厭魅の如き憑くもの

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評判

厭魅の如き憑くものの評価:

3.60/5点 レビュー 50件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全94件 61〜80 4/5ページ
No.34
(5pt)

京極夏彦的なイメージしてたら、まったく違った。

時代背景といい、日本の神秘現象のダーク部分を用いる作風といい、
読む前は京極夏彦氏のような雰囲気をイメージしていました。
ところがまったく違った。
醸し出す雰囲気も世界観も、全然違いました。

本書のウリでもあるホラーミステリーの方向性は、
見えないもの、未知のモノ、得体の知れない何か、
そういう何かの持つ怖さ・・・。
人間らしさが無い自然の持つ畏怖を、表現していると思います。

ミステリ小説らしい謎解きよりも、日本の古来より伝わる呪術的な神秘を
堪能するための作品に仕上がってると思います。

逆を言えば、ミステリらしさ、ミステリとしての腑に落ち方、そういう部分を
最重要視する方にはちょっと物足りない部分はあるかも知れません。

いにしえの和の暗黒ホラー。
人間の恨み辛みの幽霊的なホラーなど消飛ぶような、
人知を超えた怖さ。
人間的感情が見えないゆえに、返って怖さが増す感じがありました。

ミステリの要素としては、けっこう伏線張りまくりで、
探偵モノとして読んでもなかなか楽しめるのではないでしょうか。
でも、読んで論理的に解決できるものではないですね。
著者の解説が最後にありますが、それを読まないとほぼ分からない。

自分は、ミステリとしても楽しめたし、物語として堪能できた上に、
色々な博学的な知識の洪水を浴びることが出来て大満足。
よって星5つ。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.33
(4pt)

見事な本格ミステリーです

三津田信三の遅れてきた読者です。今さらながら、この刀城言耶シリーズ、1作目から読むことにした。

読後、完全にしてやられた感があった。これは見事な本格ミステリーなのだ。
因習深い村を背景に、その因習に因んだ連続殺人が起き・・・という物語に新味はない。
文章もなんか読みにくい。恐怖の描写もさほどでもない。で、何かイマイチだなあと、油断して読んでいたら・・・。
これ以上は何を書いてもネタバレになってしまいそうで書けないが、最後の二転三転する謎解きも結構見事。
すっかり騙された読者になってしまったが、それも楽しい。それだけ周到に練られた本格ミステリーだということだから。

横溝正史的なものを期待すると、肩すかしをくうと思う。僻村の因習を扱っていても、あの生々しいリアリティはない。
ホラー的な部分も、さほど怖くない(表紙のイラストほどは。しかしこのシリーズの表紙は怖いなー。素晴らしい)。
京極堂モノの狂気をはらんだ怖さとか、坂東眞砂子の描く因習の禍々しさもない。
ホラー+ミステリーというが、ホラーは手段というか道具立てに過ぎない感じだ。この一作目に関する限りは。
ただ、民俗学的な部分は、けっこう書き込まれていて、ここは興味深く、読みごたえもあって面白かった。

真逆の感想を持たれる方も多いようで、しかし、ということは、多くの読者を楽しませることができるということでもある。
とにかく、個人的には本格ミステリーとして非常に良い出来だと思った。シリーズを次から読んでいくのが楽しみである。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.32
(4pt)

見事な本格ミステリーです

三津田信三の遅れてきた読者です。今さらながら、この刀城言耶シリーズ、1作目から読むことにした。

読後、完全にしてやられた感があった。これは見事な本格ミステリーなのだ。
因習深い村を背景に、その因習に因んだ連続殺人が起き・・・という物語に新味はない。
文章もなんか読みにくい。恐怖の描写もさほどでもない。で、何かイマイチだなあと、油断して読んでいたら・・・。
これ以上は何を書いてもネタバレになってしまいそうで書けないが、最後の二転三転する謎解きも結構見事。
すっかり騙された読者になってしまったが、それも楽しい。それだけ周到に練られた本格ミステリーだということだから。

横溝正史的なものを期待すると、肩すかしをくうと思う。僻村の因習を扱っていても、あの生々しいリアリティはない。
ホラー的な部分も、さほど怖くない(表紙のイラストほどは。しかしこのシリーズの表紙は怖いなー。素晴らしい)。
京極堂モノの狂気をはらんだ怖さとか、坂東眞砂子の描く因習の禍々しさもない。
ホラー+ミステリーというが、ホラーは手段というか道具立てに過ぎない感じだ。この一作目に関する限りは。
ただ、民俗学的な部分は、けっこう書き込まれていて、ここは興味深く、読みごたえもあって面白かった。

真逆の感想を持たれる方も多いようで、しかし、ということは、多くの読者を楽しませることができるということでもある。
とにかく、個人的には本格ミステリーとして非常に良い出来だと思った。シリーズを次から読んでいくのが楽しみである。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.31
(5pt)

