■スポンサードリンク
QED 諏訪の神霊
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
QED 諏訪の神霊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
QEDシリーズは数冊読んでいて、うんちく本として楽しんでいます。 実はこの「諏訪の神霊」がきっかけで、実際に諏訪に行きました。 その結果、諏訪信仰のあまりの奥深さに魅了されています。 諏訪関連本を数冊読み、博物館にも(神長官守矢史料館など)にも足を運び、関西人の私にとって衝撃的でした。 諏訪をめぐったのち、もう一度読んでみてます。 正直、今読むとこじつけに近いものも多いですが、それもこのシリーズの楽しみでもあります。 QEDシリーズの根底には「今正史とされているものは、支配層によるセルフィッシュなバージョン」というのがあります。 “諏訪地方の民衆の力を削ぐために御柱祭がある”というのには、妙に納得してしまいました。 上社と下社の成り立ちも勉強になりました。 でも、諏訪信仰はこんな何百ページで謎が解けるものではないとよそ者の私は感じています。 塩の道や、尖石の古墳群、中央構造線など、深掘りできたと思ったり。 ただでさえ難しい諏訪信仰というのが改めてわかります。 諏訪ラブのきっかけをどうもありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
祭りにはある種恨みというのが込められているのかもしれません。 この御柱祭にもどうやら真実にはそういうのが… ふとしたきっかけで長野へとタタルと二人で行くことになった奈々。 そこで出会ったのはタタルの友人でした。 お祭りについていろいろと解説をしてもらう二人。 その一方で友人の住む一角でとんでもない事件が起きていました。 むごたらしい方法で次々と住民が殺されたのです。 この事件にもある種の「深い恨み」が隠されています。 しかも複数人の。 そしてそこには事故とされていたものの裏側も 露呈してくるのです… 恨みはどこにでも転がっています。 それを出さないで生きなければいけません。 その発散できる手段が、祭りなのかもしれませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
対応早く、説明どおりの商品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初期の作品のように、へえ~って感が余り無く、なんか強引に話を創ってる感がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
購入してよかった。また同じような物が出ればかいたい。よろしくおねがいします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
QEDシリーズ、今回のテーマは御柱祭を中心とする諏訪信仰であります。 歴史解釈と並行して起こる事件の乖離ぶりがだんだんひどくなってくる本シリーズですが、今回は割合にちゃんと事件の謎が描かれており、おかげでウンチク目当てでない読者にとっても読みやすいものになっております。 歴史にまつわるウンチクの数々は興味深いのですが、謎解きのための謎解きの感はぬぐえず、新解釈を披露されたところで驚きにも感動にも乏しいというのが正直なところ。 シリーズキャラクターの関係性にも変化が出てきて、いよいよシリーズ完結の気配が見えてまいりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
諏訪の「御柱祭」の勇壮さを通り越したテンションの高さについては、以前から興味がありましたし、諏訪大社に行ってみたときも、並ぶ鹿の剥製その他、普通の神社と違う何ともなまなましい闘争性のようなものに驚きました。 それもあり、桑原タタルの謎解きが知りたくて手に取りました。 今回タタル一行は諏訪大社をめぐり、上社、下社の成り立ちの差、向いている方角、出雲を追われた建御名方神の移動で諏訪を追われたミシャグチ神の処遇、四本の柱の表すもの、また御柱に対する乱暴な扱いなど、さまざまな点を入り口に、推理を組み立ててゆきます。 タタルにも史料で全貌がつかめていないものを、現地に行って自分の感覚でつかんでみる、というクエスト物語ともなっています(このところのQEDシリーズは、タタルが現地取材に赴いてその場で仮説を立ち上げる、という少しひかえめで現在進行形のスタンスになっており、天下り的解説ではないのが臨場感があるとも言えますが、そのぶん、論がきちんと結晶化しきっていない印象も受けます)。 今回の諏訪のおどろおどろしい古代史の読み解きは、特にあちこちに謎を残している感じです。タタルも大風呂敷をたためきっていないのですが、それだけに彼の手にも負えないかもしれぬ古代史の広がりを逆に感じさせられ、私はさらに刺激を受けました。 