厭魅の如き憑くもの

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評判

厭魅の如き憑くものの評価:

3.60/5点 レビュー 50件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全94件 41〜60 3/5ページ
No.54
(5pt)

個人的には、ベスト

最後思わず声が出ました。
首無し~よりこちらの方が驚きました。
あと怖い。読んでる間のストレスがすごい。
ですが、どんでん返しものの中では個人的に一番好きです。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.53
(1pt)

くどい

解説で描写力を評価されている部分そのものが何とも白けていて、読むのを止めました。無駄にむずかしい漢字を使って雰囲気を出そうとして、頑張っているようだけど、文章が陳腐でいかんともし難い。☆ゼロ。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.52
(1pt)

くどい

解説で描写力を評価されている部分そのものが何とも白けていて、読むのを止めました。無駄にむずかしい漢字を使って雰囲気を出そうとして、頑張っているようだけど、文章が陳腐でいかんともし難い。☆ゼロ。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.51
(3pt)

もう少し単純でも良いのでは

作者が得意とする、ホラー+ミステリーの融合小説で、
「刀城言耶 」シリーズの第一巻。

横溝正史の作品に、実際に発生する怪異を、絡ませた感じ。
日本古来の民俗学を、柱にすえている。

本書は、事件の背景や、主人公の思考を描き過ぎの感があり、
複雑すぎて、連続する怪異や殺人も、あんまり怖いと感じないのが難点。
「また死んだのか・・」になってしまう。

1読者の私が言う事ではないけど、字数を2/3程度に抑えて、
ストレートな書き方だと、怖さが伝わると思う。
モノ自体は面白いので、次回作に期待。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.50
(3pt)

もう少し単純でも良いのでは

作者が得意とする、ホラー+ミステリーの融合小説で、
「刀城言耶 」シリーズの第一巻。

横溝正史の作品に、実際に発生する怪異を、絡ませた感じ。
日本古来の民俗学を、柱にすえている。

本書は、事件の背景や、主人公の思考を描き過ぎの感があり、
複雑すぎて、連続する怪異や殺人も、あんまり怖いと感じないのが難点。
「また死んだのか・・」になってしまう。

1読者の私が言う事ではないけど、字数を2/3程度に抑えて、
ストレートな書き方だと、怖さが伝わると思う。
モノ自体は面白いので、次回作に期待。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.49
(4pt)

妖怪・化物とミステリーの二本柱

本書のテーマは妖怪・化物とミステリーの二本柱という事で、
個人的に連想したのが京極夏彦ですが、
読み味が別段似てはいる訳ではありませんでした。

作中では登場人物が怪現象に見舞われ、巧みな描写力で息が詰まる様な臨場感を味わえます。
読後も、夜中にトイレに立った時にふと恐ろしくなるような、後を引く怖さがありました。

気になった点としては、終盤で主人公が推理を披露するシーンが若干唐突に感じました。

余談ですが、最初に出てくる複雑な家系図は何となく理解していればOKです。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.48
(4pt)

妖怪・化物とミステリーの二本柱

本書のテーマは妖怪・化物とミステリーの二本柱という事で、
個人的に連想したのが京極夏彦ですが、
読み味が別段似てはいる訳ではありませんでした。

作中では登場人物が怪現象に見舞われ、巧みな描写力で息が詰まる様な臨場感を味わえます。
読後も、夜中にトイレに立った時にふと恐ろしくなるような、後を引く怖さがありました。

気になった点としては、終盤で主人公が推理を披露するシーンが若干唐突に感じました。

余談ですが、最初に出てくる複雑な家系図は何となく理解していればOKです。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.47
(4pt)

ホラーと推理の一体感が素晴らしい

八墓村、ドラゴンタトューの女、京極夏彦(絡新婦の理)のような、閉鎖された空間で、その空間特有の宗教感と殺人事件が混じり絡まって
事件の真相がオカルト的な祟りと現実的な犯罪が行き来するような、そんなホラー推理作品好きにはお勧めの一品だと思います。
「まさに、これこれ やるじゃーんあんた 合格っー」という感想でした。
作者のオカルトの薀蓄、情景や心理を上手く文章化して内からくる恐怖を表現する語彙力、交錯する様々な人間関係、とても美味しゅうございました。