田舎ミステリ好きにはおすすめ

序盤は地の文だらけの説明が続き退屈ですが、そこを抜ければ薄暗く不気味な雰囲気を醸し出す作品世界へと入っていけるでしょう。戦後しばらくという煤けた時代設定が、なによりのツボでした。

 2転、3転する結末は、どれでもいけそうな仕掛けで最後まで飽きずに楽しめました。田舎の伝奇風ミステリが好きな私には大満足の一冊です。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.30
(5pt)

田舎ミステリ好きにはおすすめ

序盤は地の文だらけの説明が続き退屈ですが、そこを抜ければ薄暗く不気味な雰囲気を醸し出す作品世界へと入っていけるでしょう。戦後しばらくという煤けた時代設定が、なによりのツボでした。

 2転、3転する結末は、どれでもいけそうな仕掛けで最後まで飽きずに楽しめました。田舎の伝奇風ミステリが好きな私には大満足の一冊です。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.29
(5pt)

三津田さん本領発揮

舞台は昭和30年代!閉鎖的な村、代々受け継がれるオカルティックな因習、すげえ多い登場人物、これがなきゃの家系図に地図に間取り図!!
いやあ楽しかった〜

家三部作を読んで「もっと書ける人なのに」とがっかり思い
三津田シリーズを読んで「○○はもう嫌…割り切れたミステリーが読みたい…」と思ってた私からすると、
いやあミステリとホラーの融合、面白かったー

既刊がまだまだあるみたいで嬉しいなあ。
買い決定。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.28
(5pt)

三津田さん本領発揮

舞台は昭和30年代!閉鎖的な村、代々受け継がれるオカルティックな因習、すげえ多い登場人物、これがなきゃの家系図に地図に間取り図!!
いやあ楽しかった〜

家三部作を読んで「もっと書ける人なのに」とがっかり思い
三津田シリーズを読んで「○○はもう嫌…割り切れたミステリーが読みたい…」と思ってた私からすると、
いやあミステリとホラーの融合、面白かったー

既刊がまだまだあるみたいで嬉しいなあ。
買い決定。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.27
(5pt)

刀城言耶シリーズの記念すべき第一作。

刀城言耶シリーズの記念すべき第一作。本格推理が混沌とした不可解な状況を理性によって解体して秩序の中に組み込む(解決する)のだとすると、むしろホラーはその正反対で、これら二つがどっちつかずの状態で存在しているのがこのシリーズ。怪異が実在「しうる」ムラの中で連続殺人が発生しそこに居合わせた言耶が謎の解明に乗り出す。本業作家のいわゆる素人なので推理は二転三転していくがこれはご愛嬌、むしろそれぞれが捨てトリックにはもったいない程のものもある。メインのトリックについて、たしかに過去に類例もありますがむしろそれより格段に秀逸で、このために今までの作品設定があったのかと思えます。ですので前半の凡庸さには充分な理由があります。そもそも自分自身ではそうは思っていなくて、実質長編本格推理デビュー作にして、作品成立の為にムラとそこに住む人間の風俗と習慣を作り上げさらに破綻なくまとめあげたその力量の方に感服しました。あいにく全体的にはそのような評価はされておらず、上記のような部分に興味の無い方には積極的におすすめはできませんが、作品全体を支えるトリックはとても魅力的なものです。本格を読み漁る方でまだ未読の方は、ぜひ。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.26
(5pt)

刀城言耶シリーズの記念すべき第一作。

刀城言耶シリーズの記念すべき第一作。本格推理が混沌とした不可解な状況を理性によって解体して秩序の中に組み込む(解決する)のだとすると、むしろホラーはその正反対で、これら二つがどっちつかずの状態で存在しているのがこのシリーズ。怪異が実在「しうる」ムラの中で連続殺人が発生しそこに居合わせた言耶が謎の解明に乗り出す。本業作家のいわゆる素人なので推理は二転三転していくがこれはご愛嬌、むしろそれぞれが捨てトリックにはもったいない程のものもある。メインのトリックについて、たしかに過去に類例もありますがむしろそれより格段に秀逸で、このために今までの作品設定があったのかと思えます。ですので前半の凡庸さには充分な理由があります。そもそも自分自身ではそうは思っていなくて、実質長編本格推理デビュー作にして、作品成立の為にムラとそこに住む人間の風俗と習慣を作り上げさらに破綻なくまとめあげたその力量の方に感服しました。あいにく全体的にはそのような評価はされておらず、上記のような部分に興味の無い方には積極的におすすめはできませんが、作品全体を支えるトリックはとても魅力的なものです。本格を読み漁る方でまだ未読の方は、ぜひ。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.25
(4pt)

