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鬼子



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【この小説が収録されている参考書籍】
鬼子
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)
鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)

鬼子の評価: 4.00/5点 レビュー 34件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 1~20 1/2ページ
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No.34:
(3pt)

神話

己に降りかかる厄災の原因を外に求める男。その原因は男自身に有り、その内容は?
この設定はギリシャ悲劇「トゥランノス・オイディプース」の物語そのものです。デルフォイの神託は役不足の医者と言ったところ。この連中でどうなるのか?
登場人物はどれも小粒な小市民。神々との和解など在る筈も無く、カタルシスも有りません。
鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈下〉 (幻冬舎文庫)より
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No.33:
(4pt)
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肝試し的小説

上下巻合わせた感想。現時点において、今まで読んだあらゆる小説の中で最強の胸糞悪さを味わった。この幻冬舎文庫版、16年前に買っていたが、あらすじ読んだだけで読む気が起きず16年間寝かせていた。やっと読めそうな気がしたので読んだ。溝鼠、毒蟲vs溝鼠、血塗られた神話、闇の貴族、ろくでなし、無間地獄、カリスマ、までは昔読んだ。予想通りそれらとは比較にならない胸糞悪さだった。それを狙って書かれた作品だと思う。凄惨な家庭内暴力をとにかく書きたかったのだろう。主人公(?)袴田の息子・浩(17歳)のやることがメチャクチャだ。自分が袴田だったら、最初のほうでとっくに殺してる。こんなメチャクチャな奴にここまで非道なことをさせしめた理由(原因)、やはり大したことなかった。え、そんなこと? そんなことでここまでおかしくなったのかよ浩! て言いたいくらいの。要するにえげつない家庭内暴力シーンをとにかく書きたかっただけなので、浩がそうなった理由(原因)に説得力が全然ない。結末も、生き残るのそいつかよ! としか思えなかった。えげつなさだけは最強(現時点で自分の中では)なので、自分は耐えられるか試したい人は肝試し的に読んでみるのもいいだろう。下巻早々に詩織が自殺する、そこがクライマックスで、あとはそれほどでもないからそこまで行けば最後まで読み通せるだろう。ハッキリ言って内容的にはあまりの胸糞悪さに星ひとつにしたいくらいだが、そこまで生理的に不快にさせるエネルギーを評価して星四つにした。
※そう言えば、下巻に書いてあるあらすじ、明らかに間違ってるよ。袴田の娘・詩織が死んだあとは浩の暴力はない。
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403509
No.32:
(4pt)
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肝試し的小説

上下巻合わせた感想。現時点において、今まで読んだあらゆる小説の中で最強の胸糞悪さを味わった。この幻冬舎文庫版、16年前に買っていたが、あらすじ読んだだけで読む気が起きず16年間寝かせていた。やっと読めそうな気がしたので読んだ。溝鼠、毒蟲vs溝鼠、血塗られた神話、闇の貴族、ろくでなし、無間地獄、カリスマ、までは昔読んだ。予想通りそれらとは比較にならない胸糞悪さだった。それを狙って書かれた作品だと思う。凄惨な家庭内暴力をとにかく書きたかったのだろう。主人公(?)袴田の息子・浩(17歳)のやることがメチャクチャだ。自分が袴田だったら、最初のほうでとっくに殺してる。こんなメチャクチャな奴にここまで非道なことをさせしめた理由(原因)、やはり大したことなかった。え、そんなこと? そんなことでここまでおかしくなったのかよ浩! て言いたいくらいの。要するにえげつない家庭内暴力シーンをとにかく書きたかっただけなので、浩がそうなった理由(原因)に説得力が全然ない。結末も、生き残るのそいつかよ! としか思えなかった。えげつなさだけは最強(現時点で自分の中では)なので、自分は耐えられるか試したい人は肝試し的に読んでみるのもいいだろう。下巻早々に詩織が自殺する、そこがクライマックスで、あとはそれほどでもないからそこまで行けば最後まで読み通せるだろう。ハッキリ言って内容的にはあまりの胸糞悪さに星ひとつにしたいくらいだが、そこまで生理的に不快にさせるエネルギーを評価して星四つにした。
※そう言えば、下巻に書いてあるあらすじ、明らかに間違ってるよ。袴田の娘・詩織が死んだあとは浩の暴力はない。
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4344403517
No.31:
(5pt)

一体鬼が誰なのか

を考えさせられる衝撃的な内容でした。
上巻は少しゆっくりしたダラダラ感がありましたが
下巻は息も飲ませない勢いでした。
この作者の作品は初めてですがもっとほかの作品も
読んでみたくなりました。
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4344403517
No.30:
(4pt)

この主人公

個人的にはとても嫌いなタイプの人間です。
もちろんこれが作者が意図したことなのかとも思いますが
読んでてイライラしたりなぜ息子がいきなり非行に走ったのかも
主人公の妻に対する疑惑が本当だとしても納得がいきました。
これからどうなっていくのが先が気になります。
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4344403509
No.29:
(2pt)

