首無の如き祟るもの

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評判

首無の如き祟るものの評価:

3.66/5点 レビュー 64件。 S ランク

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平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全107件 61〜80 4/6ページ
No.47
(5pt)

まじで、トイレに夜行けません

三津田さんの作品は、これで三作目だが。前によんだ「凶鳥の如き」がそれほどでもなかったので、本作もそれほどではないだろうと高をくくっていたが。とんでもない。いつものごとく、犯人は、人間だけれども。最後まで読むと、結局はやっぱり「祟り」だ。となってしまう。
今回は、男装の美女が登場するのだが。もし、映画かTVドラマでやるとしたら、是非「瀬斗光黄」に長寿郎をやって欲しい。今回、刀城言耶はゲスト出演程度だが。キャストとしては、稲垣吾郎だろう。本当に「マジコワ」。(笑)
夜の描写が凄い。本当の闇の恐さ。そして、生首の怨霊。そこにからむ、男装の美女。耽美と超自然現象が入り混じって、そこに本格推理が入りこむ。出色の出来。興味本位で読んではならない。恐がりの人は、絶対読むべきじゃない。今回の主人公の斧高みたいに夜トイレに行けなくなる。
根性のある人は、読むことをおすすめする。とにかく、巧妙、幻妙。 う〜ん、凄い。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.46
(5pt)

まじで、トイレに夜行けません

三津田さんの作品は、これで三作目だが。前によんだ「凶鳥の如き」がそれほどでもなかったので、本作もそれほどではないだろうと高をくくっていたが。とんでもない。いつものごとく、犯人は、人間だけれども。最後まで読むと、結局はやっぱり「祟り」だ。となってしまう。
今回は、男装の美女が登場するのだが。もし、映画かTVドラマでやるとしたら、是非「瀬斗光黄」に長寿郎をやって欲しい。今回、刀城言耶はゲスト出演程度だが。キャストとしては、稲垣吾郎だろう。本当に「マジコワ」。(笑)
夜の描写が凄い。本当の闇の恐さ。そして、生首の怨霊。そこにからむ、男装の美女。耽美と超自然現象が入り混じって、そこに本格推理が入りこむ。出色の出来。興味本位で読んではならない。恐がりの人は、絶対読むべきじゃない。今回の主人公の斧高みたいに夜トイレに行けなくなる。
根性のある人は、読むことをおすすめする。とにかく、巧妙、幻妙。 う〜ん、凄い。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.45
(4pt)

面白かった

本作品は、三津田信三氏の他作品のレビューで絶賛されていたので、興味を持って読ませていただきました。
推理小説に登場するひとつのお約束である首なし殺人の理由付けに対し、全く別の視点から構成されており、そこに作者の力量を感じます。
また、最後の謎解きで、それまで読みながら違和感を覚えた内容(ネタばれの恐れがありますので、具体的には言いません)につき、なるほどと思わせる組み立てには感心しました。

あえて難をいえば、終盤2転3転する内容に関してはやり過ぎの感があり、特にそれまでの謎解きをひっくり返すかと思いきや、やっぱりそうじゃないとする展開に関しては本当に必要だったのかと疑問を生じます。
このくだりを入れた作者の意図が見えませんが、全体を通してのプロットが見事だったので、ひょっとすると私の理解を超えたところで答えがあるのではないかと逆に考えさせられました。
いづれにせよ、ホラー的な要素を謎解きで排除しておきながら、最後に無理やりホラー小説にもって行った感がぬぐえないため、星4つとしました。

ただ、純粋に本格?ミステリーとしても完成度は高く、面白い作品であることは間違いないと思います。
コアなミステリーファンから一般的な読書好きの方まで幅広い方にお勧め致します。

ところで余談になりますが、最近の小説全てに言えることですが、登場人物の名前付けに関して、もう少し簡単にできないものでしょうか?
いくら理由があるにせよ、「斧」は「オノ」としか読めず、途中から「オノ」と読むことにしましたが、忘れたころに別のルビが入るため意識が読み方に行ってしまい、作品への没入感を阻害されました。
もし、犯人と同姓同名の方に対する配慮から自主規制している等のつまらない理由であればとても残念です。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.44
(4pt)

面白かった

本作品は、三津田信三氏の他作品のレビューで絶賛されていたので、興味を持って読ませていただきました。
推理小説に登場するひとつのお約束である首なし殺人の理由付けに対し、全く別の視点から構成されており、そこに作者の力量を感じます。
また、最後の謎解きで、それまで読みながら違和感を覚えた内容(ネタばれの恐れがありますので、具体的には言いません)につき、なるほどと思わせる組み立てには感心しました。

