■スポンサードリンク
銀の檻を溶かして
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
銀の檻を溶かしての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『うちの執事が言うことには』などでも人気の高里椎奈先生のデビュー作。 表の顔は小さな薬店。その裏で「妖怪」に関わる揉め事相談を請け負っている3人が、 妖怪や人間から依頼された事件や、成り行きで巻き込まれた事件を、解決したりしなかったりするファンタジーミステリーです。 ジャンルとしては、「キャラミス」「あやかし×現代ファンタジー」に近く、本格ミステリ志向の方よりはキャラクター文芸を求めている方のほうが向いているかもしれません。 文章は少しクセがありますが、繊細な心理描写や美しい表現は一度ハマると中毒性がすごいです。 薬店を営むのは、美少女めいた見た目・自由奔放な性格・頭の回転の速さを兼ね備えた外見高校生くらいの少年・秋、柔らかな物腰と優しく穏やかな雰囲気の外見20代後半くらいの青年・座木(くらき)、素直で元気でちょっと人見知りな外見小学生くらいの男の子・リベザルの3人。全員長寿の人外。 事件自体は基本的に1巻完結ですが、巻を追うごとにキャラクターの関係が変化していったり、シリーズを通しての謎も見どころです。 ライトミステリや現代ファンタジーが好きな方、「異種族間の友情や寿命差」「疑似家族」「外見は天使・中身は老獪な人外美少年」「海を渡って追いかける程度の巨大感情」などのキーワードにピンときた方はぜひ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ありそうでない世界が舞台の 妖怪ミステリーです。 何がかって?登場人物にえらい時を生きている妖怪がいるため。 事件は雪の妖精の中で 一人の子どもが殺されていたことから始まります。 そして、その子どもの母親のところにも怪奇現象が… 一応、ミステリーという形ではあるものの 一部要素に本当に妖怪がらみの事柄が 起きます。 なのでちょっと反則を犯しているのは否めません。 だけれども、秋の冷たいけれども、 きちんと心を読み、推理をするその力は 一流といってもいいでしょう。 …ですがこれはキワモノで定評の メフィスト関連作品なので 好き嫌いは分かれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズは大好きです!! この「銀の檻を溶かして」は三人の妖怪が悪魔と契約してしまった人の訪問から始まります。 その男性が困っていることと、雪の妖精の事件はつながり、最終的には…。 深山木薬店の店長深山木秋はこの難事件をといていきます。 一人ひとり個性があって、実に魅力的です! 店長深山木秋は美形で、素直じゃなくて、見た目は高校生だけど、薬の調合の技術はすばらしい!!話す内容には慣用句なども入っていて、、勉強にもなりました(笑) 店主の座木(通称ザキ)はおしとやかで種族性のせいで女を口説くような話し方になってしまう。イギリス出身イギリス出身。見た目は27、8才。 リベザルは小学生な見た目で、ポーランド出身。人見知りが激しい。 妖怪が事件を解決していくという、面白い話です! はまること間違いなし!!ぜひ読んでみてください♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1巻だけで評価すると☆1か2。導入部として見て☆4。 妖怪が余り妖怪として機能していないし、なんだかおかしな結末だったし、ミステリーとしてもファンタジーとしても中途半端と思いました。 そのためその後2年以上続きを買わずにいたのですが、特に読む本もなかったので2・3作目を古本屋で買い、ハマリました。 これはキャラクターを楽しむ本です(←言い切っていいか分からないけど、私はそう思いました)。余り推理という部分にこだわらず読めば、メイン3人の性格も段々明らかになっていくし、脇役も魅力ある人物が多いので、興味深いお話です。 全部古本に落ちるのを待とうと思っていたのですが、外伝を時間つぶしのため本屋で買って、やっぱり気になり、文庫を全部本屋で買い、結局新刊を図書館で読んでます(こんなパターンは初めて)。でも、文庫化されたら新刊も買います。 とりあえず、3作目まで読んでみて、合う人はハマルと思うし、そこまでで合わなかったら、作風と肌が合わないという事だと思います。是非一度は妖しい(怪しい)薬屋さんを訪れてみるべし! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初期のころの作品なので、シリーズを読んでいくとやっぱり物足りない感じもしますが・・・ ミステリとかキャラとかファンタジー要素が良いバランスで入っていて、私は凄く大好きです。 シリーズを通していえることなんですが、 いろんなことがあえて「ハッキリ」と書かれていなくて、凄く考えさせられることも多いのではないでしょうか。 伏線が色んな所に散りばめられていて、「あのとき書かれていたのは、このことなんだ」ってわかると凄く嬉しいです。(笑 この本だけでわかるような伏線もあれば、もっと読んでいかないとわからないようなものも。 とにかく、読むとハマります。 最初は図書館で借りていたのですが、やっぱりシリーズ全巻買ってしまいました。 忘れたころに読み返したい本です。 このシリーズが、ティーンズ文庫で!? と最初は驚いたくらい、内容は(キャラはちょっとぽいですよね) ティーンズって感じじゃないと思うので、ティーンズとして読むとイメージが違うかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
