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片眼の猿 One-eyed monkeys
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片眼の猿 One-eyed monkeysの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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読み終わったらすぐ忘れるような内容だった | ||||
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人物設定とか、どんでん返しとか物語としては中々面白かったのだが、後半の展開が都合良過ぎて萎えた。後ヒロインも罪つぐなえよ。 | ||||
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非常に微妙。 リアルさに欠ける。 これに限る。 セリフと設定が厨二クサく 読んでいるこちらが恥ずかしかったです。 都合の良すぎる展開に、うーんとなりました。 ですが、テンポはよく 読みやすかったです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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著者の企みを見抜けなかったのは事実です。別に見抜こうとも思わなかったですが。 だって気持ちよく騙されたほうが楽しいに決まってますからね。 とはいえ、この小説のいただけない点は、トリックに頼りすぎている点だと思います。 確かにトリックとテーマが分かちがたく結びついてるとは思います。ただ、本来小説というのは、 テーマを文章の力で表現すべきものでしょう。そこが弱いと、トリックだけが変に浮かび上がるだけで、 「あっそう。それで?」という感想しか出てこないですよ。 文体も、軽妙と言えば聞こえはいいですが、私には軽薄にしか思えませんでした。キャラクターにも魅力を感じなかったし。 帯にだまされた自分に自己嫌悪を感じさせる作品でした。 | ||||
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作者らしくいろいろな誤解を生む伏線を前半から展開し、読んでいて面白い作品だと思うが、それだけに終わってしまったかの印象を受ける。今まで作品には何らかしらメッセージを読み取って楽しんでいたのだが、表題に関わる寓話にもとづくメッセージは弱いように感じる。 身体的な表現を工夫すれば2時間ドラマ向きかもしれない。その様な軽く楽しめる小説。 | ||||
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とりあえず製本が汚い。ガタガタじゃないですか。不良品化と思えば、店頭に並んでいたものでいえばすべてがそうでした。 手抜き―、…ですか?出版社さん…。 最近じゃこんな汚い製本初めて見ましたよ。 購買意欲が削げるほどです。 | ||||
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帯の「絶対に分からない驚愕の結末」というような謳い文句に のせられて同作者の「シャドウ」のような 読者を楽しませる仕掛けを期待して読み始め 半分も読まないうちにオチが分かってしまい その後のどんでん返しがあるかと思いきや 何もないまま終わり 期待を裏切られたという感想しかでてきませんでした 私が特別という訳ではなく この小説を読んだ大抵の人は少なからず 似たような感想を抱くのではないでしょうか | ||||
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知り合いから薦めらて読んでみましたが「三流アニメの脚本?」が率直な感想です。 場面や台詞の一つ一つがリアリティに欠け、感情移入できませんでした。 四菱エージェンシーに単独乗り込み、脱出する場面では「野郎」、「待ちやがれ」等こちらが恥ずかしいと 思ってしまうような台詞も出てきます。マンネリズムと敢えて書くなら最初から書かなきゃ良いのに、と思ってしまいます。 最後も「あぁ。そうだったの・・・」程度の感情しか湧きませんでした。 | ||||
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この作者の作品は「向日葵の〜」「シャドウ」に続いて3作目です。 本作家はとても評価が良いので、次は面白いだろうと期待して毎回買ってしまいますが、私にとってやはりのめり込めない・いま一つ何かが足りない。 途中でぐっぐ〜っと入れる部分があるんですが、しだいにだらけてしまうんですよね〜。 そして結末で驚かされる!!このだましのテクでついつい読んでしまうのかもしれませんが。 本作ですが、かなり軽いタッチで書かれています。 主人公は特異な耳をもち、その能力を使って盗聴専門の探偵事務所を経営する三梨。仕事(盗聴)中にサラリーマンの会話で特異な目を持つ女性・冬絵のことを知る。探し出し、自分の事務所のスタッフに引き抜く。その女性は四菱エージェンシーという詐欺まがいの探偵事務所の社員だったのだが。 ターゲット盗聴中にそのターゲットが殺される。音だけ聞いているため、状況より冬絵を疑ってしまう。冬絵を愛し始めている三梨は真実をあばくため奔走する。 過去の恋人(?)秋絵の自殺についての真実も同じ流れから判明するが、え〜〜!!だまされた〜となる感じです。 登場人物に感情移入できる愛するべき人がいないのもやはりマイナスポイントでしょうか。 | ||||
