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煙霞
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煙霞の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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とてもキレイな本を扱ってます。 | ||||
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著者の作品としては、個人的には警察小説のイメージが強いのですが、本作では登場しません。 私立女子高校の美術科講師が、悪徳理事長に正教員の資格を得るための「交渉」を契機に、知らぬ間に金塊百キロの争奪戦に巻き込まれていくコンゲームもの。 軽快な会話を中心に物語はテンポ良く進み、騙し騙され二転三転する展開で読者を飽きさせません。気の強い女性キャラクターたちにかき回される男性たちの姿も痛快です。緊迫感ある筈なのに、どこかユーモラスな物語の雰囲気も筆者らしさが出ています。 | ||||
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図書館で借りて読んだ本ですが、何度も読み直したく今回中古を購入しました。 きれいな中古で、送料をかけても、お得に手に入れられたとおもっています。 | ||||
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読み易いがすぐに読み終わってしまう。 | ||||
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黒川さんの本は本当に面白い。 早く違うの出ないかなー。 | ||||
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黒川氏もこんないい加減なものを書くのだと認識させられた作品です。 はっきり言ってめちゃくちゃです。読む価値ナシ。疫病神シリーズとの落差が大きすぎる。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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大阪を舞台にした、私学の利権に絡むハードボイルド。 いつものように黒川節絶好調の私利私欲、泥縄式のコン・ゲーム小説です。 いくつもの事象が二転三転し、ごろごろとうごめいていきます。 つねに動きがあり、ノンストップ。 ゆさぶられるごとに、また展開が始まっていきます。 100キロもある金塊を追っていくところが泥臭くて、汗臭さがあり、一筋縄でいかないアナログさがあります。 この小説の背景には学園の現場内部事情や学園経営といったところに一石を投じています。 | ||||
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黒川作品は、「疫病神」以来愛読している。一冊読み終えてしばらくすると、すぐまた黒川作品が読みたくなる。書を手に取ると、文字通りの一気読み。 何時も期待を裏切らない面白さだ。今回の「煙霞」の主人公は私立高校の美術講師熊谷と、音楽講師菜穂子。学校の悪徳理事長から金塊を奪取しようと するワルたちの陰謀に巻き込まれながら、必死にその金塊を追いかけるというストーリーだ。熊谷は、「疫病神シリーズ」の二宮を彷彿させる金も力もない優男。 しかし、菜穂子はロックシンガーの方が本業に近い気の強い突貫娘。この菜穂子の言動が面白い。犯罪すれすれ(いやはっきり言って犯罪)をやりながら事件 解決を図るが、頭もいい。この子の魅力がこの作品の一つの売りだ。激しいカーアクションも菜穂子はやってのける。作品の筋運びも相変わらず二転三転を しながら、どんどんと読者のページをめくる手を休ませない。黒川自身はどうも愛想のないオッサンの様だが、彼の書く作品はどれもサービス満点、読者への 「おもてなし」の心満載だ。私の手許にはもう次に読む彼の作品がある。 | ||||
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WOWOWでドラマ化されるということで手にした本ですが、なるほどと納得できました。 それほど物語の展開がスピーディーで、映像的です。 夏休みの美術部の合宿から話はスタートするのですが、そこから一気に美術の講師が音楽講師と共に、とんでもない事件に引き込まれてゆきます。 私立高校の不正事件を中心に、隠し金を巡って様々な人間が関与し、その組み合わせも複雑で、結局誰が金を手に入れるのか予想がつきません。 そうした中で二人の講師が、状況を推理しながら前へ前へと進んでゆきます。 その展開は、ユーモラスな部分もあれば、痛快な面も多々あります。 背景に様々な外車が登場させますが、一方で学校の用地に絡む不正や、隠し金の隠し方などは、非常に精緻です。 いずれにしても、ストーリーテラーの作者らしい楽しい作品になっています。 | ||||
