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(短編集)
第三の時効
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第三の時効の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全191件 61~80 4/10ページ
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| 捜査1課の3つの班を舞台に 個性あふれる3人の班長の捜査手腕とそれぞれの部下たちの人間模様がリアルに描かれている。彼らは一様に犯罪を憎み 正義感にあふれている。にもかかわらず 追い求めているのは自分の手柄という人間の悲しい性を露骨に表現している。これを読むと刑事という職業の人にまともな人間性の持ち主はいないのかと思ってしまう。警察小説としては読み応えのあるものだと思う。 ただ 残念だったのは どの短編も事件解決に無理があることだ。 これだけリアルに人間模様を描くのであれば 強引に解決させなくてもよかったんじゃないかと思える作品もあった。 敏腕刑事を描くなら証拠固めもしっかり丁寧にしてほしかった。 | ||||
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| 短編で読みやすいし、それぞれのストーリーが全く関係がないわけではないため全体として読み応えはあります。 登場人物も嘘くさくなく大変魅力的で続編があれば読みたいです。 | ||||
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| この本は凄すぎる。ーリーです。 東野圭吾の容疑者Xの献身にも勝る度肝を突かれる本だ。 予測不能であった真犯人にビックリされたり、取り調べのテクニックが凄すぎる。刑事って凄いなーってフィクションでも思いやられる。横山秀夫さんを侮ってましたが、これを読んでからは天才だと思ってしまう。とにかく素晴らしく出来の良い本でした。 | ||||
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| 本書は、F県警の捜査第一課・強行犯捜査一係の、 活躍と葛藤を描いた短編集です。 いや、このクオリティは、 ドキュメンタリーと言っても過言ではないと思います。 強行犯捜査一係、通称「一班」の班長朽木、 そして「二班」の楠見、「三班」の村瀬たちが犯人を追い、 事件に翻弄され、仲間とつばぜり合いを繰り返し、 疑い、奮い立たせ、追い詰め、叱咤し、 踏み潰そうとする露骨な覇権争い。 しかし登場人物はみな、事件を解決するという目的の中で動きます。 月並みですがそのドラマが面白い。 短編ごとに用意されているミステリーの要素も、 大変に練られていて引き付けられました。 6つの短編集ですが、それぞれが密接に関係した構成になっていて、 登場人物や背景などの全てが変わる短編ではありません。 一話一話で、小説として話が完結するだけで、 登場人物の意思とか捜査とか人生とかは、 一冊の本の中でずっと息づいています。 うまいと言ってしまうと本当にそれまでなんですが、 緻密に配置されたキャラクターが放つそれぞれの緊張感にワクワクし、 ミステリー部分にはドキドキし、次の展開にハラハラする間もなく迎える。 それぞれの班長だけでなく、 刑事部長や課長、班の刑事たちの切迫感なども、 小説としてものすごく楽しめました。 著者の執筆ペースが速くないという話を聞いたことがありましたが、 これを練り上げて本にするなら時間はかかるだろうと、 勝手に納得してしまうクオリティを見せ付けています。 本作の続編ではなく、ただただ本作ラストの、すぐ次の場面が読みたいと思いました。 | ||||
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| 一気読みできる一冊。 臨場感もあり、迫力のある文章でひきこまれました。 通勤が楽しくなり、到着してもカフェで続きを読みたくなりますよ。 | ||||
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| 説明に書いてあったとおり、非常によい状態のものでした。大好きな本。大切にします。 | ||||
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| 時効は成立していると思いきや・・・まさかの方法で事件を解決 大変かもしれませんが、作中に出てくるような環境で仕事がしてみたいと思ってしまいました | ||||
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| 既に読んだ気でいた本。実は読んでいなかった。短編集だが、F署強行班を舞台にした連作だ。出てくる刑事連中が ちょっとアブノーマルなくらいに個性が強い。朽木、楠見、村瀬の班長連中はそれぞれ圧倒できなまでの有能さと上司を 上司と思わぬ不遜さ。部下もそれぞれに個性的だ。表題作以外の合計6作とも面白い。それぞれが推理小説としての 極上の品質を持っている。さらに先ほど述べた個性的な刑事の描写がまた素晴らしい。それぞれがあっという結末を 見せてくれる。 | ||||
