蒼い千鳥 花霞に泳ぐ
- 薬屋探偵妖綺談 (13)
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2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第8弾。 今回は秋と座木の、過去の姿が描かれている。リベザルは出てこない。 シリーズの「現在」とは、二人の立場や関係が微妙に違っており、これまで思わせぶりに隠されてきた秘密や謎がちょっとだけ明かされたりもする。ファンには嬉しいだろう。 叙述トリックを使うことで新味を出しており、それなりに楽しめる一冊であった。ただ、改善の余地は少なくないと思う。特に結末の物足りなさはどうにかして欲しい。せっかくのトリックが、カタルシスなくズルズルと解かれてしまうため、残念な思いが残る。 | ||||
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1994年、ドラッグストアでアルバイトをしている火冬(秋)のもとに、二件の依頼が舞い込む。 「家を一週間貸してほしい」という不気味な手紙に悩まされている女子高生と、「死体を始末するために妖怪の力を借りたい」という男子高生。 一方座木は、初めての学校生活に胸を躍らせていて… 薬屋シリーズ、過去編です。 ザギ、つい十年ちょっと前はこんなに可愛い子だったんだ、とちょっとおかしくなりました。 つまらないことで真剣になやみ、火冬の一挙一動に浮いたり沈んだり。 一生懸命な様子が高感度大でした。 ただリベザルのことが大好きなので、彼がお休みなのはちょっとさみしかった。 こんな過去があったんだなあ、としみじみしながら読ませてもらいました。 | ||||
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今回の作品は、今までの作品よりかなり時間を遡った過去の話に当たるようです。 ですので、ぜひ、一巻から!! 妖怪などが出てくるけれど、ちゃんとしたミステリーです。 読み応えもありますよ。 過去編、との事で、今回主人公にも当たる座木。 何だか初々しい感じがしてとても良かったです。 前作まででは、メンバーの中でも大人だなぁと感じられた彼にも、こんな幼い頃はあったんだな、と教えてくれます。 火冬(秋)の考えている事が見えなくて、それでも義務は守らないと、と行動する座木。 小さな小さな女の子(あ、人では無いですよ)のリドルがまたいいポジションにいますね。 彼らの感情も交えつつ、一人の女の子と男の子の抱えている、家庭の問題と人では在らざる者からの手紙がキーポイント。 ラストも後味が良かったです。 大きいサイズでは出ていますが、文庫サイズの次巻にも期待です♪ | ||||
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「呵責の想いと空転する涙は、味わい尽くし果てたとき、しゃぼんとなって泡消えた。」薬屋探偵妖綺談シリーズの8冊目。薬屋をやっている(隠れ蓑?)妖怪が主役のミステリー。全ての話に妖怪は絡むけれど、落ちに関しては全て人間なので楽しんで読めます。リベザルが登場なしなので、少し過去の話。座木は高校生で、秋は火冬と名乗っていた。前の7冊を読んでいる人はわかると思うが、座木の高校生というのもなかなかいい。クールさは変わらないが、彼なりに苦悩している姿が見れる。こちらは妖怪盛りだくさんです。 少し難しい場面もあるけれど、オチはかなり気に入っています。 | ||||
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今回の薬屋さんは座木が高校生です。まだ人間世界に慣れていないのか、一生懸命普通の男子高校生に見えるようにしているのが微笑ましいです。秋は相変わらず昔も今も変わらずあの性格ですね。とにかく面白かったです。笑えました。電車の中で読む場合は要注意です。いつの間にか顔がにやけてるかもしれませんので。 | ||||
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