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ミッキーマウスの憂鬱
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ミッキーマウスの憂鬱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 61~80 4/6ページ
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タイトルが気になって手にとってみました。 ディズニーランドの裏側の世界が見えてよかったけど、主人公が結構生意気で、そこがまた面白かったです。 ミッキーマウスはきぐるみじゃないという規則なんて本当にあるんですか・・・? 読み終わると、ディズニーランドで働きたいorディズニーランドに行きたくなります。 | ||||
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年季の入った本読みが読むものではないとか抜かしている奴はいっぺん脳みそを見てもらえ 表紙と冒頭の数ページでどんな趣旨の小説なのか予想できなかったのか 気軽に読めるわかりやすいメッセージ性の本を好む人間が、自分より劣っているなどと思うのは愚の骨頂である。 TDLに興味がない時点で読者対象外であるが、爪弾きにされるとすぐに怒りだす人がいる。 「こんな単純なもの喜びやがって」みたいなことを言う人である。 その種の人はたいていイマイチな人生を送っていていつもイライラしているせいでそうなるのだが、 そういう人間をあぶりだすのには最高の本である。 | ||||
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ディズニーランドで働く準社員を語った痛快小説。 自分のことしか考えていない役員,正社員と対立して 同僚の準社員の仲間を守る純粋で不器用な主人公。 実際どこの会社でもあるような話だけど夢を売る所での 設定が変わっていてGOOD。 最後の場面では思わず『よっしゃー』と叫んでしまった。 読後感すっきり、会社内での人間関係に疲れた時に読む元気出るかも。 | ||||
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ちょっとディズニーランド卒業しかけてるのかな…って感じの思いが、頭をかすめたなら、最高に読むのに適したタイミングと思います。現実とのギャップから、新しい希望に目覚めるまでのドラマが小気味よく描かれてて、爽快です。たっぷり楽しめました。 | ||||
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思わず自分の青年期の「痛さ」を思い出してしまった。初登場の時の主人公は、愚鈍というほかはない。ディズニーランドの表舞台で働きたかったものの、テーマショーを覚えることができないために裏方に配属されてしまう。その理由も理解できず、与えられた仕事には不平ばかり。しかも、新人の身だというのに部署や階級を越えて意見するなどの勘違い。ああ、自分にも覚えがあるある。若いというのは愚かなこと。いや、今だって同じようなものだけどね。痛みを覚えるだけに、かえって感情移入しにくかったかな。ディズニーの裏事情のトリビアを知りたいという目的で読む人もいると思うけど、要注意。書いてある情報やデータの信憑性はかなり疑わしい。この小説のディズニーランドは現実のディズニーランドとは別。なにしろ経営主体が、実在の「オリエンタルランド」ではなく、「オリエンタルワールド」だもんね。 | ||||
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とにかくおもしろかった!特にラストシーンは痛快!!でも、現実の世界では、、、もしも、もしもだよ、正社員は沼丘とか柿崎みたいな人ばっかりで、(アルバイトの純粋な心を利用して、安い時給でこき使う)ラストに中村専務が、お代官様のように出てこないんだったら、、、、ちょっと、こわいよね(^^;、と思った。私は TDR 大好きだけど、この裏舞台小説で、幻滅するどころか、ますますTDR好きになりました(^^) | ||||
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この作品はキャストの話であることが最初からわかるので、裏舞台が知りたくない人は、というよりも、経営や労働に興味がない人は、読まなきゃいいです。ある部分で、夢からの卒業を迎えた人のために書かれている小説ですから。演出された世界への夢から現実への脱却、そして新しい夢を現実の中でつかむというのがこの小説のテーマと思います。それが判らないと、なぜTDLという実名を使っているのかもわからずチンプンカンプンでしょう。ある意味、ほかの松岡さんの小説よりハードです。 | ||||
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TDLでバイトをすることになった青年の青春物語。はじめはTDLの裏側について興味をもって読んでいたのですが、気づいたら物語にはまり込んでいました。最後には感激して涙が出てきてしまいました。TDLが大好きな人も、そうでない人も是非読んでください。あなたの中の忘れかけていた純真な心がよみがえります。 | ||||
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少しも退屈することなく一気読み。たっぷり楽しめました。少し精神面も弱い立場のダンサーの女の子は、たしかに催眠の入絵由香にかぶりますね。それを助けようとする後藤君も嵯峨先生と…私は「踊る大捜査線」に似てるとは思いませんでしたが、それでも面白かったです。 | ||||
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とても面白かった。こういう小説は増えてほしいと思います。シーばかり行ってランドに最近行ってないなぁ…今度行くか。 | ||||
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これは別に「踊る」のTDL版ではありません。展開がそのように感じられる(社員との対立のくだりとか?)ところはありますが、要するに、最初のほうのレビューであったように「月9ドラマ」調ということです。そこがま、軽く読めて面白いところです。重い小説を読みたい人は、重い小説を選べばいいと思います。 | ||||