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主人公とその取り巻きが特殊な能力を持ってる段階で何の説得力も無い。スニーカー文庫あたりから出せば良いと思った。 | ||||
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悪い意味でライトだったかなぁ… 見事としかいえないミスリーディングには完全に全部引っかかりましたけど^−^; ただそこから伝わってくるものがあまり無かったのが惜しい。 でもこの人の本は全部読まないときがすまない。。笑 34/100点 | ||||
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道尾氏の作品は、各々個性的な世界を持っており、読者からすると当たり外れが多い。本作は私にとっては外れ。主人公は、人とは異なる耳の形状を持った探偵事務所の社長で、盗聴を専門とするが、犬のような聴覚があるかのように描かれる。この他、予知能力を持ったアパートの住人、やはり人とは異なる眼の形状を持った千里眼の能力を持つかに思える女性等が登場する。ここまで読んだ時、これではミステリ的に期待出来ないと思った。ここまで道具立てをされると、結末で何を示されても驚かないだろう。実際、驚かなかった。道尾氏はこの辺の計算が弱いと思う。 ストーリーは、主人公が探偵として製品デザインの盗作を調査する様を軸に、ライバル探偵社との闘い、主人公の亡くなった恋人の想い出、千里眼女を雇った主人公と女の関係等がハードボイルド・タッチで描かれる。縦横無尽の進行で、話が何処へ向かっているのかが不明な点は、作者のテクニックだとしても、読んでいてご都合主義が過ぎて雑な感じは否めない。 そして、結末まで読んでみると、矮小なテーマが書いてあるだけ。しかも、作者が感じている程、一般人はこの問題を意識していないのではないか。その意味でも作者は勘違いしていると思う。期待ハズレの一作。 | ||||
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本屋のポップに惹かれて読みました。 読み終わったあとはう〜ん…『積読』が1冊減ったのが嬉しいけれど、 なんだかそれだけで、心に残ったのはあまりなかったような… それでも話は分かりやすく、展開も速くて、それなりに楽しみました。 | ||||
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盗聴が専門の私立探偵・三梨幸一郎が引き受けたのは、ある楽器メーカーがライバル社にデザインを盗まれている可能性があるかもしれないという事件。デザイン盗用の証拠を探すうち、三梨は殺人事件に巻き込まれ…。 本格ミステリーとするには意外感やワクワク感を得ることはできませんでした。ハードボイルドものとみなすには、文体に味がありません。巻末の記述によれば、もともと「新潮ケータイ文庫」として<配信>されたものであり、そのためか若い携帯世代におもねったような青さが文章ににじんでいて、人生も半分済んでしまった年齢にある私の心には添いませんでした。 ストーリー展開も後半は少々ご都合主義的で、悪役との対峙場面はマンガのようです。 著者がこの小説を使って指摘しようとすることが、私たち読者が抱える差別や偏見、無垢ではあるけど無知な思い込みなどであることは理解できますが、小説としてのレベルは期待していたほど高くないというのが率直な感想です。 そもそも「片目の猿」という寓話の解釈が誤っているのではないでしょうか。 私はこの寓話を10年以上も前に職場の先輩に聞かされたことがあります。当時の職場は仕事をする能力も意欲もない同僚が溢れていて、懸命に職務に取り組もうとする私とその先輩のほうが職場で浮いた存在になっていました。そんな私たちの状況を指して先輩は寓話を引きながら、「俺たちは<片目の猿>たちに囲まれた<両目の猿>なんだ」と評したのです。 しかしこの小説では、主人公たちこそが<片目の猿>で、周囲のほうが<両目の猿>として描かれていると解釈するほうが自然な配置になっているのです。ここでこれ以上その詳細を述べるのは、これからこの小説を読もうとする読者の興をそぐことになるので控えますが、小説の題名となった寓話の扱いが適当ではないと感じる読者は少なくないと思います。 | ||||
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ある雑誌でとても評価が高かったので楽しみに読みました・・・・が 残念ながらそこまで入り込むことはできませんでした。 決してつまらないとかいうわけではないのですが、なんというか、さらっと 流して読めるストーリーで、想像していたより内容が単調でした。 どんでん返しがあるのかとドキドキしていた分、ちょっと期待はずれでした。 評価は人それぞれ、ですね・・・ | ||||
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雑誌やレビューで期待して読みましたが。。 ん?どこで期待に応えてくれるんだろう、いやいや最後の最後で すごい驚きがあるのかも、と思い続けて終わってしまいました。。 読者を引き込む出だしなんかは評価しますし、伝えたかった メッセージも一応分かりますし、ちょっとした「あ、そうだったんだ」 というのはありますが、ミステリとしては、正直、よくできた高校生 の文芸誌レベルだと思います。 「この伏線は分かりやすすぎでしょ!」とか「いまどき驚かない けど。。」とか「そのキャラ、ステレオタイプすぎ。。」という 感じでした。最後に明かされる事実も、最初から最後までひっぱり 過ぎで不自然です。 「一人称」形式ではなく「三人称」のほうがよかったのかも、と 個人的には思いました。 | ||||
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