■スポンサードリンク
孤虫症孤虫症孤虫症孤虫症孤虫症孤虫症孤虫症孤虫症孤虫症
孤虫症
孤虫症
孤虫症
孤虫症
孤虫症
孤虫症
孤虫症
孤虫症
孤虫症
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
孤虫症の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
独特な世界観は、のめり込むには少し物足らず、トータルでは魅力的な内容の割に読了感はイマイチでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
en-taxi最新号での真梨氏と西村賢太氏の対談がめっちゃ面白く、未読だった真梨さんの本を買ってみました。いやもう、ぶっ飛びました。確かにミステリーとしては3章以降の展開が破綻していますが(乱歩賞落選もやむなし)、前半から中盤の、二人の娘と母親の三人家族の造形が、もの凄くエグく且つリアルで、これだけで読む価値あり。他の作も読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人鬼フジコの衝動を読んでから、気になり読んでみました。どうなるのかドキドキして読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真梨幸子の恐ろしいデビュー作。 「殺人鬼フジコの衝動」で真梨氏を知ったが、やはりデビュー戦から異常ともいえるほどの、読者を得体の知れぬ恐怖に陥れる策を彼女は既に持ち合わせていたようだ。 作品が恐ろしいことより、こういった真実味ある恐怖を思い付ける、その事がなによりも恐ろしい。 他の評価の通り、後半は確かに失速していた感がある。物語があまりにもジェットコースター化してしまった。 ただ、読後長い間、身震いさえする恐怖、抜け殻になってしまうような気味悪さを感じさせてくれる作家はそういないと思う。 まあそれにしても恐ろしい事は、孤虫症という病気が実際に存在するということだ。生々しい女の憎悪や嫉妬より、なによりの衝撃だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真梨さんは、いつもドロドロ ドキドキ ハラハラが期待通りで読み終わると、どっと疲れが出て それが病みつきになります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
赤星 香一郎の虫とりのうたと並ぶメフィスト賞虫系作品である。ま、そんな括り方だれもしないが・・・。 物質的に満たされたタワーマンションを舞台に性行為によって感染する寄生虫の恐怖を描いているが、何となく初期のカナダ時代の「シーバース」「ラビット」のデビッドクローネンバーグ作品を思い起こす世界観だが、バイオホラーで終わるのかと思いきや、きっちりと折原一作品でよくありがちなプロットのミステリー要素まで盛り込んであるのが凄い。それだけだとよくあるB級作品に終わってしまうが、女性作家ならではの生々しい性描写やドロドロの女性の内面描写を独特の苛立つような文体で描写されており、読んでいると尻の穴がムズムズしてくるような不快感が堪能できる作品。読み始めると止まらなくなるのは確実で、メフィスト賞受賞作としては個人的にはかなり面白く読めた。その後のブレイクも納得の才気あふれるデビュー作である。ラストのカタストロィを予感させる印象的な幕切れである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中で容易に結末が想像ついてしまった。 孤虫症のタイトルなのに、孤虫症でないところがなんとも残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
章立て構造の意味とか、エログロナンセンスはなかなかすばらしいと思う。 ただ、最後の部分で真相が明らかになるけど、人物に一気に語らせてしまっているのが残念。できれば、描写でやってほしかったところ これは「フジコ」と共通してるけど、読む人を選びますね。 それから、一気読みの本です。 科学的考証はいまいちだけど、男女の交渉のほうはリアルですね(笑)私の中で作者さんは変態認定されましたね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グロい内容が含まれているので、読むのを止めようと思うのだが、一方でもっと読みたい自分もいて結局ノンストップで読破した。デビュー作だけあって、ちょっと甘い部分もあるが面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終盤にさしかかるまでは 文句なしにおもしろくて 時間が経つのも忘れて夢中で読みました。 が、最後の最後でバタバタと。 時間が足りなくなったドラマの最終回みたいに。 え!?これで終わり!?嘘でしょ!? っていうラストでした。 ページ数がたりなかったんですかね… もったいないなぁ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
孤虫症というまれな寄生虫をモチーフにしたサスペンス. 高層マンションで専業主婦をしている姉と 仕事をしていて結婚したばかりの妹の2人を軸に物語は進む. 徐々にメンヘル的な要素が前面に出てきて, 姉妹の恵まれない生い立ちが描かれるにつれ,サイコものっぽい雰囲気になるが, ラストには思いがけない真相と,孤虫症の顛末が明らかになる. このサイコスリラーから,正統派ミステリーあるいは医学ミステリーへの急展開が見事で 登場人物の内面世界の気味の悪さだけでない,不思議がリアリティが感じられる読後感. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語4分の3までは非常に面白くどんどん読めてしまう。特に不気味さは感じなかった。しかし・・・ さあ、これから、というところであっけないラストを迎えてしまう。これだけ読者をひきつけておいて、あの結末はないだろう。 不倫、虐待、殺人、変死、日常の中の不道徳をこれでもかと見せつけたあげく、広げすぎたストーリーをどう終結させるかで、無理やりこじつけた感は否めない。最後の最後に登場した人物によって、あっけなく謎解きが行なわれてしまうという展開は許せない。解釈不能な部分も多く、あれ?あの人は結局どうなったんだ?というスッキリしない感覚だけが残った。 読もうかどうか迷っているなら、読まなくても損はしないと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
