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三つ首塔
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【この小説が収録されている参考書籍】
三つ首塔の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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| これを本格的な推理小説と思って読むのなら、やめたほうがいいと思う。そうじゃなくて、テレビの2時間ドラマのつもりで楽しみたいと思う方にオススメ。 実際、どう考えても、著者がマジメに推理小説として書いているとは思えない。むしろ、ジェットコースター・ノベルをオレもいっちょう書いてやっか、ってな感じがひしひしと伝わったのは、けっして私だけではないはず。 ただ、そこはヨコミゾ・セイシ。「三つ首塔」なるオドロオドロしい謎かけは、やっぱり著者ならではだと思うし、私自身、そこに何があるのだろうと気になりながら、ひたすらページをめくっていた。 逆に、本格的な推理小説だと思って読むと、たとえば、真犯人のあまりにあまりな意外さにムカつかされると思う。いくら推理小説に意外性が求められているとはいえね。 | ||||
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| 名家の婚礼初夜、離れで寝ていた新郎新婦が殺害された。 離れの建物にはしっかりと戸締りがなされ、しかも、 周囲は雪で覆われており、いわば二重の密室状態だった。 にもかかわらず、犯人が立ち去った足跡は見当たらず、 凶器の日本刀のみが離れの外に残されていた…… 大掛かりで複雑な機械トリックが特徴の本作。 普段ミステリを読まない人が、本作を読めば、犯人のあまりに旧弊な犯行動機も含め、 「なんでわざわざ、そんなことすんの?」と思うんじゃないでしょうか(w しかし、ミステリ的にみれば、純日本家屋の中で、あくまで「和」の道具立て(琴、 日本刀、鎌など)によって密室を構成してみせた本作の歴史的意義は大きいです。 そして、そうした日本的なモノがそれぞれに帯びる象徴性が捨象され、単純な機能に 解体されることによってトリックとして再構成されるメカニズムこそ、ミステリの勘所です。 我々は、横溝作品といえばつい、おどろおどろしさや猟奇性ばかりをイメージしますが、 あくまでそれは演出の一面にすぎず、伝統的な和の意匠が、ことごとく抽象的なロジック へと還元されていく、ギャップや異化効果にこそ、その真骨頂があるといえます。 | ||||
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| 横溝正史さんの三つ首塔は、先月くらいに関西でテレビドラマ三つ首塔を深夜で放送していました。思わず見てしまって、それ以来すごくハマりました。横溝正史さんの推理小説三つ首塔を早速、購入しました。 | ||||
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| 主人公である音禰の手記の形式を取っている。 この音禰は女子大を出たばかりの才色兼備の女性だが、100億円の遺産の話しが舞い込んでくる。その遺産を巡って、次々と縁者が殺されていくのであるが、話しはまず殺人から始まる。それから音禰への強姦。その強姦した男との逃避行。そしてまた殺人、とまああまりトリック的なものはない。 強いて言えば謎解きである。確かに探偵小説とは謎解きであるのだが。 読み終わって見れば時代背景が多少異なるがハッピーエンドも含め赤川作品と似た要素が多分に感じられる。 目次に「大団円」と書いてあるからハッピーエンドだと言うことはネタばれでもないであろう。 | ||||
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| 作品の知名度の割りに最後まで放置されっ放しの謎が多すぎて欲求不満が残ります。奥歯に挟まった野菜の繊維がどうしても取れないような不快感です。それでも人がサクサク殺されればいい!と言う方にはお薦めします。ただ、この時代の退廃的なムードや、笑える程の濃厚キャラ、『この当時はこんな作品が人気だったんだ』と言う感慨は、それだけでも一読の価値はあるかも知れません。 | ||||
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| 一応、金田一耕助登場作品です。 しかし、出てくるのは序盤と本当にラストの本の少ししか出てきません。 その他のほとんどは快楽と愛憎劇に巻き込まれた 悲劇の主人公、宮本音禰がメインを占めています。 この作品ほど、人が血にまみれていく作品はないと思われます。 最初から血なまぐささが炸裂しますし、 百億の遺産を巡って壮絶な「戦い」が繰り広げられていくのです。 そして宮本音禰の体を貪った時によって名前の変わる不思議な男… 数々の物語の意図が最後まで読むものをあきさせません。 ただし、金田一耕助ファンの人は読まないほうがいいかもしれません。 何せ今回は「悪役」に近い形で出ているので。 物語は文句なしに素晴らしかったです。 | ||||
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| 莫大な遺産を巡って一族間で起こる連続殺人事件、というのは「犬神家の一族」、 そしてヒロインと謎の男の関係は「女王蜂」の智子と多門連太郎を彷彿とさせます。 ヒロインに次から次へとノンストップで降りかかる災難。あの金田一も今回は悪役的な存在です。 他の作品よりもエログロで、人も大勢死にます。第一の殺人の時点でいきなり3人も死ぬし。 そしてなんと言ってもキャラが濃すぎる登場人物たち。金粉銀粉ダンサーや、名前だけですでにおかしい「カロリン関根」など、個人的には史郎が一番強烈でした。 とにかく、スリル満点のジェットコースターノベルです。 | ||||
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| オドロオドロしい始まり方をするし、性的に不快な場面が出てきたりするので、女性にはちょっと読みづらいかも。でも辛抱強く読みすすめていくと、展開の面白さに惹かれていきます。最後は少々あっけない気もしますが、全体的に見れば、ストーリーの起伏も、犯人が意外な人物であることも、十分期待通りです。 | ||||
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| 「夜歩く」と同様に全編を通して渦中の1人が語るという形で物語が進みます。 ただ異なるのは、「夜歩く」が第三者的で物事が坦々と進行するのに対し、語るのが女性だからでしょうか?、こちらは感情の起伏に富んで躍動感があります。 捜査の初期から金田一は登場しますが、渦中の女性を通して語られるのみで(しかも中盤、渦中の女性が社会から行方をくらましてしまうので金田一はほとんど登場しません)、他の作品と違って犯人を追い詰めていくといったスリルはありません。逆に得体の知れない犯人に?金田一に?社会に?追い詰められていくというスリルは満点です。 相続を軸とする金銭欲と人間関係を軸とする愛欲が相まって、オドロオドロしい殺人にさらに華を添ています。 また場の設定についても、同時期にかかれたものが「首」「幽霊男」というところで推し量られるべきでしょう。 全体としては、これほど人間の感情が強く書かれている作品は、横溝のものとして珍しいのではないでしょうか? 「女王蜂」を好きな人は、この作品もきっと好きだと思います。ちなみに私はかなり好みでした。 | ||||
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| 横溝ミステリーお得意の、遺産相続を巡って次々に殺人事件が起こってゆくという展開です。書き方の手法には、現代ミステリー作家が大きく影響を受けていると思いました。横溝ワールドにどっぷり浸かり過ぎると、日常のあらゆる所で事件が起きそうな気になって来ると思うので、その辺には十分注意して下さい。例えばチョコレートを食べる時に、「これは毒入りかも」と疑ってかかるようになってしまうかも知れませんよ(笑) | ||||
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