やはり現地で自分が感じた、「鹿の首」にまつわる殺伐とした、どす黒い印象は本当だったのだという気がしました。 その古代史の部分が魅力であった反面、現代の殺人事件はますます説得性を失ったようです。犯人の(古代の根をひく)オカルティックな見立て殺人も、明かされた犯人像とそぐわない感じですし、そこまでのことをする動機や強い執念にもいまひとつ納得がゆきません。 あと3作で終わるQEDシリーズとのこと、作者も、壮大なパノラマの蘊蓄を盛るための、新たな形式へと移行することを考えておられるようです。それはそれで楽しみですし、この作品がミステリとしては破綻していても、風土の持つ歴史性への執拗な掘り下げには相変わらずひきこまれます。 (なお、諏訪大社関連には女神の影がまったくない、としている本作ですが、歌舞伎の『本朝二十四孝』には八重垣姫が湖の氷の上をわたってゆく有名な場面があり、このあたりをタタルがどう評価するのかもひとこと聞いてみたかったと思います。) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
諏訪大社といえば、戦時中、戦勝祈願神社であったこと含めて、勇壮で闘争的、古代性を色濃く残した特殊な神社。 今回タタル一行は、実際の諏訪大社をめぐり、上社、下社の成り立ちの差、向いている方角、出雲を追われた建御名方神の移動で諏訪を追われたミシャグチ神の処遇、四本の柱の表すもの、また御柱に対する乱暴な扱いなど、形式的な点を入り口に、推理を組み立ててゆきます。 タタルにも史料で全貌がつかめていないものを、現地に行って自分の感覚でつかんでみる、というクエスト物語ともなっています。 このところのQEDシリーズは、タタルが現地取材に赴いてその場で、古代史の謎について仮説を立ち上げる、という現在進行形のスタンスになっており、天下り的ではないのが臨場感があるとも言えますが、そのぶん、論がきちんと結晶化しきっていない印象も受けます。 今回の諏訪のおどろおどろしい古代史の読み解きは、特にあちこちに謎を残している感じです。タタルも大風呂敷をたためきっておらず、それだけに彼の手にも負えないかもしれぬ古代史の広がりを逆に感じさせられて刺激的でした。 残念ながらいっぽうで、現代の殺人事件の謎解きはますます説得性を失ったようです。犯人のオカルティックな見立て殺人も、明かされた犯人像とそぐわない感じですし、そこまでのことをする動機や強い執念にもいまひとつ納得がゆきません。 あと3作で終わるQEDシリーズとのこと、作者も、壮大なパノラマの蘊蓄を盛るための、新たな形式へと移行することを考えておられるようです。 ミステリとしては破綻していても、風土の持つ負の歴史への執拗な掘り下げには相変わらずひきこまれますので、そこが好きな読者にはお勧めできます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今作では、これまでにあった壮大なパズルのような様式美が薄れてしまいました。 さらに扱われている歴史の謎解きはどう見ても消化不良で、現代の事件も無理がありすぎです。 そもそも日本国内の陰陽五行説や怨霊信仰などよりも遙かに古い歴史を持つ諏訪地方の御柱祭を 菅原道真や小野小町に因むキャラクターにモノ語らせる、という設定自体に無理があるので、 これは致し方ないのかも知れません。桑原タタルと棚旗奈々の飲む酒量は増える一方ですね。 現代の事件も歴史上の謎解きも作者の自説を通すための無理あるいは不自然さのしわ寄せは 全て犯人と被害者が被って、葬り去られて消えていってしまいます。 見方を変えれば、記紀の編者もそうして歴史を闇に塗り込めてきた、という事でしょうか。 つまり、今作は古代、中世、近代、現代を透かし絵のように重ねて見せている重層構造で、 この本自体もその構造に連なっている、という見立てなのかも知れません。 が、 今回は扱っている題材を租借しきれず吐き出したような印象は捨て切れませんし、 どんな見立てを構築し、そこにどんな要素を嵌め込んだにせよ、細部で破綻しています。 細部は眼を瞑ってくれ、作品の全てを俯瞰で見てくれ、というのは理解できます。 でも、これまで愛すべきキャラクター達を作り上げてきたのに、 彼らの扱いがぞんざいになってきた印象もあります。 残念なばかりですが、しかし、諏訪地方の謎に果敢に挑んだ点を考慮して星3つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今作では、これまでにあった壮大なパズルのような様式美が薄れてしまいました。 さらに扱われている歴史の謎解きはどう見ても消化不良で、現代の事件も無理がありすぎです。 そもそも日本国内の陰陽五行説や怨霊信仰などよりも遙かに古い歴史を持つ諏訪地方の御柱祭を 菅原道真や小野小町に因むキャラクターにモノ語らせる、という設定自体に無理があるので、 これは致し方ないのかも知れません。桑原タタルと棚旗奈々の飲む酒量は増える一方ですね。 