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(短編集)
鋏の記憶
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鋏の記憶の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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今邑さんの本を読むのは、この本で数冊目なんですが これは他の作品とは違っていたため、こういう雰囲気のものも書くんだと意外でした (ノリがコバルト小説のようなライトノベルに近い) 刑事をしている親戚と同居している主人公の紫が、その特殊な力を使って事件を解決していくのが大筋ですが 4作中2作は紫が関わってなくとも解決したであろうといったもので 謎解き要素はほとんどありませんしあっと驚く展開も特にないです。 ただ、こういった能力モノにありがちな、主人公がその能力で苦悩したり 迫害されるようなシーンがないため(前者は全くないわけではないですが) 気分が暗くなったりせず、さらっと読めます。 なかなか楽しめたけれど、何かしら引っ張る要素が欲しかったかな? シリーズ化してもおかしくない感じだったので、これで終わりなのはちょっと残念かも。 「人間が他人と分かち合えるのは、幸福より不幸かもしれない」 この一文が印象的でした。 | ||||
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今邑さんの本を読むのは、この本で数冊目なんですが これは他の作品とは違っていたため、こういう雰囲気のものも書くんだと意外でした (ノリがコバルト小説のようなライトノベルに近い) 刑事をしている親戚と同居している主人公の紫が、その特殊な力を使って事件を解決していくのが大筋ですが 4作中2作は紫が関わってなくとも解決したであろうといったもので 謎解き要素はほとんどありませんしあっと驚く展開も特にないです。 ただ、こういった能力モノにありがちな、主人公がその能力で苦悩したり 迫害されるようなシーンがないため(前者は全くないわけではないですが) 気分が暗くなったりせず、さらっと読めます。 なかなか楽しめたけれど、何かしら引っ張る要素が欲しかったかな? シリーズ化してもおかしくない感じだったので、これで終わりなのはちょっと残念かも。 「人間が他人と分かち合えるのは、幸福より不幸かもしれない」 この一文が印象的でした。 | ||||
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