あえて難をいえば、終盤2転3転する内容に関してはやり過ぎの感があり、特にそれまでの謎解きをひっくり返すかと思いきや、やっぱりそうじゃないとする展開に関しては本当に必要だったのかと疑問を生じます。
このくだりを入れた作者の意図が見えませんが、全体を通してのプロットが見事だったので、ひょっとすると私の理解を超えたところで答えがあるのではないかと逆に考えさせられました。
いづれにせよ、ホラー的な要素を謎解きで排除しておきながら、最後に無理やりホラー小説にもって行った感がぬぐえないため、星4つとしました。

ただ、純粋に本格?ミステリーとしても完成度は高く、面白い作品であることは間違いないと思います。
コアなミステリーファンから一般的な読書好きの方まで幅広い方にお勧め致します。

ところで余談になりますが、最近の小説全てに言えることですが、登場人物の名前付けに関して、もう少し簡単にできないものでしょうか?
いくら理由があるにせよ、「斧」は「オノ」としか読めず、途中から「オノ」と読むことにしましたが、忘れたころに別のルビが入るため意識が読み方に行ってしまい、作品への没入感を阻害されました。
もし、犯人と同姓同名の方に対する配慮から自主規制している等のつまらない理由であればとても残念です。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.43
(5pt)

物の怪のしわざ

秘境のような田舎。その土地で伝承されてる怪異現象。それだけで恐い。時代錯誤します。
妖怪ものを読んでるような感じがします。
怒涛の謎解きは圧巻でミステリー小説に引き戻されてほっとしていると最後に自分が物語の中に入り込んでしまった感覚におちいります。
ゾクゾク
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.42
(5pt)

物の怪のしわざ

秘境のような田舎。その土地で伝承されてる怪異現象。それだけで恐い。時代錯誤します。
妖怪ものを読んでるような感じがします。
怒涛の謎解きは圧巻でミステリー小説に引き戻されてほっとしていると最後に自分が物語の中に入り込んでしまった感覚におちいります。
ゾクゾク
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.41
(5pt)

ミステリ的趣向がわかる人にはおすすめ

冒頭、閇美山犹稔の著作『童唄が秘める隠された伝承』からの引用だという童歌の歌詞が掲載され、巻末の参考文献リストにも『童唄が秘める隠された伝承』が記載されている。
しかし、閇美山犹稔は、作者の別の作品に登場する架空の人物であって、書籍も架空の存在である。
この『首無の如き祟るもの』の本文にあたる小説を書いたとされる作者も、掲載されたという雑誌も、すべて架空の存在である。
こうした、何重にも仕組まれた虚構性こそが、この作品の読みどころであって、「怖くない。おどろおどろしさもない。」とは見当外れの批判でしかないし、横溝正史の作品と比較するのも間違っていると思う。
横溝正史かと思ったら安部公房の『箱男』みたいなメタフィクション系の作品じゃないか!
と驚いてこそ、作者の仕掛けたサプライズを楽しんだと言えるだろうか。
作者が企図したミステリ的趣向がわかる人なら、後半の展開は非常に面白く読めるだろう。
そうでない人は…ラノベでも読んでてください。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.40
(5pt)

ミステリ的趣向がわかる人にはおすすめ

冒頭、閇美山犹稔の著作『童唄が秘める隠された伝承』からの引用だという童歌の歌詞が掲載され、巻末の参考文献リストにも『童唄が秘める隠された伝承』が記載されている。
しかし、閇美山犹稔は、作者の別の作品に登場する架空の人物であって、書籍も架空の存在である。
この『首無の如き祟るもの』の本文にあたる小説を書いたとされる作者も、掲載されたという雑誌も、すべて架空の存在である。
こうした、何重にも仕組まれた虚構性こそが、この作品の読みどころであって、「怖くない。おどろおどろしさもない。」とは見当外れの批判でしかないし、横溝正史の作品と比較するのも間違っていると思う。
横溝正史かと思ったら安部公房の『箱男』みたいなメタフィクション系の作品じゃないか!
と驚いてこそ、作者の仕掛けたサプライズを楽しんだと言えるだろうか。
作者が企図したミステリ的趣向がわかる人なら、後半の展開は非常に面白く読めるだろう。
そうでない人は…ラノベでも読んでてください。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.39
(1pt)

まあまあ

嫌いではないが、これといった盛り上がりがないのが欠点。
一言で言うと怖くない。
おどろおどろしさもない。
トリックはまあミステリを読みなれた読者にはある程度
想像がつくものです。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.38
(1pt)

まあまあ

嫌いではないが、これといった盛り上がりがないのが欠点。
一言で言うと怖くない。
おどろおどろしさもない。
トリックはまあミステリを読みなれた読者にはある程度
想像がつくものです。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.37
(3pt)