現代の事件も歴史上の謎解きも作者の自説を通すための無理あるいは不自然さのしわ寄せは 全て犯人と被害者が被って、葬り去られて消えていってしまいます。 見方を変えれば、記紀の編者もそうして歴史を闇に塗り込めてきた、という事でしょうか。 つまり、今作は古代、中世、近代、現代を透かし絵のように重ねて見せている重層構造で、 この本自体もその構造に連なっている、という見立てなのかも知れません。 が、 今回は扱っている題材を租借しきれず吐き出したような印象は捨て切れませんし、 どんな見立てを構築し、そこにどんな要素を嵌め込んだにせよ、細部で破綻しています。 細部は眼を瞑ってくれ、作品の全てを俯瞰で見てくれ、というのは理解できます。 でも、これまで愛すべきキャラクター達を作り上げてきたのに、 彼らの扱いがぞんざいになってきた印象もあります。 残念なばかりですが、しかし、諏訪地方の謎に果敢に挑んだ点を考慮して星3つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
定説はおろか有力説も定かではない、諏訪の御柱祭の謎に挑んでいます。 あまり日本の歴史や文化について知らなくても、面白く読める作品です。 諏訪の御柱祭などに対して興味を持つきっかけになりました。 また、ミステリー(現実に起きた事件)の謎解き、動機などについては 作品の中で述べられる悲しい歴史とリンクされたものなので、どうしても 現実のものと乖離された感じがします。違ったミステリー小説を読みたい 人には逆にいいと思います。 QEDシリーズもあと残りわずかなので、今後の作品に期待したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
定説はおろか有力説も定かではない、諏訪の御柱祭の謎に挑んでいます。 あまり日本の歴史や文化について知らなくても、面白く読める作品です。 諏訪の御柱祭などに対して興味を持つきっかけになりました。 また、ミステリー(現実に起きた事件)の謎解き、動機などについては 作品の中で述べられる悲しい歴史とリンクされたものなので、どうしても 現実のものと乖離された感じがします。違ったミステリー小説を読みたい 人には逆にいいと思います。 QEDシリーズもあと残りわずかなので、今後の作品に期待したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
蘊蓄に嫌気がさし、もう著者の新刊は手にとらない予定でしたが、出身地が題材であったため、買ってしまいました。相変わらず蘊蓄満載、そしてありえない展開。でしたが、鼻につく感じが薄れ、思っていたより楽しめました。諏訪大社への考察は著者の一考であり、どうかな?と感じましたが、反論するだけの知識がありません。生粋の諏訪人の父に読ませて意見を聞いてみたいところです。知らないことがたくさん書いてあったのでこれを機会に地元のことを勉強してみようかと思います。諏訪に旅行に来られる方には諏訪大社のガイドブック的に読むといいかも? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
蘊蓄に嫌気がさし、もう著者の新刊は手にとらない予定でしたが、出身地が題材であったため、買ってしまいました。 相変わらず蘊蓄満載、そしてありえない展開。でしたが、鼻につく感じが薄れ、思っていたより楽しめました。 諏訪大社への考察は著者の一考であり、どうかな?と感じましたが、反論するだけの知識がありません。生粋の諏訪人の父に読ませて意見を聞いてみたいところです。 知らないことがたくさん書いてあったのでこれを機会に地元のことを勉強してみようかと思います。 諏訪に旅行に来られる方には諏訪大社のガイドブック的に読むといいかも? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
謎解きを期待しちゃダメです。 劇中の刑事さん同様、動機についても納得はできません。 が、いつものことなのでそれはOK。 それがQEDの味だと思います。 今回は諏訪の御柱祭。 地面を引き摺られ、急坂から落とされ、川を潜らせて禊ぎ。 その間中多勢の人が跨って乗っている御柱。 尊敬される『神』とは思えない扱いを受ける御柱の正体とは。 内容の信憑性については調べる気もないので 一つの説として読む分にはけっこう楽しめます。 まんま鵜呑みにしちゃうには危険な香りがしますけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