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| めちゃくちゃ面白い!! 短編にするのが惜しくなかったかな?と思うような濃い内容。 膨らませてそれぞれを長編にも出来そうなくらいです。 全ての作品が、完成度が高い。 文章もうまい。 すごすぎる!!! | ||||
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| ここ数年で読んだ本の中で最も面白かったです。 横山秀夫氏の本は「クライマーズハイ」で初めて読みましたが、 無駄な文章がなく、なのにものすごい力強さで引き付けられます。 この本に出てくる各登場人物も、一人ひとりがそれぞれ強烈な個性を持っており、 話の展開と渋すぎるラストに思わず「おおおっっっ」と唸ってしまいます。 お勧めです!!ぜひ!! | ||||
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| いま、横山秀夫シリーズにはまっていますが、その中でも個人的に好きなのはこの強行班シリーズです。 | ||||
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| 64を読んで大変面白かったので、こちらも読みました。 期待通り面白かった。 | ||||
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| こんな作品を出版するなんてどういう事なのでしょうか?紙の無駄です。 | ||||
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| 生々しさを感じるくらいの警察もの推理小説です。トリックと心理描写が匠の技です。 | ||||
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| その作者の本を買うのは、作者らしい本を求めるからなわけで、そういった点において 犯人と警察の深い人間模様を綿密に書き抜いたこの作品は、まさに横山秀夫氏らしさが 表現された満点の作品だろう ミステリとしても二転三転する作品が多く、読んでいてだれることはない 犯人を落とす台詞も何とも重くインパクトがあるものばかり ファンなら買いな一冊 | ||||
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| 登場人物のキャラクターは、ユニークなのですが、ストーリーに意外性が無かった。 | ||||
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| 読後にお見事!と唸るような短編の連続でした。事件と警察の人間模様・心理が丁寧に描かれた特上の推理小説です。出来る事なら、一度内容を忘れて最初から読み返したいくらいです。 | ||||
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| うーん,横山文学ってこの程度のものだったのですか? 次の本を読みたいと思わなくなりました。 | ||||
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| 横山作品を読むのは「半落ち」「クライマーズハイ」「出口のない海」に続き4作目です。4作品の中ではこの本が一番よかったです。 短編集を買ってしまったのかと思ったら大間違いで、各短編の人間模様がうまくつながった上質のオムニバス作品でした。 どこが優れているのかというと、それぞれのストーリーの人物キャラ設定が濃いことです。1班青鬼朽木、2班 楠見 3班村瀬という強烈に癖のある班長たちもさることながら まとめる田畑の存在が、オムニバスのお話に深みを与えてると思いました。それぞれトラウマを乗り越えて捜査に向かっているという設定が事件解決へ向かうストーリーの中で 物語に深みをだしています。そして、班同士の手柄争い、班内のライバル関係をきれいごとじゃなく描いてることで、リアリティーが増しています。 刑事物はあまり読まないので、事件のアリバイ崩しなどのことについてはわかりませんが、この緊迫感は記者出身の著者ならではなのではないでしょうか。 人は必ず落ちる。やったものは必ずあらを出す・・。フィクションとはいえ、それを洗い出すための緊迫した執念はこちらを物語に引き込み、 悪、執念、人の弱さ、正義感といったものについて改めて考えさせられました。短編とは思えない緊迫感と重厚感が漂う作品でした。 読み終わって、もう一度第1話を読んでみると、2ページ目から他で主役になる村瀬がチョイ役で出てきていて また違った味わいで読むことができます。新年一冊目だったのですが、良い読書イヤーの始まりになりそうです。 | ||||
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