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(リレー小説)

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女妖



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【この小説が収録されている参考書籍】
女妖 (春陽文庫―合作探偵小説シリーズ)

女妖の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

合作の世界

『女妖』と『大江戸怪物団』の2本の合作推理小説が収められている。いずれも中編。
 『女妖』は、雑誌『探偵実話』の昭和29年新春特別号に掲載されたもの。江戸川乱歩が前編、香山滋が中編、鷲尾三郎が後編を担当している。いくつもの殺意が重なり合い、運命の不思議で凄絶な多重殺人になっていくというストーリー。
 『大江戸怪物団』は雑誌『面白倶楽部』昭和30年8月増刊号に掲載されたもの。江戸川乱歩・城昌幸・角田喜久雄・土師清二・陣出達朗による時代活劇。一章ずつ担当して書いている。琉球の王子たちが薩摩藩士たちに復讐し、盗まれた仏像を取り返そうとするストーリー。美男美女が入り乱れ、また怪しげな術がふんだんに使われる。
 とぢらも物語としてはイマイチおもしろくない。いい加減なストーリー展開、底の浅いキャラクターと不満な箇所が多い。
 乱歩の珍しい時代物であり、また合作小説の例としては貴重かも。
女妖 (春陽文庫―合作探偵小説シリーズ)Amazon書評・レビュー:女妖 (春陽文庫―合作探偵小説シリーズ)より
4394301386

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