謎解きを期待しちゃダメです。 劇中の刑事さん同様、動機についても納得はできません。 が、いつものことなのでそれはOK。 それがQEDの味だと思います。 今回は諏訪の御柱祭。 地面を引き摺られ、急坂から落とされ、川を潜らせて禊ぎ。 その間中多勢の人が跨って乗っている御柱。 尊敬される『神』とは思えない扱いを受ける御柱の正体とは。 内容の信憑性については調べる気もないので 一つの説として読む分にはけっこう楽しめます。 まんま鵜呑みにしちゃうには危険な香りがしますけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かつて長野県出身の方に延々と御柱祭について講釈をされたことがあります。その時は祭りの内容よりも、その方の思い入れの深さに圧倒されましたが、長野県民は皆、そうだと言われたので、長野県民の方がこの本を読むとどう思うのか、聞いてみたいです。 諏訪の七不思議や御頭祭など知らない事も多くあったので、読み物としてそれなりに楽しめました。(本書での説明が正しいという意味ではなく、興味を持つきっかけとしてですが。) 作中の事件(動機や実現可能性、あるいは読み物としての必然性など)については、このシリーズについては、私は個人的にもともと求めていないですし、”おまけ”みたいなものと考えていますが、正統派ミステリーを期待している方にはつっこみどころ満載だと思います。 ということで、最近は特に、タタル&奈々ちゃんの萌えポイントの数でこのシリーズは評価することにしたので、今回は星3つにしておきます。(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かつて長野県出身の方に延々と御柱祭について講釈をされたことがあります。その時は祭りの内容よりも、その方の思い入れの深さに圧倒されましたが、長野県民は皆、そうだと言われたので、長野県民の方がこの本を読むとどう思うのか、聞いてみたいです。 諏訪の七不思議や御頭祭など知らない事も多くあったので、読み物としてそれなりに楽しめました。(本書での説明が正しいという意味ではなく、興味を持つきっかけとしてですが。) 作中の事件(動機や実現可能性、あるいは読み物としての必然性など)については、このシリーズについては、私は個人的にもともと求めていないですし、”おまけ”みたいなものと考えていますが、正統派ミステリーを期待している方にはつっこみどころ満載だと思います。 ということで、最近は特に、タタル&奈々ちゃんの萌えポイントの数でこのシリーズは評価することにしたので、今回は星3つにしておきます。(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近の「九段坂」のような単なる思いつきの断片のかき集め作品集や「クリスマス」のようなちょっとミステリーに興味を持った中学生が卒業文集に書いたようなもの(そもそも高田氏はこんなもので金をとれるとおもっているのだろうか?)に比べれば、今作はまだそれなりに面白く読めるという点でましなものと思い星は2つでよいかと思います。ただ、以前から問題とされていた現代に起こった事件がいまひとつ納得いかない事(殺人の動機が宗教意識がからんでいる事を考慮にいれてもいま一つ納得できない、それに殺人のプロでもない「犯人」が意識不明でもない相手を手際よく殺害する、しかも冷静に「儀式」をやってのける、さらにそれを一人でなく数人を連続して、なんて不自然です。)また、結局「怨霊」が絡んできますが、最近は「怨霊」とは何かをきちんと考えるべきというもっともな見解も出ており(たとえば恨みを抱えて亡くなった人でも怨霊とならない人もいますし、怨霊としての祀られ方も多様である、など)単純に怨霊で解釈しようとしている本作の考えはあまりにも一面的な解釈だと思います。作者の医学的(薬学的)知識はともかくとしても宗教、歴史、心理学などについてはもっときちんと勉強してほしいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近の「九段坂」のような単なる思いつきの断片のかき集め作品集や「クリスマス」のようなちょっとミステリーに興味を持った中学生が卒業文集に書いたようなもの(そもそも高田氏はこんなもので金をとれるとおもっているのだろうか?)に比べれば、今作はまだそれなりに面白く読めるという点でましなものと思い星は2つでよいかと思います。ただ、以前から問題とされていた現代に起こった事件がいまひとつ納得いかない事(殺人の動機が宗教意識がからんでいる事を考慮にいれてもいま一つ納得できない、それに殺人のプロでもない「犯人」が意識不明でもない相手を手際よく殺害する、しかも冷静に「儀式」をやってのける、さらにそれを一人でなく数人を連続して、なんて不自然です。)また、結局「怨霊」が絡んできますが、最近は「怨霊」とは何かをきちんと考えるべきというもっともな見解も出ており(たとえば恨みを抱えて亡くなった人でも怨霊とならない人もいますし、怨霊としての祀られ方も多様である、など)単純に怨霊で解釈しようとしている本作の考えはあまりにも一面的な解釈だと思います。作者の医学的(薬学的)知識はともかくとしても宗教、歴史、心理学などについてはもっときちんと勉強してほしいと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!