ただ
☆5つをつけなかった理由が
私の個人的な感想ですが最後が薄味過ぎです。

オチやトリックが手抜きという訳ではありません(むしろ二転三転する真犯人の意外性は良かったのですが・・・)
そこまで持っていくのに、凄い丁寧な描写だったのに・・・急に何んかこう・・・犯人分かってから・・・期待してた最後の怒涛のドラマというか・・・
もっと最後に50ページくらいかけても良かったのでは?というくらい薄味だったのが・・・気になりました。
あくまで私個人の感想ですが・・・

まぁ、ホラー推理作品好きなら満足できる作品ですのでお勧めですよ。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.46
(4pt)

ホラーと推理の一体感が素晴らしい

八墓村、ドラゴンタトューの女、京極夏彦(絡新婦の理)のような、閉鎖された空間で、その空間特有の宗教感と殺人事件が混じり絡まって
事件の真相がオカルト的な祟りと現実的な犯罪が行き来するような、そんなホラー推理作品好きにはお勧めの一品だと思います。
「まさに、これこれ やるじゃーんあんた 合格っー」という感想でした。
作者のオカルトの薀蓄、情景や心理を上手く文章化して内からくる恐怖を表現する語彙力、交錯する様々な人間関係、とても美味しゅうございました。

ただ
☆5つをつけなかった理由が
私の個人的な感想ですが最後が薄味過ぎです。

オチやトリックが手抜きという訳ではありません(むしろ二転三転する真犯人の意外性は良かったのですが・・・)
そこまで持っていくのに、凄い丁寧な描写だったのに・・・急に何んかこう・・・犯人分かってから・・・期待してた最後の怒涛のドラマというか・・・
もっと最後に50ページくらいかけても良かったのでは?というくらい薄味だったのが・・・気になりました。
あくまで私個人の感想ですが・・・

まぁ、ホラー推理作品好きなら満足できる作品ですのでお勧めですよ。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.45
(4pt)

ホラーと推理の一体感が素晴らしい

八墓村、ドラゴンタトューの女、京極夏彦(絡新婦の理)のような、閉鎖された空間で、その空間特有の宗教感と殺人事件が混じり絡まって
事件の真相がオカルト的な祟りと現実的な犯罪が行き来するような、そんなホラー推理作品好きにはお勧めの一品だと思います。
「まさに、これこれ やるじゃーんあんた 合格っー」という感想でした。
作者のオカルトの薀蓄、情景や心理を上手く文章化して内からくる恐怖を表現する語彙力、交錯する様々な人間関係、とても美味しゅうございました。

ただ
☆5つをつけなかった理由が
私の個人的な感想ですが最後が薄味過ぎです。

オチやトリックが手抜きという訳ではありません(むしろ二転三転する真犯人の意外性は良かったのですが・・・)
そこまで持っていくのに、凄い丁寧な描写だったのに・・・急に何んかこう・・・犯人分かってから・・・期待してた最後の怒涛のドラマというか・・・
もっと最後に50ページくらいかけても良かったのでは?というくらい薄味だったのが・・・気になりました。
あくまで私個人の感想ですが・・・

まぁ、ホラー推理作品好きなら満足できる作品ですのでお勧めですよ。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.44
(4pt)

カカシ様ってオシラ様がモデル?

憑き物信仰を取材しようと、神々櫛村(かがぐしむら)にやって来た刀城言耶は、そこでとんでもない連続殺人事件に巻き込まれる。
 憑き物筋と、それを忌み嫌う筋の二つの旧家。神隠しで子どもが消え、山神様やカカシ様という神々や、ナガボウズ・厭魅(まじもの)といった化け物たちが徘徊する村。
 村人は、病気になると、医者ではなく巫女に憑き物を落としてもらうような、因習に縛られた村。
 その村で、憑き物筋の旧家の人々が、次々と殺される。村の神・カカシ様の格好をさせられ…。

 険しい山々に囲まれた一僻村でおきる連続殺人は、十分読みごたえあり。昭和30年ごろの話らしいが、雰囲気はもっと前の、昭和ヒトケタあたり。
 儀式の秘薬で、巫女たちが命を落としたり、身体が不自由になったりするが、薬に問題があるのは間違いないだろう。でも、それ以上に、何代にもわたり本家と分家で婚姻している、つまり従兄弟同士で結婚を繰り返しているので、遺伝的にも問題があるんじゃないか?
 そういったところの、禍々しい雰囲気が、ぞくぞくっとします。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.43
(4pt)

カカシ様ってオシラ様がモデル?

