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アフリカの蹄



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【この小説が収録されている参考書籍】
アフリカの蹄
アフリカの蹄 (講談社文庫)

アフリカの蹄の評価: 3.86/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

まあまあ

絶滅したはずの天然痘を使って黒人社会を滅亡させようとする非人間的な白人支配層に立ち向かう若き日本人医師。留学先の南アフリカで直面した驚くべき黒人差別に怒り、貧しき人々を救うため正義の闘いに命をかける。証拠品の国外持ち出しは成功するか!?山本周五郎賞受賞作家が描く傑作長編冒険サスペンス。
アフリカの蹄Amazon書評・レビュー:アフリカの蹄より
4062057468
No.1:
(3pt)

人はみな、平等に生きる権利がある

以前は、私たちの想像をはるかに超える黒人に対する激しい人種差別が
あった。彼らは、全ての権利や人としての尊厳さえも奪われ、家畜や
物以下の扱いを受けた。白人にとっては目障りな存在でしかなかったのだ。
この作品は、そういう時代の物語だ。白人たちは、黒人を排除するために
「天然痘」を流行させる。予防接種を受けていない黒人の子供たちが
次々に命を落としていく描写は読むのがつらかったが、黒人を救おうと
する作田たちと排除しようとする者たちとの闘いは、読み応えがあった。
やがて、作田たちの勇気と信念は、社会を大きく動かしていく。苦しんで
いる黒人たちに手が差し伸べられた時には、感動を覚えた。たとえ外見が
違っても、人はみな平等に生きる権利がある。この作品を読んで、あらためて
そのことを強く感じた。
アフリカの蹄Amazon書評・レビュー:アフリカの蹄より
4062057468

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