これはホラーより

かなり本格寄りに書かれた「首無」に比べるとホラー寄りですが、「推理小説」の枠を一所懸命に維持しています。小説としてのできはこちらの方が多分高いんじゃないかな。ネタを練りにねって思いっきりぶちこんだ、という潔さがあります。また薄倖の美少女と、それをサポートする純朴な幼なじみの青年の組み合わせがよく、青春小説としても読めます。最後のどんでん返しはよく考えられていますが、推理小説的必然性がいささか薄いのが玉に瑕でしょうか。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.24
(4pt)

これはホラーより

かなり本格寄りに書かれた「首無」に比べるとホラー寄りですが、「推理小説」の枠を一所懸命に維持しています。小説としてのできはこちらの方が多分高いんじゃないかな。ネタを練りにねって思いっきりぶちこんだ、という潔さがあります。また薄倖の美少女と、それをサポートする純朴な幼なじみの青年の組み合わせがよく、青春小説としても読めます。最後のどんでん返しはよく考えられていますが、推理小説的必然性がいささか薄いのが玉に瑕でしょうか。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.23
(4pt)

民俗学?ホラー?

そのどちらでもありません。
ホラー要素も民俗学のうんちく的な部分も素材の一つ。
不可解な謎、解決に至る伏線、そして王道の◯◯トリックなどなど
本格的な推理小説です。
この著者の作品は、三津田信三シリーズ(「ホラー作家の棲む家」「作者不詳」)なども含めて
実に論理的に構成されています。
ホラーという意匠で毛嫌いされている方にこそ
一読をおすすめします。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.22
(4pt)

民俗学?ホラー?

そのどちらでもありません。
ホラー要素も民俗学のうんちく的な部分も素材の一つ。
不可解な謎、解決に至る伏線、そして王道の◯◯トリックなどなど
本格的な推理小説です。
この著者の作品は、三津田信三シリーズ(「ホラー作家の棲む家」「作者不詳」)なども含めて
実に論理的に構成されています。
ホラーという意匠で毛嫌いされている方にこそ
一読をおすすめします。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.21
(3pt)

ホラー>ミステリー

戦後の混乱期、旧家の確執、閉じられた山村の因習、土着信仰、本当に怖いのは魔か、あるいは人か……
こんなキーワードにビビッとくる方、背筋を舐める薄寒い恐怖と、
仄暗い世界観を味わいたい方にはオススメの1冊です。
登場人物たちの恐怖体験は「絶対にないと言い切れない怖ろしさ」があります。
それらを構築する殆どが現実にありうる情景描写だからこそ、
時折一垂らしされる「おぞましいもの」の気配がより強調されるのでしょう。
人から聞いた由来より何より、肌がざわめく、生き物としての本能が拒否する場所、
雰囲気、そういったものが文章からじわじわと伝わってきます。
しかしながらミステリとしてオススメできるか、ときかれると……
真相が解るのは本当に後半になってからなのですが、
一つの場面の中で回収されるあらゆる伏線、暴かれるトリックを、
一度に全部理解して飲み込むのは難しいと思われます。
ちらほらと伏線を回収し、最後の場面でそれらを整理整頓しまとめる、
という方法ならまだよかったのでしょうが、伏線回収も真相解明も、
探偵役の推理らしい推理(殺人事件に的を絞った推理)も、
全部この一章に詰め込まれているので、悪い意味で息つく間もありません。
「衝撃のラスト」へ向かう前に、こちらが若干息切れを起こしてしまいました。
そして折角のラストが、息切れの前にかすんでしまいました……
以上二点の理由から、
「ホラーとしては十二分に面白いけどミステリーとしてはちょっと……」という評価のため☆三つです。
蛇足かもしれませんが、このおはなしに散りばめられている、
民俗学や憑き物信仰考察は非常に面白く興味深かったです。
ちょっとした参考書になるレベルかもしれません。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.20
(3pt)

