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片眼の猿 One-eyed monkeys



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片眼の猿 One-eyed monkeysの評価: 3.32/5点 レビュー 57件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 1~20 1/3ページ
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No.57:
(5pt)

ミステリだけど温かさの余韻

次々となぜ?という気持ちで一気読みできるミステリ。
だけどラストに、じーんとくる主人公の目線があり、心に残った!
ただのどんでん返しが面白いミステリではなく、人間味があるところが好きです。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.56:
(5pt)

ぜひ、最後のページまで読んでいただきたい作品です

最後の批評も含め、素晴らしい作品でした。読み終えるときには、優しく、ふんわりと温かい気持ちになります。道尾さんの描く、クセが強く、少しはみ出した人情味あふれるアパートの住人たちが好きです。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.55:
(5pt)

どんでん返しが秀逸です。

”どんでん返し”が面白いとの評判だったので、購入しました。確かに"どんでん返し”は面白いのですが、この作品の面白さは、主人公を含めたキャラの濃い登場人物達になります。最後にこの愛すべき登場人物たちの”真の姿”が明かされるのですが、「あぁ、なるほど!」と納得します。伏線の貼り方も大変うまく、最後で一気に回収されます。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.54:
(5pt)

最後の冬絵のカードの意味

多様性を小説で表現する、とてもステキだ。最後の冬絵のカードの意味は明言されていないが、考えてみるのが楽しかった。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.53:
(1pt)

読み終わったらすぐ忘れるような内容だった

読み終わったらすぐ忘れるような内容だった
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.52:
(3pt)

いろいろと遊び心もあるのかな

盗聴専門の探偵が、楽器メーカーから依頼を受けた産業スパイの調査を続けていく中で、ライバル会社の部長が殺害される事件に巻き込まれる。かなり緩めなハードボイルド。

殺人事件が発生し伏線を孕んだように書かれているため期待しますが、ミステリーとしてやられた感を味わえるようなものではありません。
ミステリーのような手法も用いつつ、筆者からあるメッセージが発信されているような物語です。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.51:
(1pt)

面白くなくはない

人物設定とか、どんでん返しとか物語としては中々面白かったのだが、後半の展開が都合良過ぎて萎えた。後ヒロインも罪つぐなえよ。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.50:
(4pt)

技巧を凝らしたハードボイルド

道尾氏の長編5作目で今までの異色作続きからは一転してライトタッチのハードボイルドものになっている。
が、そこは道尾氏のことなので、典型的ハードボイルドのストーリー展開をなぞりながらも、ギミックが仕掛けられており、そのギミックが見事に主題と絡む必然性を持って仕掛けられているのはさすがである。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.49:
(2pt)

厨二クサい

非常に微妙。 リアルさに欠ける。 これに限る。 セリフと設定が厨二クサく 読んでいるこちらが恥ずかしかったです。 都合の良すぎる展開に、うーんとなりました。 ですが、テンポはよく 読みやすかったです。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.48:
(3pt)

騙された!感は健在

「カラスの親指」を読んで非常に面白かったので、本書を手に取ってみました。

何やら心の傷を持っているらしい主人公で探偵の三梨が、同じように謎があり心に傷があるらしい女性冬絵とともに、依頼されたある事件の処理に奔走するうちに、・・・予想外の展開が起こっていきます。最後の最後で、「やられたなぁ!」と思うようなたたみかけるような謎解きがあることは「カラスの親指」と同様ですが、ちょっと荒削りなというかやや消化不良のような印象を受けます。

ともあれ、筆者独特の軽快な筆致と、たたみかけるような終盤の迫力はさすがで、一気読み必至かと思います。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.47:
(4pt)

カラスの親指と世界観が似ているが、その劣化版と言わざるを得ない。
道尾氏らしからぬ、文章の雑さや曖昧な人物設定。
だがしかし、この作品があったからこそ名著カラスの親指が誕生したわけだ。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.46:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

叙述ミステリなのに、だまされた爽快感がない。

私立探偵の三梨はちょっとした"音"に関する特技を持っている。
破格の報酬の仕事についていたが、その対象者は殺されてしまう。
その容疑者は最近知り合った"眼"に特徴を持つ女性……

"だまされた! と叫ぶ快感""完全正答率0パーセント!""どれだけ眉に唾を付けて読んでいても、著者の企みを100パーセント見抜くのは不可能でしょう。"
帯でやたらと"叙述トリック"を匂わせていますが、全体的にはテンポの良いミステリ。
初出が新潮ケータイ文庫ということで、章が37にもなっていますが、会話と地の文のバランスもケータイ小説といった感はありません。