実際の闇は、父親にある。

警備会社の仕事をしながら、恋愛小説を書く、冴えない中年の父親が、息子の豹変した姿に、驚き、
そして、妻が、よそよそしくなったことに、疑問を持つ。中年の父親の母親が死んでから、息子は豹変した。
心の中にある闇を探ろうとするが、まるで、力がない。
父親とは、どうあるべきか と問われても、ただただ、息子の荒れる様を
某然とみるしかない。弱々すぎる。
果ては、目の前で、息子の友人に、妹がレイプさえされてしまう。

父親は、目の前で起こっていることに、佇んでいるようだが、
実際の闇は、父親にあるような気がする。
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No.28:
(1pt)

作者の妄想は、いつまで続くにだろうか。

救い様のない作品。オロオロするばかりの中年恋愛小説家。
闇は、自分の中にあり、母がなくなった理由が明らかになることで、
業の報いがやってきた。それが、妻を無口にさせ、息子を凶暴にした。

本当の主人公が、最後に登場して、悪のシナリオが、明らかにされる。
売れればいいという 本のあり方を問うようだが、どうも、違うねぇ。
作中 小説『鬼子』が、ベストセラーになる設定があるが、それは、無理ですよ。
この作者の妄想は、いつまで続くにだろうか。
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No.27:
(5pt)

展開が気になる。。

家庭崩壊を話題にしていましたが、主人公の小説家の人間面の表現に面白みがありました。
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No.26:
(5pt)

結末が想定外すぎる。

結末が予想外すぎる展開で、続きが気になり徹夜で読んでしまいました。 とても面白かったです。
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No.25:
(5pt)
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駆け抜けてくれました

何故、浩はここまで凶暴な男になってしまったのか⁈なぜ?なぜ? 主人公袴田勇二の細かな心理描写は乱暴に読み飛ばし、ページの先へ先へ急ぐ自分。 面白い小説とは、そんなものだろう。 と同時に不安になった。 ここまで気分を盛り上げてくれたのに、つまらないラストだったらどうしようと。 大丈夫でした。 無事最後まで物語は疾走してくれました。 ラストは、個人的には満足です。
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No.24:
(5pt)
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充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
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No.23:
(5pt)

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
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No.22:
(3pt)
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恐ろしい

真相にたどりついた時はぞっとしました。
グロさで言えば、かなりいっちゃってます。
これを読むにはそれ相応の覚悟が必要です。
よって、人に勧めずらい作品であります。
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No.21:
(3pt)
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主人公と息子の変異に違和感が・・・

まず主人公
最初は中年の売れない作家、というイメージなのだが
終盤の実母を犯すシーンあたりから、只のロリコンオヤジのイメージになった。
この変わりようはいかなるものか。
あと息子も豹変する原因が少し唐突。
確かにショッキングな出来事ではあるが、子供が実際に豹変する
原因は蓄積されたことの方が多いのでは。
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No.20:
(4pt)

時間を忘れた

前半部分はやや退屈(しかし後半の面白さを引き立てる役割をする)だったため、駄作かと思いきや後半から一気に引き込まれた。
この結果、翌日の仕事も忘れ下巻に突入。
家庭内暴力を描いた描写がすごい。
新堂氏の作品では最高の部類に入る作品の一つ。
強くお薦めできる。
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No.19:
(5pt)

とにかく面白かったです

一気に読んでしまいました。ぐいぐいと引き込まれる筆致、リアルでシリアスな内容。それだけにとどまらず、ラスト5分の1のところで、これでもか、これでもかと言わんばかりに覆される真実。映画・TVドラマでの上映を切に希望いたします。
鬼子Amazon書評・レビュー:鬼子より
4344001257
No.18:
(5pt)

過剰に見えるが・・・・・

正直、マザコンならありえる話じゃないかな〜〜?普通のレベルじゃやらないと思うけど、過
度なマザコン、極度なマザコンなら、本当にあってもおかしくない話。今日、この現代なら、このマザコン大国日本なら普通の出来事かも知れない。とにかく内容がリアルすぎる。新堂冬樹はだからいい。本題を重視しつつも必ず人間の根底部分や人間の深層心理を旨く逃さず、表す文章 創作能力にいつも魅了されます。 これなら溝鼠や、炎と氷よりインパクトがある気がする。
鬼子Amazon書評・レビュー:鬼子より
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No.17:
(3pt)

世にも不幸な物語

売れない恋愛小説家。
その小説家は自分の小説の世界を守るために、
実世界でも精一杯の努力をしている。
が、しかし現実世界で待ち受けているのは、
この世の不幸の全てのような物語である。
そんなアホなというくらい不幸なお話である。
鬼子Amazon書評・レビュー:鬼子より
4344001257
No.16:
(4pt)

ここまでやるか。。。

家族の中でここまでやるのか。。。
なんて思ってたら上巻が終わってた。
相変わらず新堂、一気に読ませます。
買うべし!読むべし!!!
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No.15:
(5pt)

下品なのは間違いないけど・・・

 この作品のテーマの一つ「暴力」に相応しい目を背けたくなるような描写.同著者の「カリスマ」のときにも感じたがとにかく下品な作品だ.文章からは品性の欠片も感じない.プロットも良く練られているとは思わない.落ちも取って付けた様で気に入らない.会話も機知に富んでいるとは思わない.
 それでも息もつかせぬ展開で読ませてくれる,とんでもないパワーを秘めた本.新堂冬樹作品たる所以だろう.
鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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