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銀の檻を溶かして
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銀の檻を溶かしての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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『うちの執事が言うことには』などでも人気の高里椎奈先生のデビュー作。 表の顔は小さな薬店。その裏で「妖怪」に関わる揉め事相談を請け負っている3人が、 妖怪や人間から依頼された事件や、成り行きで巻き込まれた事件を、解決したりしなかったりするファンタジーミステリーです。 ジャンルとしては、「キャラミス」「あやかし×現代ファンタジー」に近く、本格ミステリ志向の方よりはキャラクター文芸を求めている方のほうが向いているかもしれません。 文章は少しクセがありますが、繊細な心理描写や美しい表現は一度ハマると中毒性がすごいです。 薬店を営むのは、美少女めいた見た目・自由奔放な性格・頭の回転の速さを兼ね備えた外見高校生くらいの少年・秋、柔らかな物腰と優しく穏やかな雰囲気の外見20代後半くらいの青年・座木(くらき)、素直で元気でちょっと人見知りな外見小学生くらいの男の子・リベザルの3人。全員長寿の人外。 事件自体は基本的に1巻完結ですが、巻を追うごとにキャラクターの関係が変化していったり、シリーズを通しての謎も見どころです。 ライトミステリや現代ファンタジーが好きな方、「異種族間の友情や寿命差」「疑似家族」「外見は天使・中身は老獪な人外美少年」「海を渡って追いかける程度の巨大感情」などのキーワードにピンときた方はぜひ! | ||||
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ミステリーぽくはなかった。 | ||||
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ありそうでない世界が舞台の 妖怪ミステリーです。 何がかって?登場人物にえらい時を生きている妖怪がいるため。 事件は雪の妖精の中で 一人の子どもが殺されていたことから始まります。 そして、その子どもの母親のところにも怪奇現象が… 一応、ミステリーという形ではあるものの 一部要素に本当に妖怪がらみの事柄が 起きます。 なのでちょっと反則を犯しているのは否めません。 だけれども、秋の冷たいけれども、 きちんと心を読み、推理をするその力は 一流といってもいいでしょう。 …ですがこれはキワモノで定評の メフィスト関連作品なので 好き嫌いは分かれます。 | ||||
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ミステリとして読むと、雑な謎解きと作中で大して重要視されてなかった要素が 唐突に事件の中心に来て唖然とさせられ、妖怪物として読むと後半はほぼ妖怪要素ゼロと どうにもミステリとしても妖怪物としても中途半端な作品 探偵役の性格もよく分からないがあまり良いものではなく、読んでいてややうんざりさせられた 第二章から刑事が主格になったりするが、大して出番なくフェードアウト 一体彼はなんだったのか 漫画とかアニメという媒体でならもっと映えたのではないかと思われる惜しい作品ではある | ||||
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正直読むのが辛かったです。 まず、この本はミステリーではありません。また、明かな表現間違いが多くあり、文章のリズムも悪いため非常に読み難いです。 何より、この話のキャラクターに魅力を感じられないと大変辛い。 他の方もレビューで書かれていましたが、内輪ネタの雰囲気があり、キャラクターとノリのみで本を読める方でないと、面白いと感じられないのではと思います。 | ||||
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このシリーズは大好きです!! この「銀の檻を溶かして」は三人の妖怪が悪魔と契約してしまった人の訪問から始まります。 その男性が困っていることと、雪の妖精の事件はつながり、最終的には…。 深山木薬店の店長深山木秋はこの難事件をといていきます。 一人ひとり個性があって、実に魅力的です! 店長深山木秋は美形で、素直じゃなくて、見た目は高校生だけど、薬の調合の技術はすばらしい!!話す内容には慣用句なども入っていて、、勉強にもなりました(笑) 店主の座木(通称ザキ)はおしとやかで種族性のせいで女を口説くような話し方になってしまう。イギリス出身イギリス出身。見た目は27、8才。 リベザルは小学生な見た目で、ポーランド出身。人見知りが激しい。 妖怪が事件を解決していくという、面白い話です! はまること間違いなし!!ぜひ読んでみてください♪ | ||||