憑き物信仰を取材しようと、神々櫛村(かがぐしむら)にやって来た刀城言耶は、そこでとんでもない連続殺人事件に巻き込まれる。
 憑き物筋と、それを忌み嫌う筋の二つの旧家。神隠しで子どもが消え、山神様やカカシ様という神々や、ナガボウズ・厭魅(まじもの)といった化け物たちが徘徊する村。
 村人は、病気になると、医者ではなく巫女に憑き物を落としてもらうような、因習に縛られた村。
 その村で、憑き物筋の旧家の人々が、次々と殺される。村の神・カカシ様の格好をさせられ。

 険しい山々に囲まれた一僻村でおきる連続殺人は、十分読みごたえあり。昭和30年ごろの話らしいが、雰囲気はもっと前の、昭和ヒトケタあたり。
 儀式の秘薬で、巫女たちが命を落としたり、身体が不自由になったりするが、薬に問題があるのは間違いないだろう。でも、それ以上に、何代にもわたり本家と分家で婚姻している、つまり従兄弟同士で結婚を繰り返しているので、遺伝的にも問題があるんじゃないか?
 そういったところの、禍々しい雰囲気が、ぞくぞくっとします。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.42
(3pt)

主人公が頼りない

難読字のルビが最初に統一して打たれてないのでどう読むのかわからず読みにくいです。中盤から読みやすくなってます。
登場人物の相関図があるのでよかったですが、地形図や家の間取り図とかもあったらなおよかったです。
言耶が頼りないしあまり魅力的なキャラでもないのでちょっと苛々します。浅見光彦っぽいかな。
紗霧が襲われた後の漣三郎の反応がうーん?そこらあたりの描写が…。前に命懸けで会いに行ってたわりに漣三郎というキャラの紗霧への思い入れが軽い。
漣三郎の「大きい兄」についてはそこで母達がもっと大騒ぎして両家の対立が激化しそうだしせっかく生まれた長男に対してそんな扱いで終わるのかなというのも疑問。
終盤に出てくる「あの人」の登場の仕方もあっさりしすぎて拍子抜けでした。そこが一番の見せ場になりそうなのに。
せっかくなら、終盤に「あの人」視点の「」の章や、叉霧視点でのモノローグもあれば物語により一層の深みが出たはずなので惜しい。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.41
(3pt)

物語の背景に時間割き過ぎ

事件の舞台となる村の説明や描写に時間をかけ過ぎて、肝心の事件の解決のページが、なんかあたふたよしてしまった感じがする。
 この探偵役の第一作ということで、人物描写や時間経過や場面設定などが、少し物足りなかったり、わかりにくかったりする。
 著者の作品で今まで読んだ中では、「水魑の如き沈むもの」「首無しの如き祟るもの」が面白かった。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.40
(3pt)

物語の背景に時間割き過ぎ

事件の舞台となる村の説明や描写に時間をかけ過ぎて、肝心の事件の解決のページが、なんかあたふたよしてしまった感じがする。
 この探偵役の第一作ということで、人物描写や時間経過や場面設定などが、少し物足りなかったり、わかりにくかったりする。
 著者の作品で今まで読んだ中では、「水魑の如き沈むもの」「首無しの如き祟るもの」が面白かった。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.39
(1pt)

神隠しの説明について

物語の途中における主人公・刀城言耶の静枝という少女の神隠し事件についての説明に困惑を禁じ得なかった。
 彼の説明は神隠しの説明のようで実は神隠しの説明ではない。
 実は、少女失踪事件の説明である。
 村人が「神隠し」としてとらえた事を別の事としてとらえ直して説明している。
 別に悪いことではないと思うが、これが「神隠し」とうものの説明として通っていることが私には腑に落ちなかった。
 こう言うものの見方を何かに例えるなら、「五山の送り火」において「大」の文字(何の文字でもよいが)を表している山をその裏側から見て「何の変哲もない普通の山」だと見なすことと同じだと思う。
 