ただ……叙述ミステリとしては正直なところイマ二つ。
"だまされる"内容はストーリーにも密接に繋がっており、決して悪くないんですが、「だまされたっ!」という爽快感が無いんですよね。
なにもこれでやらなくても……というい感じです。うーん。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.45:
(2pt)

「帯にだまされた!」と叫びたくなる失望感

著者の企みを見抜けなかったのは事実です。別に見抜こうとも思わなかったですが。
だって気持ちよく騙されたほうが楽しいに決まってますからね。

 とはいえ、この小説のいただけない点は、トリックに頼りすぎている点だと思います。
確かにトリックとテーマが分かちがたく結びついてるとは思います。ただ、本来小説というのは、
テーマを文章の力で表現すべきものでしょう。そこが弱いと、トリックだけが変に浮かび上がるだけで、
「あっそう。それで?」という感想しか出てこないですよ。

 文体も、軽妙と言えば聞こえはいいですが、私には軽薄にしか思えませんでした。キャラクターにも魅力を感じなかったし。

 帯にだまされた自分に自己嫌悪を感じさせる作品でした。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.44:
(4pt)

アニメチックな小説かと思った

初めのほうに、ものすごくでかい目、犬のようにでかい目をもった
登場人物が出現
あー、ファンタジーなんかなあと思ったら
違うかったわ!!
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.43:
(2pt)

読んでいて面白いけど

作者らしくいろいろな誤解を生む伏線を前半から展開し、読んでいて面白い作品だと思うが、それだけに終わってしまったかの印象を受ける。今まで作品には何らかしらメッセージを読み取って楽しんでいたのだが、表題に関わる寓話にもとづくメッセージは弱いように感じる。
身体的な表現を工夫すれば2時間ドラマ向きかもしれない。その様な軽く楽しめる小説。
片眼の猿 One‐eyed monkeysAmazon書評・レビュー:片眼の猿 One‐eyed monkeysより
4103003324
No.42:
(5pt)

初めて

初めて道尾秀介さんのものを読んだのですが、はっきり言って惚れました。
他のものも読んでみたいと思います。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.41:
(4pt)

いびつな形

ずっと気になっていた一作。

最初から、ぼやかした表現により、
何やら、見てくれに何かを抱えた人たちの話らしいことが分かる。
盗聴専門の探偵が主人公。
彼は、どうやら“耳”の外観が特徴的、らしい。
常人ではできないような盗聴技術で、
業界でも評判の探偵。

ひょんな事から、
目に特徴のある女の話を聞き、
彼女に近づく。
そして、みずからの事務所にスカウトする。

探偵が企業から依頼されていた調査の間に、
殺人事件が起きてしまう。
犯人の姿は見ていないが、
音だけを聞いていた。
そして、その犯人とは?

人間は、見た目ではない、中身だ。
あったり前に思えて、
実は、逆だったり、ということがある。
そんないびつな心理を突いた、
推理小説。

事件そのものを解くことと、
作者の仕掛けを解くこと。
2重で楽しめるのも魅力。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.40:
(3pt)

設定に仕掛けられた罠

著者の作品を読むのはこれが初めて。空港の本屋で何気なく手に取って、あっさり読み終えた。手短に楽しむには良い作品だと思う。

その設定と展開は漫画のように軽く、どこか伊坂幸太郎作品に通ずるものを感じたが、他のレビュアーの意見を拝見するに、どうやら著者の作品の中では変わったタイプらしい。

ミステリー作品における騙され方は、本編とも言える事件の顛末にあるのが典型だと思うが、本書では設定に仕掛けられた罠にやられた。その(自分には)新鮮な手口に、見事な不意打ちを食らった感じ。他の方々が「ミスリード」という表現を使われているが、まさにぴったりの表現。

終盤、主人公が自尊心を説く台詞がいい。

「治るはずのものを治そうとしない人間を見るのが−諦めている人間を見るのが、俺はほんとうに哀しいんだ。俺たちは、ほんとうに哀しいんだ」
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
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No.39:
(4pt)

展開が早くあっという間に結末へ

ミステリーでありながら、人間味あふれた哀しくも暖かいストーリーでした。
人をただ『人』として見る。
見かけで判断しない普通の、
でも大切な感覚を持った優しく強い人々のヒューマンドラマだと思う。
ちょっとしたからくりというかサプライズもあり、面白かったです。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525
No.38:
(4pt)

騙されたね

道尾秀介さんの作品を今までに何冊か読んで面白かったので、何となく面白そうだと思って購入してみた。

前半を読んでいくうちに、これは特殊能力をもったSFチックな話なんだと読み進めていくと、最後には、実は…

さすが、道尾秀介さんの作品、最後まで騙された作品でした。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)Amazon書評・レビュー:片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)より
4101355525

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