駅ビルの本屋でカバーを見掛けて。大好きな唯月さんの絵だったので買おうか悩み…何しろ分厚い本だったので…。 1回諦め、でも結局は誘惑に負けて買いました(爆)読み始めは世界観を掴めているのか、いないのか。不思議なカンジだったんですが、いつの間にかすんなり入り込めた気がします。ただ、本格的な推理小説が好きな方には嫌煙される内容だろうな…と。推理小説ファンでない私は、とても楽しく読めました。個人的には、時間にたっぷり余裕がある時に読むことをオススメします。読み進むうちに先が気になって仕様が無くなってしまうので。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はこの本が大好きです! 推理を楽しむ、というよりは ファンタジーのようなほのぼのとしたお話を読む、といった感じで読むといいと思います。 この本を読んで、ガッカリした人も大勢いるかと思いますが、為になる話や 心が温まるお話もいっぱい詰まっています。 推理の方はやや強引で ん? と思ってしまうところも沢山ありますが、ファンタジーとして読むのならば(前にも書きましたが)それもしかたがないと思います。 忘れた頃に読むのが合うのではないかと思います。 キャラクターについては、厳しい評価も沢山ですが、外見抜きに あぁいいな と思うところがあります。 食わず嫌いは損なので、試しに1冊読んでみては? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックが分かってしまったら、もう面白くもなんともない。それはパズルであって小説ではないと私は思います。私は男ですが、それでも主人公3人はとっても魅力的。このシリーズは、主人公以外の登場人物も個性的で飽きない。ちょっと頭の使いすぎかな、と思ったときに読み返すと、ほのぼのとして、でもしゃきっとしていて、いいなって思います。著者自身が主人公たちを好きで好きでたまらないんだろうな、そういう気持ちが伝わってきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容はおもしろいし、キャラクター達も魅力的なのですが個人的に謎解きが今ひとつ納得がいきませんでした。少し無理があるのでは・・・と思いました。本当に推理小説が好きで純粋に謎解きを楽しみたい、という方にはあまりおすすめできないかもしれません。でも本当にキャラクター達は可愛いので読んでいて楽しい作品です。推理小説として今ひとつですが、なんとなく続きがきになるので、もし文庫で出版されたならたぶん買うだろうと思われます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫化!!!嬉しいです、3人の顔が拝見できて(^^♪この本はノベルスの方で拝見させて頂いています。僕は「これが、読み手を厭きさせない本」だと思っています。ノベルスでは探偵3人の顔が分からず、自分の想像でこんな感じだろ?と、言うように進んで行きますが。この本では3人の顔が分かりノベルスとは少し違った感じで読み進められると思いますよv文だけではなくイラストが加わったため、そのうちリベザルの……が観れるかもと言う希望が。。。これを気にノベルスも読んでみると良いかも知れませんよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
講談社ノベルスで出版されていました薬屋探偵妖綺談シリーズ第『0』巻の文庫版です。新たに書き下ろされたのは『唯月 一』さんのカバーイラスト、高里先生のあとがき、『喬林 知』さんによる解説の3つとなっております。『文庫版=安くなる』という間違った考えを持っている当方としては値段があまり変わらなかったのが少し残念ですが、何度でも共に推理し読み返したくなるミステリアスなストーリーや魅力的なキャラクター・設定で十分にカバーできます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この著者は、まだそんなに有名ではないが、手に取ってわかる。実力派。ちょっとマンガチックな面もあるかな?しかし、面白いシリーズだと思う。◎! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公3人の妖怪たち、イイ感じです。リベザル、かわいい♪ その他の登場人物もいいです。個人的に貧乏悪魔・ゼロイチ君の更なる活躍を希望。カッコイイお兄さん・座木さんは2巻でかわいさもアピールしております(襟巻きにしたいくらいカワイイ!)。途中で本を閉じれないほどの面白さ!! 妖怪が活躍してるとはいえ、ちゃんとしたミステリです。もちろん、魔法とか超能力でパパパッ、と解決しちゃうようなセコイ手は一切使っておりません。新しい魅力満載のオススメのシリーズです。新書だけど中高生から十分読める本です。でも、本格ミステリという感じではありません。ミステリ作品の入門編という軽い感じで読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表は薬屋、裏稼業は探偵、だけど彼らは妖怪という設定からして奇抜なミステリー。事件にも悪魔やら幽霊やら盛沢山で、主役級の3人が美少年、美青年というなんとも怪しい・妖しいで同人系が多い理由もわからなくありません。キャラクター小説っぽいですが、事件の真相も謎解きも面白く読めました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!