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血の季節
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血の季節の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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犯人の回想(昭和20年)をメインに、現在(昭和50年代)が挟まる形で物語が進行していきます。この作品自体が1982年刊行である上、その回想が戦前なので文体にクセがあります。 21世紀に読むと読み始めた段階で話のオチはわかってしまう(吸血鬼モノに目新しさがない)ので、犯人の独白である戦前の雰囲気を楽しみたい方はどうぞ。 | ||||
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難しい言葉を多用して、いかにも小説に精通しているようにレビューを書くのは好きではありませんので、敢えてフラットにレビューを書かせていただきます。 この作品は、かなり好き嫌いが別れる作品だと思います。 まず文章の読みにくさ、癖の強さ。 わざとなのでしょうが、平仮名が多く、文体もどこか古臭い堅苦しい言い回しばかり。 純文学のような系統の文章を好まれる方なら、受け入れ易いのかもしれません。 しかしそうでない人、どちらかというとフラットな文章を好まれる方は、ダメだと思います。 難しい言葉や言い回しを多用し、いかにも秀逸な書き方・複雑な展開に見せかけることは、作家さんにとって容易いと思うのです。 しかし私は個人的に、いかに読者にスッと違和感なく読ませることが出来るか、誰もがわかる言葉ばかりでもあっと驚く展開・感動を描写出来るかこそが、作家としての技量でもあるだろうと。 そして展開も、ぶっちゃけ「・・・で?」って感じです。 ミステリーやサスペンスに、少しだけホラー要素を盛り込んだ作品は大好きなのですが、何故でしょう?吸血鬼というテーマだからか、ものすごく陳腐な展開に思えました。 かなり序盤から先の展開は読めますし、何より登場人物に全く魅力がない。 本当に「小説の登場人物」です。躍動感がない。 初めて読む作家さんでしたが、今後間違ってこの作家さんの作品を買わないよう、覚えておこうと思ってしまうほどでした。 文庫にしては珍しく裏表紙まで装飾があり、見た目に力を入れた本だなと思いますが、完璧に表紙負けですね。 | ||||
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吸血鬼関連の物語はあまり好きでなく、表題から推定できなかったことを、情けなく思っています | ||||
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