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鬼子



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【この小説が収録されている参考書籍】
鬼子
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)
鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)

鬼子の評価: 4.00/5点 レビュー 34件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
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No.25:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

肝試し的小説

上下巻合わせた感想。現時点において、今まで読んだあらゆる小説の中で最強の胸糞悪さを味わった。この幻冬舎文庫版、16年前に買っていたが、あらすじ読んだだけで読む気が起きず16年間寝かせていた。やっと読めそうな気がしたので読んだ。溝鼠、毒蟲vs溝鼠、血塗られた神話、闇の貴族、ろくでなし、無間地獄、カリスマ、までは昔読んだ。予想通りそれらとは比較にならない胸糞悪さだった。それを狙って書かれた作品だと思う。凄惨な家庭内暴力をとにかく書きたかったのだろう。主人公(?)袴田の息子・浩(17歳)のやることがメチャクチャだ。自分が袴田だったら、最初のほうでとっくに殺してる。こんなメチャクチャな奴にここまで非道なことをさせしめた理由(原因)、やはり大したことなかった。え、そんなこと? そんなことでここまでおかしくなったのかよ浩! て言いたいくらいの。要するにえげつない家庭内暴力シーンをとにかく書きたかっただけなので、浩がそうなった理由(原因)に説得力が全然ない。結末も、生き残るのそいつかよ! としか思えなかった。えげつなさだけは最強(現時点で自分の中では)なので、自分は耐えられるか試したい人は肝試し的に読んでみるのもいいだろう。下巻早々に詩織が自殺する、そこがクライマックスで、あとはそれほどでもないからそこまで行けば最後まで読み通せるだろう。ハッキリ言って内容的にはあまりの胸糞悪さに星ひとつにしたいくらいだが、そこまで生理的に不快にさせるエネルギーを評価して星四つにした。
※そう言えば、下巻に書いてあるあらすじ、明らかに間違ってるよ。袴田の娘・詩織が死んだあとは浩の暴力はない。
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403509
No.24:
(4pt)
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肝試し的小説

上下巻合わせた感想。現時点において、今まで読んだあらゆる小説の中で最強の胸糞悪さを味わった。この幻冬舎文庫版、16年前に買っていたが、あらすじ読んだだけで読む気が起きず16年間寝かせていた。やっと読めそうな気がしたので読んだ。溝鼠、毒蟲vs溝鼠、血塗られた神話、闇の貴族、ろくでなし、無間地獄、カリスマ、までは昔読んだ。予想通りそれらとは比較にならない胸糞悪さだった。それを狙って書かれた作品だと思う。凄惨な家庭内暴力をとにかく書きたかったのだろう。主人公(?)袴田の息子・浩(17歳)のやることがメチャクチャだ。自分が袴田だったら、最初のほうでとっくに殺してる。こんなメチャクチャな奴にここまで非道なことをさせしめた理由(原因)、やはり大したことなかった。え、そんなこと? そんなことでここまでおかしくなったのかよ浩! て言いたいくらいの。要するにえげつない家庭内暴力シーンをとにかく書きたかっただけなので、浩がそうなった理由(原因)に説得力が全然ない。結末も、生き残るのそいつかよ! としか思えなかった。えげつなさだけは最強(現時点で自分の中では)なので、自分は耐えられるか試したい人は肝試し的に読んでみるのもいいだろう。下巻早々に詩織が自殺する、そこがクライマックスで、あとはそれほどでもないからそこまで行けば最後まで読み通せるだろう。ハッキリ言って内容的にはあまりの胸糞悪さに星ひとつにしたいくらいだが、そこまで生理的に不快にさせるエネルギーを評価して星四つにした。
※そう言えば、下巻に書いてあるあらすじ、明らかに間違ってるよ。袴田の娘・詩織が死んだあとは浩の暴力はない。
鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)より
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No.23:
(5pt)

一体鬼が誰なのか

を考えさせられる衝撃的な内容でした。
上巻は少しゆっくりしたダラダラ感がありましたが
下巻は息も飲ませない勢いでした。
この作者の作品は初めてですがもっとほかの作品も
読んでみたくなりました。
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4344403517
No.22:
(4pt)

この主人公

個人的にはとても嫌いなタイプの人間です。
もちろんこれが作者が意図したことなのかとも思いますが
読んでてイライラしたりなぜ息子がいきなり非行に走ったのかも
主人公の妻に対する疑惑が本当だとしても納得がいきました。
これからどうなっていくのが先が気になります。
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4344403509
No.21:
(5pt)

展開が気になる。。

家庭崩壊を話題にしていましたが、主人公の小説家の人間面の表現に面白みがありました。
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4344403509
No.20:
(5pt)

結末が想定外すぎる。

結末が予想外すぎる展開で、続きが気になり徹夜で読んでしまいました。 とても面白かったです。
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4344403517
No.19:
(5pt)
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駆け抜けてくれました

何故、浩はここまで凶暴な男になってしまったのか⁈なぜ?なぜ? 主人公袴田勇二の細かな心理描写は乱暴に読み飛ばし、ページの先へ先へ急ぐ自分。 面白い小説とは、そんなものだろう。 と同時に不安になった。 ここまで気分を盛り上げてくれたのに、つまらないラストだったらどうしようと。 大丈夫でした。 無事最後まで物語は疾走してくれました。 ラストは、個人的には満足です。
鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403517
No.18:
(5pt)
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充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403509
No.17:
(5pt)

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403517
No.16:
(4pt)

