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八つ墓村
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八つ墓村の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全113件 41~60 3/6ページ
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冒険感があって、話も面白く満足です。 獄門島や、夜歩く、犬神家辺りも好きですが、 八つ墓村、面白いですね。 | ||||
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昔の映画バージョンでは「たたりじゃあ」というキャッチコピーが印象的過ぎて、おどろおどろしいだけの話なのかと思っていた。しかし今読んでみると、実に痛快な冒険小説である。面白いし、読みだしたら止まらない。 | ||||
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とにかくたくさん人が死ぬ。それは横溝が生きた時代がそうさせたのだろう。殺人は日常だ。戦争は人の命を軽くする。現代ミステリーが刺激を求めた末に、まるでゲームのように人が”多く死ぬ”のとは理由が違う。 モデルとなった津山30人殺しの彼が、初め彼が望んだように関東軍に入隊できていたら、中国で同じことをしたとして、例えば平頂山で、あるいは南京で、それは日本人からは罪に問われることもなく、後世政治家には”あったかどうかもわからない”などと言ってもらえ、「凶獣」のように言われることもなかったであろう。殺したのが日本人だったから悪名を残すこととなった。戦中戦後を交錯させることでその「違和感」を浮き上がらせている。 その中で「恋」だけが生き生きと表現されるのが読みどころ。恋愛に対しては、純真無垢な姿勢で描くことでよりいっそうその輝きを増している。 金田一と犯人との間に対立構造が無いのも、江戸川乱歩の上をいく部分だろう。金田一は犯人以上に犯人を理解して見せる。全体の完全な理解者としてのみ存在し”包容力”が人間の強さの象徴として印象に残る。その意味では「金田一少年」は「じっちゃん」を永遠に越えられないんだろうナ | ||||
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聞いてはいたけど映画版と全然違うな!いやまず分厚い!そりゃあそのまま映像化は無理だ。 横溝正史ということで、当然ホラー風味より当然探偵小説・冒険小説風味のが強いね。 あとは漢字や言葉がちょいちょい古いのが気にならないくらい文章が上手くてびっくり。 ただ、人物関係がエロゲみたいで笑う。 都会に住んでいた主人公が、親族の死によって親戚の住む因習に満ちた田舎に引っ越すんだけど、そこには多種多様なヒロインが無条件で自分に惚れてフラグを立てまくる。姉御肌の大人の女性、おっとりとした優しい血の繋がらない姉、自分のことを「お兄さま」と呼ぶ合法ロリの妹キャラ……完全に一昔前の伝奇エロゲだこれ | ||||
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冒頭から殺人が起こり、いきなり物語に飲み込まれていきます。 その後、怪しい雰囲気の集落に連れてこられ、自分が知らなかった出生の秘密が暴かれたり、集落で起こる連続殺人事件に巻き込まれたり、孤独や不安にさいなまれる主人公。でも森美也子という女性に助けられてなんとか自分を保っていく様子が描かれますので、読んでいて沈鬱な気分にはなりません。 本当に面白い、将来にわたって愛されるべき日本の名著だと思います。 | ||||
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ほんとに面白い。主人公がモテすぎだが、いい。乱歩の傑作『孤島の鬼』の影響大だが、それもいい。 読書好きで、この本読んで損したと言う人はいないだろう。いないで欲しい。 | ||||
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ここのところ、横溝作品を立て続けに読み返している。読み返すといっても、以前に読んだのは小学生時で、おそらく子供用にアレンジされていたものだったろう。そのときもずいぶん印象的だったが、初めてオリジナルを読み、ぶっ飛んだ。古き良き(悪しき?)日本的な因習に囚われた社会の中で、キャラクターが立ちまくった登場人物が動き回る。誰もが怪しく妖しい。そこはかとなくエロとグロの要素も漂い、日本のようで日本でないような世界観に夢中になって読んでしまった。思わず、横溝作品の映画も観てしまった。いずれに別作品についてもレビューしたいと思う。 | ||||
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というワケで読みました。面白い!萌える。コレ、ラノベ装丁にすればもっと売れる。こんなに楽しいキモチで読めたの初めて♪ | ||||
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野村芳太郎監督作品を小学生の時に観て、あまりの怖さに原作を読んでいませんでした。 正月帰省の際に、電車のなかで読もうとなぜか購入。 読んでみて驚いたのは、非常に明るい内容だったということ。 これは映画ではいなかった典子という女性によるものが大きい。 非常に楽天的で度胸もあり、読んでいてすがすがしい。 洞窟の探検や、宝探しなど殺人事件のほかにも盛りだくさん。 ことの顛末も丁寧に書かれてあり、横溝さんの構成力に脱帽です。 また間をおいて読み返したいです。 | ||||
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かなりの名作なんですけど中学一年生のとき読んですけど勘のいい読者ならすぐに犯人わかると思います。 それと金田一耕介って日本三大探偵の中でもホントに名探偵かなってことあって、とくにこの作品はよその村で殺人犯した犯人を追って来て始めから犯人わかってるのに10人近く殺されて事件を止められず結局事件は自然に終息して謎を耕介が解いたわけでもなくただ事件を概説しただけって。。。 | ||||
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迫力あるタッチの絵で面白かったです。原作ファンとすると、典子をもっと活躍してほしかったです。 | ||||