 以上の説明は作品の本質となんら関係ないようでいて実はこの作品における推理(ミステリー)と怪奇(ホラー)の両面における本質と関係していると思う。
 つまり、推理小説何だかホラー小説何だかよくわからない蝙蝠小説と言えるのではないか。
 この小説を読む人はその辺のことを検証して読んだ方が良いのかもしれない。
 推理小説としてもホラー小説としても楽しめる小説なのかもしれないが怪異現象(ホラー)を科学的に推理するところに無理があるのかもしれない。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.38
(1pt)

神隠しの説明について

物語の途中における主人公・刀城言耶の静枝という少女の神隠し事件についての説明に困惑を禁じ得なかった。
 彼の説明は神隠しの説明のようで実は神隠しの説明ではない。
 実は、少女失踪事件の説明である。
 村人が「神隠し」としてとらえた事を別の事としてとらえ直して説明している。
 別に悪いことではないと思うが、これが「神隠し」とうものの説明として通っていることが私には腑に落ちなかった。
 こう言うものの見方を何かに例えるなら、「五山の送り火」において「大」の文字(何の文字でもよいが)を表している山をその裏側から見て「何の変哲もない普通の山」だと見なすことと同じだと思う。
 
 以上の説明は作品の本質となんら関係ないようでいて実はこの作品における推理(ミステリー)と怪奇(ホラー)の両面における本質と関係していると思う。
 つまり、推理小説何だかホラー小説何だかよくわからない蝙蝠小説と言えるのではないか。
 この小説を読む人はその辺のことを検証して読んだ方が良いのかもしれない。
 推理小説としてもホラー小説としても楽しめる小説なのかもしれないが怪異現象(ホラー)を科学的に推理するところに無理があるのかもしれない。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.37
(5pt)

来た〜。本格派

まさに、金田一シリーズと並ぶ伝奇物。憑霊信仰がテーマの本格推理でもある。横溝氏の時代は、日本が西欧崇拝・合理主義の世の中だったので、怪奇現象も、すべて合理化して考える風潮だったが。最近は、超自然現象も認知されてきて。その上で、昭和初期の、おそらく中国・四国地方を舞台にして、展開される物語は実に見事だ。刀城言耶。このジーンズ姿の怪奇探偵。是非映画化して欲しい作品だ。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833
No.36
(5pt)

来た〜。本格派

まさに、金田一シリーズと並ぶ伝奇物。憑霊信仰がテーマの本格推理でもある。横溝氏の時代は、日本が西欧崇拝・合理主義の世の中だったので、怪奇現象も、すべて合理化して考える風潮だったが。最近は、超自然現象も認知されてきて。その上で、昭和初期の、おそらく中国・四国地方を舞台にして、展開される物語は実に見事だ。刀城言耶。このジーンズ姿の怪奇探偵。是非映画化して欲しい作品だ。
厭魅の如き憑くもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (講談社文庫)より
4062763060
No.35
(5pt)

京極夏彦的なイメージしてたら、まったく違った。

時代背景といい、日本の神秘現象のダーク部分を用いる作風といい、
読む前は京極夏彦氏のような雰囲気をイメージしていました。
ところがまったく違った。
醸し出す雰囲気も世界観も、全然違いました。

本書のウリでもあるホラーミステリーの方向性は、
見えないもの、未知のモノ、得体の知れない何か、
そういう何かの持つ怖さ・・・。
人間らしさが無い自然の持つ畏怖を、表現していると思います。

ミステリ小説らしい謎解きよりも、日本の古来より伝わる呪術的な神秘を
堪能するための作品に仕上がってると思います。

逆を言えば、ミステリらしさ、ミステリとしての腑に落ち方、そういう部分を
最重要視する方にはちょっと物足りない部分はあるかも知れません。

いにしえの和の暗黒ホラー。
人間の恨み辛みの幽霊的なホラーなど消飛ぶような、
人知を超えた怖さ。
人間的感情が見えないゆえに、返って怖さが増す感じがありました。

ミステリの要素としては、けっこう伏線張りまくりで、
探偵モノとして読んでもなかなか楽しめるのではないでしょうか。
でも、読んで論理的に解決できるものではないですね。
著者の解説が最後にありますが、それを読まないとほぼ分からない。

自分は、ミステリとしても楽しめたし、物語として堪能できた上に、
色々な博学的な知識の洪水を浴びることが出来て大満足。
よって星5つ。
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: 厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)より
4562039833