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金があるところにはある。 利益を追求する企業でない教育業界にも、こんな錬金術があるとは! 今年(2015年)の春に、マスコミをにぎわせた事件を思い浮かべてしまいました。 金を生み出す男に女がつき、その女に男がつき、その男にも女にも人が群がる。 お金のにおいがするところには、つぎつぎと悪い奴らが集まってくる。 獲物を手にして、うまく逃げおおせるのか、最後まで目が離せません。 黒川氏の小説には、たいてい黒川氏の分身が登場するように思います。 今回の主人公は黒川氏のプロフィールといくつか一致しませんか? 大きな賭けに腰がひけてしまう、土壇場で女性に仕切られているところなど 男は女より、腹がすわっていないのです。 なんとか女性にうまく動かされながら生きているのです。 といったことを告白しているように思え、ユーモアが感じられました。 | ||||
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なかなか痛快でテンポのあるミステリー。私学の理事長の不正をネタに正教諭の資格を取得しようとする美術講師の熊谷は、いつの間にか大きな犯罪に巻き込まれていく。 関西弁のセリフとストーリー展開のテンポが良い。欲を言えば、もう少しヒネリがあり、過激なアクションがあれば良かった。 | ||||
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腹黒い集団の騙し合いがとても面白いです 特に中盤以降は一気に読んでしまいました。 物語もテンポよく動いているので、退屈せずに読むことが出来ます。 | ||||
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黒川さんの作品は、螻蛄、疫病神、暗礁、大博打、悪果、文福茶釜、国境に続いて8作目ですが、わたしにはこれはダメで、めったにないことですが、半分程で読むのをやめてしまいました。 本作の主人公は、中にはそうでない人もいるでしょうが、平均的には常識人たる高校の美術と音楽の教師二人ですが、その行為が非常識に過ぎるので、リアリティがありません。ストーリーをつなぐために、著者に無理やりやらされている感じがしました。 | ||||
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著者の作品は5冊目だが、どれも面白く読めたが、これはだめ、軽すぎて、途中で放棄した。 | ||||
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たしか「悪果」だったか、煙草の銘柄を特定しないで何でも吸う人物が居たが、そういうディテールが人物造形に妙なリアル感があり感心させられた記憶がある。 さて、本書のタイトルも煙がつくが、「煙霞」は文字通り煙が霞んでいく儚いサマを作品の人物たちに当て嵌め、ユーモアを絡めて人生の表裏を活写しているのだが、全体的に軽さは否めない。 金塊を車に詰め込んで、朱美がトンズラする辺りから俄然面白くなるのだが、結局、金塊を追うシチュエーションのみが興味の対象になってしまった。 大阪弁と大阪を舞台にした小説は面白く応援したいのだが、もう少し深さとキレ味が欲しかった。 | ||||
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ノンストップクライム小説なんて触れ込みですが、 それほどわくわくするものでもない。 昔で言うなら、赤川次郎的なご都合主義的世界観。 ※女性が、気が強いとか。暴力シーンの抑制とか。 2つ★に近い3つ★という感じ。 | ||||
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ノンストップクライム小説なんて触れ込みですが、 それほどわくわくするものでもない。 昔で言うなら、赤川次郎的なご都合主義的世界観。 ※女性が、気が強いとか。暴力シーンの抑制とか。 2つ★に近い3つ★という感じ。 | ||||
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物語の最初は教員職を保証するための脅迫事件であまり盛り上がらずイマイチだなと思ったのだが、学校の理事長と愛人が失踪したあたりから急に展開が加速して最後まで一気に読んだ。ちょっと頼りにならない熊谷と気の強い菜穂子、学校の同僚の二人のコンビの大阪弁での掛け合いがおもしろかった。また、悪党たちとの騙し合いも最後まで目が離せず楽しめた。個人的には、気が強くてちょっと変わった性格の菜穂子に好感が持てた。 | ||||
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物語の最初は教員職を保証するための脅迫事件であまり盛り上がらずイマイチだなと思ったのだが、学校の理事長と愛人が失踪したあたりから急に展開が加速して最後まで一気に読んだ。ちょっと頼りにならない熊谷と気の強い菜穂子、学校の同僚の二人のコンビの大阪弁での掛け合いがおもしろかった。また、悪党たちとの騙し合いも最後まで目が離せず楽しめた。個人的には、気が強くてちょっと変わった性格の菜穂子に好感が持てた。 | ||||
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