時間を忘れた

前半部分はやや退屈(しかし後半の面白さを引き立てる役割をする)だったため、駄作かと思いきや後半から一気に引き込まれた。
この結果、翌日の仕事も忘れ下巻に突入。
家庭内暴力を描いた描写がすごい。
新堂氏の作品では最高の部類に入る作品の一つ。
強くお薦めできる。
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4344403509
No.15:
(5pt)

とにかく面白かったです

一気に読んでしまいました。ぐいぐいと引き込まれる筆致、リアルでシリアスな内容。それだけにとどまらず、ラスト5分の1のところで、これでもか、これでもかと言わんばかりに覆される真実。映画・TVドラマでの上映を切に希望いたします。
鬼子Amazon書評・レビュー:鬼子より
4344001257
No.14:
(5pt)

過剰に見えるが・・・・・

正直、マザコンならありえる話じゃないかな〜〜?普通のレベルじゃやらないと思うけど、過
度なマザコン、極度なマザコンなら、本当にあってもおかしくない話。今日、この現代なら、このマザコン大国日本なら普通の出来事かも知れない。とにかく内容がリアルすぎる。新堂冬樹はだからいい。本題を重視しつつも必ず人間の根底部分や人間の深層心理を旨く逃さず、表す文章 創作能力にいつも魅了されます。 これなら溝鼠や、炎と氷よりインパクトがある気がする。
鬼子Amazon書評・レビュー:鬼子より
4344001257
No.13:
(4pt)

ここまでやるか。。。

家族の中でここまでやるのか。。。
なんて思ってたら上巻が終わってた。
相変わらず新堂、一気に読ませます。
買うべし!読むべし!!!
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403509
No.12:
(5pt)

下品なのは間違いないけど・・・

 この作品のテーマの一つ「暴力」に相応しい目を背けたくなるような描写.同著者の「カリスマ」のときにも感じたがとにかく下品な作品だ.文章からは品性の欠片も感じない.プロットも良く練られているとは思わない.落ちも取って付けた様で気に入らない.会話も機知に富んでいるとは思わない.
 それでも息もつかせぬ展開で読ませてくれる,とんでもないパワーを秘めた本.新堂冬樹作品たる所以だろう.
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403509
No.11:
(5pt)

一言でいえば“震撼!”

完璧なまでに練られ、叩かれ鍛えぬかれた傑作。読めばとまらなくなること必至、限界点まで一気に加速する悪魔のプロット。精神的に余裕があるなら是が非でも読むべきです。素晴らしいのはこれだけ多くの要素を満載しながら転覆せず、物語が見事に読者の懐にしっかりと立ち現れること。日本の作家では非常に珍しい、神をも恐れぬ勇気が『鬼子』には宿っています。
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No.10:
(5pt)

上巻含めてレビューします

ネタバレになるので詳しくは書きませんが後半の展開ははっきり言って卑怯なところがあります。(ついでに作品の価値とは関係ないけれど 母親に読ませるには結構な度胸がいる展開です)とはいえ最初から最後まで話に引き込まれましたしこの程度の卑怯さならよくあるレベルでしょう。この作品のキモは登場人物の描写です。彼らの抱える事情こそ特別ですが行動には人間らしさ溢れています。だからこそ真相が晒されるときリアリティと主人公への共感が冷まされ、いわゆる「ひき」を感じるかもしれません。
鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)より
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No.9:
(4pt)

面白いけど

純愛小説しか書けない売れない作家。その息子がある日突然豹変。実の親に対して酒、タバコはもちろんエロ・ビデオまで借りさせ、殴る蹴るの暴力だけでなく、実の妹を友人らに犯させるという、とにかくむちゃくちゃなやつ。同じ時期に妻も自分に対してよそよそしくなってしまい、息子の更生に協力しようとしない。その原因は何のか? 何ででしょう? それは読んでからのお楽しみです。一般的な作家の悲哀がよく表現されてる感じがしました。私は作家じゃないからほんとのところはわかりませんが。というよりも主人公の作家のセンスが非常に興味深く、ほんとにこんな人が今時いるのかな? という感じでした。
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.8:
(5pt)

崩壊しかかった家庭内の描写が秀逸

上巻は、売れない作家・袴田勇二の息子である浩の、暴力的になった原因が何かに思いをめぐらすより、崩壊しかかった家庭内の描写に圧倒される。簡単に崩壊させてしまうことの出来ない家族という集団だからこそ、悪循環にはまり、地獄絵図を描き出してしまうことになる。血の繋がった者同士の精神的なものも含めての暴力は、そうでない場合より不条理さを感じる。これはかなりのもので、サイコキラーによる残虐な無差別殺人の方が、よほど増しと思ったくらいである。読んでいて気持ちの良いものでないが、この著者の描写力は高く評価したい。
(下巻のレビューに続く)
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.7:
(4pt)

持つ手がふるえる恐怖

全く救いのない、何とも後味の悪い小説です。これは誉め言葉です。新堂作品にさわやかな読後感など求める人はいません。(上巻だけレビューを書きますが、下巻あわせてのことだとお考え下さい。)私に息子がいるからかもしれませんが(まだ3歳ですけど)、読んでいて恐くて手が震えました。ホラーとは異質の恐怖です。こんな経験はめったにありません。ただ他のレビューでも指摘されていますが、どんでん返しがやや都合が良すぎる気がします。それで、星は4つ。
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403509
No.6:
(4pt)

哀しくて強烈な

巧い、ぐいぐい読ませる力がある。けれど、「カリスマ」となんだか類似していて飽きるし、独特のしつこい描写も鼻につく。ところが下巻を読み始めたらもう止まらない。なんとも強烈で、哀しい物語だ。
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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