横溝正史へのオマージュ

横溝正史や江戸川乱歩へのオマージュっぽいシーンが
あちこちに鏤められてます。
こちらは犬神家ならぬ、一守(いちがみ)家ですが。
獄門島や八つ墓村、乱歩の黒蜥蜴等も。

雰囲気や舞台設定、一族への祟りと、本家と分家の確執等、
横溝正史なんかが好きな人なら興味深く読めると思います。

首なし屍体というオーソドックスな設定ながら
上手に処理してると思います。

ただ、若干冗長な部分や、間延びした途中が気になります。
それと最後のクライマックスはちょっと小粒かな。
よく考えられてるとは思いますけどね。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.36
(3pt)

横溝正史へのオマージュ

横溝正史や江戸川乱歩へのオマージュっぽいシーンが
あちこちに鏤められてます。
こちらは犬神家ならぬ、一守(いちがみ)家ですが。
獄門島や八つ墓村、乱歩の黒蜥蜴等も。

雰囲気や舞台設定、一族への祟りと、本家と分家の確執等、
横溝正史なんかが好きな人なら興味深く読めると思います。

首なし屍体というオーソドックスな設定ながら
上手に処理してると思います。

ただ、若干冗長な部分や、間延びした途中が気になります。
それと最後のクライマックスはちょっと小粒かな。
よく考えられてるとは思いますけどね。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.35
(1pt)

乱歩や正史の偉大さを再確認

横溝正史を思わせる発端の思わせ振りな文章に惹かれ購入しましたが、
はっきり言って期待は大きく裏切られました。
最大の問題点は、作者が小説家として未熟で、折角の面白い素材なのに
構成力と描写力が未熟な為、「小説」としてちっとも面白く無い事です。
伏線の貼り方の殆どが、いわゆる「伏線の為の伏線」でしか無いため、
事件解決の場面でのカタルシスというものが全く無く、「そう言えばそうか」程度の
作者の頭の中だけで通用する伏線を、ただ淡々と説明していく事に終始し、
白けること夥しいものがあります。これを読むと横溝正史や江戸川乱歩が、
いかに巧みに読者の気を引く文章や構成に心を砕いたかが改めて実感され、
「小説家」としての乱歩や正史の偉大さを改めて思い知られました。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.34
(1pt)

乱歩や正史の偉大さを再確認

横溝正史を思わせる発端の思わせ振りな文章に惹かれ購入しましたが、
はっきり言って期待は大きく裏切られました。
最大の問題点は、作者が小説家として未熟で、折角の面白い素材なのに
構成力と描写力が未熟な為、「小説」としてちっとも面白く無い事です。
伏線の貼り方の殆どが、いわゆる「伏線の為の伏線」でしか無いため、
事件解決の場面でのカタルシスというものが全く無く、「そう言えばそうか」程度の
作者の頭の中だけで通用する伏線を、ただ淡々と説明していく事に終始し、
白けること夥しいものがあります。これを読むと横溝正史や江戸川乱歩が、
いかに巧みに読者の気を引く文章や構成に心を砕いたかが改めて実感され、
「小説家」としての乱歩や正史の偉大さを改めて思い知られました。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.33
(4pt)

幾重にも重ねられた、巧緻なカモフラージュ

著者の本は初めてだが、純粋に小説として大変面白かったと思う。

物語は、嘗て媛首村に住んでいた作家が、当時に起きた未解決の殺人事件を振り返り、当時の資料を元に物語として再構成した者として語られる。
その為、綾辻行人の「迷路館の殺人」の様に、本作には「謎」として、この作品内の作家が書いた「媛首村殺人事件」の『作中内の解決』と、それを越えた『作品外の解決』の二つの解決が求められる二重構造の作品になっている。
この作品の凄い所は、この二重構造が単なる一つの壁で隔てられていうのではなく、この二つの層の間に幾つもの幕を張りながら真実を偽装している所であり、一筋縄ではいかない結末になっている。

更に、結末で真実が暴かれた後も、物語は異様な展開に進展し、なんともいえない結末を迎える。

正直、個人的な事をいえばオカルト全開の作品はあまり好きでは無い為、自分としてはこの結末は推理小説としては「ギリギリアウト」で認めたくない作品であるが、横溝正史的な余韻を残した薄暗い結末は好む人も多いだろうし、その様な結末が容認できるなら本作を十分に面白いと思う。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.32
(4pt)