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横溝正史は母が大ファンでよく文庫本を読んでいた。私も代表的な作品くらいは読んでいるのだが、本屋で新装版?らしき文庫シリーズを発見したので、この際だから全部読んでみることにした。 私の年代なら誰でも「たたりじゃ~」の名コピーとTVドラマシリーズを思い浮かべるんじゃんないかと思う。コナン君のオリジナル、名探偵金田一耕助は古谷一行で、薄汚い格好の彼が考える際に逆立ちするのが印象的だった。そして中世からの因習を残し複雑な人間関係に縛られた田舎で、おどろおどろしい連続殺人が起こる。 さて再読した「金田一耕助ファイル 1 八つ墓村八つ墓村 横溝正史」は昔の印象と違って、結構アッサリ読めてしまった。面白くなかったわけではない。その証拠に何と正味1日で読み終えてしまったのだから。 横溝正史の代表作とされているこの作品は、この恐怖の村の大家の跡継ぎだとして呼び戻される主人公の1人称で語られるのが大きな特徴。それから彼の行く先々で村人が次々と死んでいき、初めから彼のことを快く思っていなかった村人達に嫌疑を掛けられ、無実なのに惨殺されそうになって洞窟に隠れることに。が、その洞窟の中にも追っ手がやって来て、追い詰められた末に・・・ 正直殺人そのものには思ったほど恐怖を感じなかったが、因習に凝り固まった村人に追い詰められていく恐怖はリアルだった。もう一つ特筆すべきは、萌え要素満載の典子との恋愛模様。クライマックスの洞窟での絶対絶命場面も彼女と一緒に行動し、初対面では知恵遅れに見えた無邪気な彼女に救われるのである。 もう一人、実は彼のことを慕っていた姉も泣かせる。洞窟の中で彼に食事を差し入れようとやって来て、真犯人に殺されるのだが、息を引き取る寸前彼への想いを告白し、彼に抱かれる幸せに浸りながら死んでいくのだ。 本格推理ものでなく、探偵ものの冒険活劇だと思った。例えば真犯人を悟らせないためのミスリードは見られず、途中からコイツが怪しい、と言うのが丸わかりなのだが、逆に疑心暗鬼にさせられた。ともあれ、何度も映像化された有名作品は、やはり小説の出来が素晴らしかった。まあ、「たたりじゃ~」の濃茶の尼とか、発狂して24人惨殺した男の一度見たら忘れられない奇異な格好とか、映像のインパクトは今もトラウマ級に残っているんだけど。 http://blog.livedoor.jp/nattolove-002/archives/12537944.html | ||||
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子供の頃,テレビで放映されていた八つ墓村を観ました.何十年も前の幼小児期の記憶なので定かではありませんが,池の中に遺体が頭から突き刺さっていたり,鎧武者が動き出したりと,強烈に不気味なシーンがあったと思います.映像的な不気味さだけは,今でも鮮烈な記憶として残っておりますが,肝心のストーリーは全く思い出せません.何か別の本を読み,その解説の中で八つ墓村のことが書いてあったことをきっかけに,本書を手にしました. 読み始めたら,面白いのなんのって.手持ちの文庫版は500ページ近い分厚いものですが,あっという間に読み終えてしまいました.一区切り読んで終わりにしようと思っても,次が読みたくて止まらない感じでした. 今にして思えば,金田一耕助(というより横溝正史)モノは,シリーズでテレビ化されていたと思います.今も昔も,面白くない小説を映像化することは無いでしょう.これほど面白いから,テレビでシリーズ化されていたんだな,と納得がいきました. 八つ墓村に不気味な印象だけ抱いている方は多々いらっしゃると思います.一度,小説として読まれることをお勧めします.とても面白く,シリーズで購入することも考えています. | ||||
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初めて読んだ時はわくわくドキドキしながら最後まで読んで、まぶしいとか色鮮やかという印象が残ったのに、映画やドラマではそれが一つも表現されてなくてひたすら暗くて陰湿でガッカリしました。 | ||||
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ミステリーマニアなら、一度は読んでおきたい本です。 時代を超えても、名著は衰えずといった感じです。 | ||||
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トリックの新しさとか、ロジックの確かさとか、ではなく、エンタテイメントにとっていちばん大切なのは「読んでて楽しいか」だと思います。 | ||||
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本にしました。 田舎の因習とか人間関係とか、映像でなくても恐ろしいと思いました。 ノンフィクション系しか読まなかったのですが、(これも実際起こった事件を元にしていますが)小説も金田一シリーズなら読めます。 しかし、小説でもとても怖くて、布団被って震えながら読んでました(笑) | ||||
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10版カバー付求む!! 取り急ぎ・・ありませんので。 旧 ★評価は6。 今更説明等は、不要で読後感想等は省かせていただきます!! | ||||
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子供の頃から名前だけは知っていた。 ホラーだとばかり思っていたが、有名な金田一シリーズだと知ったのは、二十歳を過ぎてから。 最近。 同僚の勧めで初めて犬神家を原作を読んだ。 以来すっかり横溝正史のファンに。 本作も期待を裏切らない面白さであった。 人物関係が複雑なので、自分なりに相関図を書くとより面白いかもしれない。 読み進めたい気持ちと、立ち止まって考えたい気持ちが交錯する、なかなか罪な小説であった。 次は悪魔の手毬歌を読むつもり。 | ||||
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要蔵が鶴子を凌辱する描写と辰弥と典子が洞窟で結ばれる描写がなければ、少年冒険小説として通用する。 しかしそもそもの始まり、要蔵が鶴子を拉致監禁レイプしている時点でなぜ警察は要蔵を逮捕しなかったのか?それが根本的な疑問。 殺人だったら動くけど、レイプじゃ動かないのか?警察は。 村人、鶴子の親はなぜ警察に通報しなかった?したのか? 要蔵が大量殺人をやったら山狩りするくせに、一人の女を拉致監禁レイプするくらいなら放置なのか? ここがどうしても理解できないのだが。 | ||||
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