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メフィスト賞を受賞している事と、可愛らしい表紙が私的にはミスマッチで、興味を引かれて読みましたが、よくわからない・・。 ミステリというには謎解きに納得がいかないし、(無理があるように思う)キャラ小説として読むと、30代のおばはんにはちょっとついていけないノリがあるし・・。 ただ、著者の方が本当に楽しんで書いたんだろうな、という気分は伝わってくるので、それなりに楽しくは読めました。 伏線、というか、きっと続刊で明らかにされる、登場人物の謎というのがあるのでしょうが、特に興味をそそられないので、よっぽどの機会が無い限り、次に手を出すことは無いと思います。 | ||||
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1999年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 本格と妖奇の入り混じったような作品で人気の著者。そのデビュー作が本書。 意外にキッチリしたつくりに感心させられた。もっとライトノベルっぽいのかと思っていたが、人物造形や場面の書き方は重厚で、安心して読めるレベルのものに仕上がっている。 トリックには物足りない部分が。しかし、意外な真相という点では合格点か。 一方で、妖怪を主人公にするという試みが充分に生かし切れていないようにも感じた。ただ、こちらを肥大化させていくのは止めて欲しいものだ。 | ||||
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この本自体は作者の自己満足自己完結小説。 ミステリを期待するとがっかりします。 キャラ萌えだと割り切ろうにも、無駄の多すぎる文体が邪魔をして感情移入しづらい。 「1巻はつまんないけど、3〜4冊目あたりからこなれてくるから!」 という友人の言葉を信じて、苛立ちに耐えながら続きを読んでみたら 確かに作者の成長は感じられました。 妖怪探偵というアイディアや、作者の言葉遊びのセンス(アラは多々あるけど)を面白いと思えるなら、我慢して読み進める価値はあると思います。 | ||||
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1巻だけで評価すると☆1か2。導入部として見て☆4。 妖怪が余り妖怪として機能していないし、なんだかおかしな結末だったし、ミステリーとしてもファンタジーとしても中途半端と思いました。 そのためその後2年以上続きを買わずにいたのですが、特に読む本もなかったので2・3作目を古本屋で買い、ハマリました。 これはキャラクターを楽しむ本です(←言い切っていいか分からないけど、私はそう思いました)。余り推理という部分にこだわらず読めば、メイン3人の性格も段々明らかになっていくし、脇役も魅力ある人物が多いので、興味深いお話です。 全部古本に落ちるのを待とうと思っていたのですが、外伝を時間つぶしのため本屋で買って、やっぱり気になり、文庫を全部本屋で買い、結局新刊を図書館で読んでます(こんなパターンは初めて)。でも、文庫化されたら新刊も買います。 とりあえず、3作目まで読んでみて、合う人はハマルと思うし、そこまでで合わなかったら、作風と肌が合わないという事だと思います。是非一度は妖しい(怪しい)薬屋さんを訪れてみるべし! | ||||
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テンポが悪いのか無駄な描写が多いのか、 途中から読むのがきつくなってしまいました。 カバーにもっと具体的な挿絵があったなら イメージもしやすかったのでは。 謎解き部分もいまいち高揚感にかけます。 設定は面白そうだと思ったのになぁ。 | ||||
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私は途中で挫折しました。キャラが濃いせいなのか、物語に入りにくい。主人公達が妖怪だっていうのは読む前から頭に叩き込んでたんですが、ダメでした。純粋なミステリーが好きな方にはあまりオススメしません…。逆に、ファンタジー風味なミステリーが好きな方はいいのかも? | ||||
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このシリーズを何冊か読んだのですが、なんだか…ヨクワカラナイ。 読解力が少ないのでしょうか。 それでもキャラクター使い方が上手く、雰囲気で最後まで読みきってしまいました。 | ||||
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これは何? ちょっとまれに見る酷さだと思った(あくまでも個人意見) リアル鬼ごっこ以来、本棚に立てておくことも耐えられない、ごみ箱行の本となりました。 とにかく、キャラクター設定が無理やりで魅力の欠片も無い。 あ、メフィスト賞はゴミ溜めだったんだ! | ||||