郊外のタワーマンションに住む主婦の真っ黒くろ黒な日記?手記?から物語が始まります。ページからあふれんばかりの負の心に息もつかずに読み進むと,闇から闇がどんどん立ち上がります。 ラストへ駆け抜ける爽快感がありますが,なにぶん処女作,それはないでしょうなところもいろいろあります。それでもなお,魅力ある1冊です。 幸せな世界に住んでいて,大概近所の人とは笑顔で挨拶を交わし,家族と大きな問題なく過ごしていると感じている女性が日常にキックを求めるときこの小説がお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
気持ち悪い内容なのに良い意味で騙されて気持ちいい作品です 過激な描写がかなりありますが是非読んでいただきたい作品です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3章からなるお話。1章の主人公は、平凡な主婦である麻美。この麻美の一人称語りが読んでいて、中々イライラさせてくれる。高級マンションに住み、頭の良い娘に気をつかい一流企業に勤める夫との3人家族。自分で自分を「中々の人生の勝ち組」だと言いながらも1週間に、3人の男とセックスをすることを決めている女。だけど、何処かがおかしい。何かがおかしいのが、わからないから読んでいて気持ち悪い。第2章からは、麻美の妹の視点での話。脇にいた妹が軸になり、そこからストーリーは思いがけない方向へと繋がって行く。第3章では、妹と麻美の夫である義兄が軸になる。ここで又、展開が変化して行く。全体的に「虫」というものがネックになっていてそこに色々な人間の感情が混ざり本当に、気分が悪くなるような話である。だけど、何故かイライラしながらも読み進んでしまう。胸に澱のようなものがつっかえているような気分なのに不思議に読むのをやめられない。この気持ちの悪さが何なのか、読み終わった後もわからないけど一つ思うのは、この本の核である寄生虫よりも人間に嫉妬や妬み、そねみ…そういう物の方がずっと奥深くて怖い。デビュー作だということで、文章の拙さや展開の強引さ、エロ・グロで悪趣味…など突っ込み所は色々あれど、読み終えると以外と印象深い作品になった。こういう本は、レビューに困る。自分でも何が言いたいのかわからない(笑”面白かった?”と人に聞かれたら、正直「否」なのだけど”イライラ・ゾワゾワするから読んでみて”とススメてみたい、不思議な本である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新築マンション内における女同士の情念が絡んだミステリーだ。 しかし、女性作家ならではの女たちの内面描写はすごい。 男には推し量ることのできない世界で、唖然としてしまった。 別に虫の話は必要ないのでは、と読み終えて思ってしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「孤虫症」って実際にある症例なのだそうです。 ただし、世界で14例、うち日本で6例が確認されたのみですが。 本作品は第32回メフィスト賞(2005年)を受賞した作品です。 体内を這う虫という、ホラー的要素が前面に押し出されていますが、 物語後半は失踪した女性を巡るミステリとして展開していきます。 ただし、結末はちょっと唐突だったような気がしました。 驚きの結末ということではなかったように思います。 でも、異色のメフィスト賞作品として、 一読の価値はあると感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
綺麗なコスモスのカバーですが、中味はかなりキモい! 謎の寄生虫に蝕まれた人々の話ですが、あまりにリアルすぎて、お腹がいたくなる。 しかし、一番キモいのは、その人間関係。 仲良さそうな親子、姉妹、近所の奥さん。 でも、その裏側は嫉妬と猜疑心がとぐろを巻いている…。 その黒い感情こそが、寄生虫そのものなのかもしれない。 冒頭はホラー、中盤からミステリ的な展開で、とにかく一気読みでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひとつ、ひとつの事件の関連性、 女の壊れ具合 ラストへ向けての展開。 久々に「やられた!!」って思った。 登場人物の女、全員がなんかセックスに異様に執着してるので 世の中の妙齢の女性は、実はみんなそうなの?って 若干、疎外感を感じたけど。 そのセックスへの執着も病的で 周りが見えなくなっていく様も病的で 周り自体も病的で この「やられた!」感は、かなり気持ちいい。 詳しく書けないのですよ。ああ歯がゆい。 話は、暗いです。鬱々してます。 オススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スピード感ある展開、分かり易い気持ち悪さ(体の中を表面を、ウニョ~っとした虫に侵される)、しつこすぎない性描写。一気にサラサラサラッと読めた。ホラー系と言うよりは、心理サスペンスに近い(と思う)。容易に「濃く」なり過ぎる要素を持つ材料を、程よく薄味にした上で、満足感はちゃんと与えてくれた感じ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!