと子供っぽくない?とか、まああるにはあります。 が、そんなのどうでも良くなるくらい、面白いですね。 アパートの住人たちのキャラクターもとても魅力的で、また違う話でも読んでみたいと思いました。 | ||||
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無駄に暗い陰惨な作品よりもこういう作品のほうが読んでいて気分がいいです(前者のような作品が嫌いだと言っているわけではありませんよ)。 伝えたいテーマがあり、それと同時にミステリがあり、謎がある。短い章ふりも手伝って、軽快な作品に仕上がっていると思います。 「複線があからさまですぐにわかる謎」みたいなことを言って憤慨している方がいますが、とんだ的外れです。その形が言わんとしている部分は、きっと謎でない部分のことでしょう。作品中の謎という謎が全て読者のカタストロフィのためにあると思ってかかるのは間違いだし、この場合は謎ですらありません。ただの設定です。ここにも良くない先入観があるように思います。 キャラクターがステレオタイプ、というか、愉快なキャラクターたちで、不愉快な先入観に満ちた世間を笑い飛ばすようでした。 | ||||
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何の予備知識もなく、ただ「本の雑誌」で薦めていたのでよみました。とても読みやすく、ペ^ジが進みました。面白かった!!私はミステリファンなので、途中で「見破ったり」なんて思っていたけど、みごとギャフンとやられました。ミステリに興味が無い人、固い文学がお好きな方にはつまらない本かもしれません。でも、「「容疑者Xの献身」見破ったり!!」なんて言ってる人、そう、ミステリ好きの方は読んだら絶対面白いです。ありえるとか、ありえないとか問題じゃないんです。それに、根本にこの作者は人間が好きなんですね。損はしません。読んでみんしゃい。 | ||||
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個性的な性格と顔の作りの登場人物ですが、皆、わけアリの雰囲気を漂わせて物語は進みます。先入観のために、ついうっかりしてしまいがちな盲点をつかれました。 | ||||
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話の冒頭では一見、非現実的な話と思うかも知れない。その手の話が苦手な人は冒頭で敬遠してしまうかも知れないが、最後まで読む忍耐があればかなり良質の読後感を得られる。多少ご都合主義的な部分もあるが、なかなか読ませる秀作である。カードの話も最後まで読めば謎が解けるので、途中で止まらないで読み切る事をお勧めする。 | ||||
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ミステリ小説を読んでダマされる快感を久しぶりに味わいました。 個人的にはこの感触がたまらなく好きなんです。 『星降り山荘の殺人』という作品も読了後にかなり衝撃を受けましたが、 あちらと違うのはその伏線(仕掛け)の多さ。 同著者の『シャドウ』もかなり伏線が多かったけど、今回もすごい。 ダマされたと気付いた時には遅く、巧みなミスリードに踊らされていたことに驚きます。 | ||||
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登場人物が、奥ゆかしい。軽くない。味のある、精神的に職人堅気の、人々だ。その度合いは、それぞれの特異性が読者に影響を与えないほどだ。登場人物も多くを語らず、作者も、多くを語らずして、ストリーを進める。上品な作品だ。引き込まれてしまうのは、そのためのように思う。 | ||||
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ミステリ読者は深読みをする。想像をする。仮説を立てる。それをしなくちゃ面白くない。 小説の場面を頭の中で映像に変換する。当然の作業だ。それを広げれば広げるほどこの作品は面白い。登場人物はいずれも際立ったキャラクターの持ち主だ。シリーズ化してほしいくらいだが、たぶん無理。何故かは読めばわかる。 「このミステリがすごい」の本年のランキング入りはたぶん確実だと思う。 | ||||
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ミステリ読者は深読みをする。想像をする。仮説を立てる。それをしなくちゃ面白くない。 小説の場面を頭の中で映像に変換する。当然の作業だ。それを広げれば広げるほどこの作品は面白い。登場人物はいずれも際立ったキャラクターの持ち主だ。シリーズ化してほしいくらいだが、たぶん無理。何故かは読めばわかる。 「このミステリがすごい」の本年のランキング入りはたぶん確実だと思う。 | ||||
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