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この小説と「踊る大捜査線」の共通点を見出すのは近視眼的。「ミッキーマウスの憂鬱」の原点は同じ著者が10年前に書いた「催眠」であり、各章の進行は、「催眠」のとおり。「催眠」は映画版とは違ってカウンセリングセンターの人々を描く内容で、それをそのままTDLに移しかえたといえる。特に嵯峨=後藤、由香=恵里、朝比奈=桜木、倉石=尾野、名前は忘れたが嵯峨の友人の管理科長=笹塚で、ほかに久川、早瀬、門倉の役割の人間も、由香の詐欺事件の捜査に来た警察関係者の面子として当てはまる人間がある。つまりは、この作品はドラマ調に極度に換骨脱胎してキャラクターを設定したもので、読みやすさを追及した「催眠」と同じ人物構成になっているのだといえる。私としては、せっかくの「TDLを舞台にしたドラマ調裏物語のフィクションにおける構成」という、オリジナリティのあるアイディアを、「踊る」と共通項を見出したとする表層的な意見でテーマ性が曖昧化されるのを、少しばかり危惧するものである。「踊る」は関係なく、これは舞台を変えた「催眠(小説版)」である。 | ||||
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主人公の青春小説としても読めますが、自分としては警察の出てこない警察小説として読みました。TDLでの細かい対立の構図がひとつひとつ踊る大捜査線と一致します。つまり、準社員-社員(ノンキャリア-キャリア)、ステップ1-ステップ2(巡査-巡査部長)、キャスト-オリエンタルワールド社員(所轄-本庁)、ショークルー-パレードクルー(刑事課-生活安全課)、ランド-シー(警視庁-隣接県警)という具合です。とすると調査部は例えば公安あたりで、後藤が入る前に期待していた「夢」は正義とでもいいかえられるのではないでしょうか。ということでもし続編が出るならきっと正社員との友情と約束が生まれることでしょう。 | ||||
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ディズニーファンの私にとって、この本を知ったときは読みたくてたまりませんでした。この本を手にし、読み始めていくと、1ページ読む度に続きが気になって気になって・・・。結局、一気に読んでしまいました!!こんなに早く読めたのは、初めてかもしれません。主人公の後藤くんや他のキャストやクルーのTDLに対する思い、会社のトップ達の考えなど、読んでいるうちに自分もその場所にいるような気分になりました。本当におもしろかったです!!驚きあり、笑いあり、感動ありの作品です。私もキャストになりたくなりました☆☆☆ | ||||
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勘違いが激しく、自惚れ屋のバイトの後藤君が、ディズニーランドという全てがマニュアル化された中で孤軍奮闘し、成長して行く様は、読んでいて気持ちが良いです。又、普段目にすることの無い、舞台裏を覗く楽しみ(真偽の程は判りませんが)も在り、一気に読めます。 | ||||
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わかりやすい文体や構成で書かれた小説ではありますが、ほかの人が言うように、ディズニー好きにも面白く読めるかどうかはやや疑問かもしれません。この小説が表現したがっていることは、ディズニーランドの裏側ではなくて、アルバイトの雇い主とフリーターの感覚のギャップを認識しながら成長する青少年の話であり、多分に説教的なところが含まれています(それを面白く読ませるためにこうした題材をとっているというところでしょう)。インパークしてランドが楽しめている、それ以外の楽しみを持つ必要がないという人は、選ばなくてもよいでしょう。風変わりな読み物を好む人にこそお勧めです。私は楽しめました。あまり人混みが好きじゃないものですから。 | ||||
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巨大テーマパークでの3日間の体験で21歳の主人公は変化を遂げる。その変化とテーマパークのバックステージでの目線が実に面白くそれでいて淡々とつづられていきます。一人一人の繋がりがあるようでないようで・・・夢の世界にゲストとして入り込むかキャストとしていつづけるかの観点の違いで多分この物語の読後は違ってくる、そんな感じがしました。終盤の畳み込むようなスピードはなかなか圧巻でした。 | ||||
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21歳でフリーターの後藤大輔は、夢のある仕事がしたいからと、派遣会社を通して「東京ディズニーランド」のキャストに応募した。セリフのテストでは。とちり焦りまくり、実技のテストでは向こうから手を振るミッキーマウスに向かって、「着ぐるみだ」と言ってしまい、不採用と思っていたが、アルバイトとして採用され、パレードで演技するクルーの着替えを手伝うことに。制約も多い環境での仕事に、当初は不満で嫌気もさしていたのだが、やがて配属された部署でミッキーマウスの着ぐるみが消えてしまうという事件が起こって大騒ぎに……。 物語は、東京ディズニーランドを舞台に、そこで働く若者を描いた青春小説。「催眠」や「千里眼」を描いた松岡圭祐が、ディズニーランドの舞台裏で働く若者にスポットを当てながら、その裏側の人間ドラマを描きます。ミステリ要素もあり、ファンタジー要素もありと、舞台をディズニーランドの舞台裏とした設定も非常に良く、最初から最後まで目が離せず一気に読むことができました。ディズニーファンは勿論のこと、主人公と同世代の若者に読んでほしい作品です。 | ||||
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それぞれのキャストを務める登場人物を動かして、ずっとディズニーランドの中だけを舞台にし、あちこちの部署を巡らせて多すぎず少なすぎずの出来事とストーリー展開を与える構成は、ほんとによくできていると思います。なにより感情移入しやすく、舞台もあのディズニーランドなわけですからとても面白いバイト小説として読めます。ただし、これはちょっと大人向けでしょう。子供の夢に浸っていたいのなら、しばらくは読まなくてもいいのではと思います。少年少女が成長し、現実の社会へ足を踏み入れるきっかけに読むのにいいのではないでしょうか。大人になってからディズニーランドで遊ぶのには、なんら支障のない内容です。 | ||||
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後藤大輔、桜木由美子、藤木恵里らTDRのキャストをメインに、松岡圭祐氏のいつもどおり愛情のある暖かい視点で人間ドラマが描かれている。TDRも混んでるばかりであまり好きではなかったが、今度行ってみようという気にさせられた。描かれる事件は社会性を象徴的に構築したものであり、その慧眼に恐れ入る。娯楽小説として充分楽しめた。 | ||||
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