ホラー>ミステリー

戦後の混乱期、旧家の確執、閉じられた山村の因習、土着信仰、本当に怖いのは魔か、あるいは人か……
こんなキーワードにビビッとくる方、背筋を舐める薄寒い恐怖と、
仄暗い世界観を味わいたい方にはオススメの1冊です。
登場人物たちの恐怖体験は「絶対にないと言い切れない怖ろしさ」があります。
それらを構築する殆どが現実にありうる情景描写だからこそ、
時折一垂らしされる「おぞましいもの」の気配がより強調されるのでしょう。
人から聞いた由来より何より、肌がざわめく、生き物としての本能が拒否する場所、
雰囲気、そういったものが文章からじわじわと伝わってきます。
しかしながらミステリとしてオススメできるか、ときかれると……
真相が解るのは本当に後半になってからなのですが、
一つの場面の中で回収されるあらゆる伏線、暴かれるトリックを、
一度に全部理解して飲み込むのは難しいと思われます。
ちらほらと伏線を回収し、最後の場面でそれらを整理整頓しまとめる、
という方法ならまだよかったのでしょうが、伏線回収も真相解明も、
探偵役の推理らしい推理(殺人事件に的を絞った推理)も、
全部この一章に詰め込まれているので、悪い意味で息つく間もありません。
「衝撃のラスト」へ向かう前に、こちらが若干息切れを起こしてしまいました。
そして折角のラストが、息切れの前にかすんでしまいました……
以上二点の理由から、
「ホラーとしては十二分に面白いけどミステリーとしてはちょっと……」という評価のため☆三つです。
蛇足かもしれませんが、このおはなしに散りばめられている、
民俗学や憑き物信仰考察は非常に面白く興味深かったです。
ちょっとした参考書になるレベルかもしれません。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.19
(5pt)

こういう世界観を待っていました。

題名に惹かれ、表紙の絵に惹かれ、内容の雰囲気に惹かれ購入。
横溝正史先生ファンの自分は、古くから続く村の描写がしっかりとしていて、ある種おどろおどろしい雰囲気の中で起きる事件が描かれる作品を探していた。そして、やっと出会えたのがこの作品だった。ただ、横溝先生の作品と違うのは、その事件が本当に人間によって引き起こされたものなのか、それとも、どこかに古くから続く祟り神の恐るべき力が関わっている余地があるのかがやや曖昧である点だ。ただ、それがこのシリーズの魅力になっているのだと思う。視点が変わる書き方も物語を飽きさせない要因になっていて、個人的には好きだ。
ラスト、結果として謎解き役をすることになった刀城の推理はあらゆる可能性を考えて二転三転を繰り返す。しかしこれは彼が探偵ではないので仕方ないことだろう。
この作品と並行して「首無の如き祟るもの (講談社文庫)」も読んでいるが、そちらはやや洗練されてしまった印象がある。それに対して、この「厭魅の如き憑くもの」は、怖い物見たさの自分の気持ちを満足させてくれる魅力を持っている。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.18
(5pt)

こういう世界観を待っていました。

題名に惹かれ、表紙の絵に惹かれ、内容の雰囲気に惹かれ購入。
横溝正史先生ファンの自分は、古くから続く村の描写がしっかりとしていて、ある種おどろおどろしい雰囲気の中で起きる事件が描かれる作品を探していた。そして、やっと出会えたのがこの作品だった。ただ、横溝先生の作品と違うのは、その事件が本当に人間によって引き起こされたものなのか、それとも、どこかに古くから続く祟り神の恐るべき力が関わっている余地があるのかがやや曖昧である点だ。ただ、それがこのシリーズの魅力になっているのだと思う。視点が変わる書き方も物語を飽きさせない要因になっていて、個人的には好きだ。
ラスト、結果として謎解き役をすることになった刀城の推理はあらゆる可能性を考えて二転三転を繰り返す。しかしこれは彼が探偵ではないので仕方ないことだろう。
この作品と並行して「首無の如き祟るもの (講談社文庫)」も読んでいるが、そちらはやや洗練されてしまった印象がある。それに対して、この「厭魅の如き憑くもの」は、怖い物見たさの自分の気持ちを満足させてくれる魅力を持っている。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.17
(5pt)

驚かされた…

ホラーとミステリーが好きな自分にとっては素晴らしい傑作でした。ゆっくりと全ての事柄を把握して、推理しながら読みましたが、最後まで全く真相が想像出来ません。その真相を知った時は驚かされ、さらに感心させられました。本格ミステリー嗜好の読者としても納得出来るし、ホラー嗜好の読者としても申し分の無いオチでした。章の組み方については賛否が別れてるようですが、まるで実話であるかのような錯覚を与えてくれたので大変良かったです。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.16
(5pt)

驚かされた…

ホラーとミステリーが好きな自分にとっては素晴らしい傑作でした。ゆっくりと全ての事柄を把握して、推理しながら読みましたが、最後まで全く真相が想像出来ません。その真相を知った時は驚かされ、さらに感心させられました。本格ミステリー嗜好の読者としても納得出来るし、ホラー嗜好の読者としても申し分の無いオチでした。章の組み方については賛否が別れてるようですが、まるで実話であるかのような錯覚を与えてくれたので大変良かったです。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.15
(3pt)

う〜ん

シリーズ最初の作品だからこんなものなのかな?と。本作では横溝正史を越えず。なんか中途半端なんだよね。ミステリーの手法にしろオチにしろ、ん?何なの?で、作者も補足説明している位ですもん。凶鳥、首無しと傑作だったのに対し本作品はまさしく次回にこうご期待作品。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833