首無の如き祟るもの
評判
首無の如き祟るものの評価:
3.66/5点 レビュー 64件。 S ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1〜14 1/1ページ
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首無の如き祟るものの評価:
3.66/5点 レビュー 64件。 S ランク
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「厭魅の如き憑くもの」「首無の如き祟るもの」を読みました。が、どちらもピンときませんでした。
※江戸川乱歩・横溝正史的な世界観は好きです。
・物語にかかわらない登場人物が無駄に多く感じる
・世界観や人物像があまりに人工的(人名や地名も含め)。民俗学が好きな身からすると、狙いすぎていて逆に冷める
・(上とも共通しますが)伝承をやたら詳しく語る割に、さほど物語に関係ないことが多い。おどろおどろしくするための舞台装置感がぬぐえない
・心情描写にムラがある。長寿郎が死んだときに斧高がさほどショックを受けなかったり。恐怖描写だけ細かく、他が抜けているような印象
・好みの問題ですが、ホラー風味のミステリとして読んでいるので、謎を説明しきらないところがもやもやする。「そこオカルトで終わらすんかい!」という感情。男にも女にも見える訪問者の件、冒頭から解明を楽しみにしていたのでオカルトで終わって拍子抜け
・しかもオカルトとしての一貫性がない。岩槻の件やラストも淡首様の仕業なのはわかるが、そこまで人間の行動に通じているならなんでこれまで毬子を放置していたんだろう。というか淡首様が毬子を殺す理由ってあったっけ?
・ハウダニットの真相が雑すぎる。首無しにみえた理由、「これ頭巾じゃね? いやまさかそんなオチじゃないよね」と思っていたら本当にそうだったのでずっこけた
・ホワイダニットの要素も弱く感じる。特に1つ目の殺人については「あ、それでいいの?」という感じ
・「驚くべき真相が明らかに!」というバラエティー番組の予告CMみたいな文章がくどい
・毎回うっすら「こういう真相かな」と思っているのが大体真相に近いので、謎解きパートでそんなに意外性がない(今回は双子の入れ替わり&蘭子と毬子の入れ替わりとか)。その上ハウダニットの詳細があまり納得いかないので、「ああそう」という感想で終わる
全体的にミステリの技巧として鮮やかだとは思いつつ、クライマックスでもちっともわくわくできませんでした。唯一、語り手が変わっていたところだけはドキドキしました。
でもミステリとして高評価なのはわかるので、星3つ。