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十字路



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十字路の評価: 4.33/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

異色の作

 講談社文庫『江戸川乱歩 推理文庫』(全65巻)の29巻。
 本書は、1955年に講談社『書き下ろし長篇探偵小説全集』の第一巻として出たもの。
乱歩が色々と苦しんでいた時期の作で、渡辺剣次が筋書きやトリックを考え、それをもとに乱歩が執筆するという形式を取ったらしい。それもあってか、乱歩作品としては異色の味わいとなっている。実際、読みながら「これって本当に乱歩が書いたの?」と疑問に思うほどだった。
 倒叙形式を取った作品だが、あまり成功しているとは言いがたい。主役となっているのは「偶然」で、それが重なっていって滅的な結末に至る。アイデアとしては面白いが、筆調と合致しないように思った。
 最後に出てくる名探偵は素晴らしい。
十字路 (江戸川乱歩推理文庫)Amazon書評・レビュー:十字路 (江戸川乱歩推理文庫)より
4061952293
No.1:
(3pt)

倒叙物

十字路は渡辺剣次氏のアイディアを下に
江戸川乱歩が文章を書き下ろしたもので
自分の手は半分しか入っていない(考えていないから)
と認めているいわくのある作品
ただし乱歩も自身の作品と認めているので
この全集には納められています。
江戸川乱歩全集 第19巻 十字路 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩全集 第19巻 十字路 (光文社文庫)より
4334737528

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