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ミッキーマウスの憂鬱



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【この小説が収録されている参考書籍】
ミッキーマウスの憂鬱
ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

ミッキーマウスの憂鬱の評価: 3.60/5点 レビュー 161件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 41~41 3/3ページ
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No.1:
(1pt)

正直、面白くなかったです

人の好みは千差万別とは言いますが、ここまでとは...。私は松岡 圭祐氏の小説も、ディズニーも好きですが、この本はちょっといただけない、と思いました。5回ほど読んで感じた点をいくつか。(ネタばらしにならないように気をつけつつ)1)まず、「つかみ」の為とはいえ、冒頭の入社試験(?)にはリアリティが無さすぎます。一介のバイトを採用するためにTDLを休みにして(あるいは休みの日を使って?-ちなみに実際のTDLは何年も年中無休なはずですがそれはさておき-)芝居のオーディションもどきの試験をするなど、オ社に限らず、どこの会社でも有り得ない、と思います。(これは、実際のオリエンタルランド社での人事採用の過程とは異なっているからリアリティが無い、という意味ではありません。ご注意あれ。)この時点でもう私は小説の世界に入り込む事ができず、冷めてしまいました。その後の、余りにも新人に不親切な会社や社員の姿勢にもがっかり。こんな会社、すぐつぶれてしまいますよ。2)次に、この口のきき方も知らず、勝手に現場を荒らしまくる「勘違い君」の主人公にどうしても感情移入できませんでした。松岡氏には、破天荒な主人公が体制側に向かっていく痛快な小説がありますが、この『ミッキー~』の主人公はただただ傍若無人で、逆に不快さを感じました。メソメソするばかりのヒロインも同様。3)さらには、(ストーリーの核ともいうべき)会社全体を、そしてひいては日本国家をも揺るがしかねない大事件が、結局謎が謎を呼ぶと言うような展開にならないことも不満でした。(すいません曖昧な表現で。ネタばらしにならないためです。察して下さい)いろいろ書きましたが、クライマックスとエンディングは痛快だったと思います。最後に、私自身の好みからすると、TDRをつぶそうとする体制側に、それを阻止せんとするキャスト、みたいな大風呂敷的スケールの話の方が、この作者には合ってるのかなあ、と感じました。
ミッキーマウスの憂鬱Amazon書評・レビュー:ミッキーマウスの憂鬱より
4104751014

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