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初期のころの作品なので、シリーズを読んでいくとやっぱり物足りない感じもしますが・・・ ミステリとかキャラとかファンタジー要素が良いバランスで入っていて、私は凄く大好きです。 シリーズを通していえることなんですが、 いろんなことがあえて「ハッキリ」と書かれていなくて、凄く考えさせられることも多いのではないでしょうか。 伏線が色んな所に散りばめられていて、「あのとき書かれていたのは、このことなんだ」ってわかると凄く嬉しいです。(笑 この本だけでわかるような伏線もあれば、もっと読んでいかないとわからないようなものも。 とにかく、読むとハマります。 最初は図書館で借りていたのですが、やっぱりシリーズ全巻買ってしまいました。 忘れたころに読み返したい本です。 このシリーズが、ティーンズ文庫で!? と最初は驚いたくらい、内容は(キャラはちょっとぽいですよね) ティーンズって感じじゃないと思うので、ティーンズとして読むとイメージが違うかもしれません。 | ||||
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カバーイラストに惹かれて買いました。 この本の方向性としては、 「ティーンズ小説からちょっと背伸びした感じ」 辺りだと思います。 本格的なミステリー嗜好の人には、勢いやノリで書かれた文章が、読みづらいと感じられるのではないでしょうか。 作者と作中の人物だけが状況を分かっていて、読者はリベザルという作中のちょっと鈍いキャラと一緒にストーリー展開から置いていかれていると感じられる所もある…。 ただ、これは、本格派ミステリーを求める場合の不満で、 この作品はあくまで「ティーンズ小説の延長」と思えば、十分楽しめる。 | ||||
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かつて講談社ノベルズに嵌っていた頃読んでいました。ごく初期の作品だけに少々硬い。いまやメフィスト賞は「受賞作品を読んだ世代の投稿作品」のイメージが強くなりましたが、どちらかというと影響を与えた方の作家さんになります。いまもご活躍中。文庫のイラストと3人(?)キャラクター設定だとライトノベルを期待してしまいますがちょっとだけ違います。例え秋が格好よくてもリザベルがちょっとほのぼのしてもダーク。この作品に限らず作家さんは「伏せているわけではないけれでいつか知る日が来るかもしれないしこないかもしれない」というような表現方法を採られる方。しかしデザインが違うと印象がガラッとかわりますね、別の作品のようです。 | ||||
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駅ビルの本屋でカバーを見掛けて。大好きな唯月さんの絵だったので買おうか悩み…何しろ分厚い本だったので…。 1回諦め、でも結局は誘惑に負けて買いました(爆)読み始めは世界観を掴めているのか、いないのか。不思議なカンジだったんですが、いつの間にかすんなり入り込めた気がします。ただ、本格的な推理小説が好きな方には嫌煙される内容だろうな…と。推理小説ファンでない私は、とても楽しく読めました。個人的には、時間にたっぷり余裕がある時に読むことをオススメします。読み進むうちに先が気になって仕様が無くなってしまうので。 | ||||
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私はこの本が大好きです! 推理を楽しむ、というよりは ファンタジーのようなほのぼのとしたお話を読む、といった感じで読むといいと思います。 この本を読んで、ガッカリした人も大勢いるかと思いますが、為になる話や 心が温まるお話もいっぱい詰まっています。 推理の方はやや強引で ん? と思ってしまうところも沢山ありますが、ファンタジーとして読むのならば(前にも書きましたが)それもしかたがないと思います。 忘れた頃に読むのが合うのではないかと思います。 キャラクターについては、厳しい評価も沢山ですが、外見抜きに あぁいいな と思うところがあります。 食わず嫌いは損なので、試しに1冊読んでみては? | ||||
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文庫で初めてこのシリーズに触れたのですが、主人公たちがかわいらしくて、シリーズを一気に読み漁りました。推理小説としてはやや無理があるところもありますが、物語の進行や主人公たちの過去に気を取られてしまったので、あまり気にならなくなってしまいました。 特に私はリベザルが好きです。彼は秋に振り回されっぱなしですが、かわいいやつです。 | ||||
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