幾重にも重ねられた、巧緻なカモフラージュ

著者の本は初めてだが、純粋に小説として大変面白かったと思う。

物語は、嘗て媛首村に住んでいた作家が、当時に起きた未解決の殺人事件を振り返り、当時の資料を元に物語として再構成した者として語られる。
その為、綾辻行人の「迷路館の殺人」の様に、本作には「謎」として、この作品内の作家が書いた「媛首村殺人事件」の『作中内の解決』と、それを越えた『作品外の解決』の二つの解決が求められる二重構造の作品になっている。
この作品の凄い所は、この二重構造が単なる一つの壁で隔てられていうのではなく、この二つの層の間に幾つもの幕を張りながら真実を偽装している所であり、一筋縄ではいかない結末になっている。

更に、結末で真実が暴かれた後も、物語は異様な展開に進展し、なんともいえない結末を迎える。

正直、個人的な事をいえばオカルト全開の作品はあまり好きでは無い為、自分としてはこの結末は推理小説としては「ギリギリアウト」で認めたくない作品であるが、横溝正史的な余韻を残した薄暗い結末は好む人も多いだろうし、その様な結末が容認できるなら本作を十分に面白いと思う。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.31
(4pt)

サービスサービスぅ!

必ずしも古典的本格作品とは言えない作品である一方、本格推理ファンのつぼをくすぐるネタはそれこそ満載で、あざとさすら感じます。ほとんどやりすぎ。
古典的本格部分のメイントリックはわりとあっさりしているのですが、「信頼できない語り手」を自然に用意した上で、これでもかと何層ものメタ記述を重ねて真相を隠蔽しているやり方は秀逸。それでいて記述もなかなかフェア。サービスといえば、「厭魅」読者がにやりとする場面もあります。
京極的題材を扱っているにしては文体がちょっと軽いのと、狙い過ぎな(笑)感じがするのとで一つ星を引いときます。
しかしねえ、「減門七味」の『猫婆』ってねえ、猫好きで有名な加門七海のファンよ怒るべし(笑)
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.30
(4pt)

サービスサービスぅ!

必ずしも古典的本格作品とは言えない作品である一方、本格推理ファンのつぼをくすぐるネタはそれこそ満載で、あざとさすら感じます。ほとんどやりすぎ。
古典的本格部分のメイントリックはわりとあっさりしているのですが、「信頼できない語り手」を自然に用意した上で、これでもかと何層ものメタ記述を重ねて真相を隠蔽しているやり方は秀逸。それでいて記述もなかなかフェア。サービスといえば、「厭魅」読者がにやりとする場面もあります。
京極的題材を扱っているにしては文体がちょっと軽いのと、狙い過ぎな(笑)感じがするのとで一つ星を引いときます。
しかしねえ、「減門七味」の『猫婆』ってねえ、猫好きで有名な加門七海のファンよ怒るべし(笑)
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450
No.29
(3pt)

謎解きフェチのための専門図書

 読者を選ぶ作品です。解説の柄刀一などは大絶賛です。でも、密室殺人のトリックや容疑者の犯行時間とアリバイとかに夢中になれる謎解きフェチの人でないと楽しめません。更に、横溝正史ラブ、江戸川乱歩ラブの人なら大満足でしょう。地名や人名にそういう香りがぷんぷんします。
 殺人や死体解体についての物理的なリアリティーより、密室性の穴とか首無し死体は本当は誰?とかの謎解きが好きな人向けです。
 私のような一般読者にすると、変な構造の建物の説明とか、三重四重の密室とか書かれた段階でげんなりしました。すみません、間違ったお店に入っちゃいました…みたいな。終盤、疑問点を20以上整理されたところでは、無視して読むスピードを加速させました。
 トリック好き以外の皆さん、私のようにうかつに足を踏み入れてはなりません。通の人、上級者のための専門図書です。
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)より
4562040718
No.28
(3pt)

謎解きフェチのための専門図書

 読者を選ぶ作品です。解説の柄刀一などは大絶賛です。でも、密室殺人のトリックや容疑者の犯行時間とアリバイとかに夢中になれる謎解きフェチの人でないと楽しめません。更に、横溝正史ラブ、江戸川乱歩ラブの人なら大満足でしょう。地名や人名にそういう香りがぷんぷんします。
 殺人や死体解体についての物理的なリアリティーより、密室性の穴とか首無し死体は本当は誰?とかの謎解きが好きな人向けです。
 私のような一般読者にすると、変な構造の建物の説明とか、三重四重の密室とか書かれた段階でげんなりしました。すみません、間違ったお店に入っちゃいました…みたいな。終盤、疑問点を20以上整理されたところでは、無視して読むスピードを加速させました。
 トリック好き以外の皆さん、私のようにうかつに足を踏み入れてはなりません。通の人、上級者のための専門図書です。
首無の如き祟るもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 首無の如き祟るもの (講談社文庫)より
4062766450