■スポンサードリンク
覇者と覇者 歓喜、慚愧、紙吹雪
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
覇者と覇者 歓喜、慚愧、紙吹雪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.79pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
残念ですが未完で終わっています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
に、最終戦争の決行日を設定した著者。 近未来がこんな世界になるのではないかと思いながら読んでいました。 いまほどLGBTについての認知度がない時期の作品ですが、 現在は、この本の世界に近づいているような気がしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
繰り返し繰り返し読んでいます 椿子と海人は、もう自分の一部です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前に読んだのがたぶん3年前。その前はいつだったか。いつ読んでも胸がつまる応化クロニクル3部作の未完の最終章。未完ゆえに満たされない、未完ゆえにホッとしている。この物語を越えてワクワクさせてくれるか、ドキドキさせてくれるか、そんな物語を探し、期待しながらページをめくる。私を読書の最前線に呼び戻してくれる大切な物語。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おなじ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の急死によって、四分の三ほどの所で未完になってしまっているが、応化クロニクルファンにとっては読んで損のない出来。 打海文三の集大成。 また、応化クロニクル未読の方には是非「裸者と裸者」から読んでいただきたい。 濃密な世界観と快活な男の子と女の子、戦争の悲惨さとそれでもユーモアを忘れない文章の虜になるはず。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったよ、でも未完は残念、なんとなく全作で双子を唯一区別できる昔話で生き残った方はどっちかの種明かしと、海人と月田姉妹の関係が知りたかった、伏線らしものもあったし… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったよ、でも未完は残念、なんとなく全作で双子を唯一区別できる昔話で生き残った方はどっちかの種明かしと、海人と月田姉妹の関係が知りたかった、伏線らしものもあったし… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は3部作で構成された3部目の完結編になるはずの作品でしたが作者の方が急死してしまい未完になってしまった作品です。未完とは言っても4分の3ぐらいは書かれているので読みごたえは十分です。是非、読んでみて下さい。 完結しなかったのが本当に残念な作品です。 1部の「裸者と裸者」2部の「愚者と愚者」を読んでない方は、是非、先に読んで下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は3部作で構成された3部目の完結編になるはずの作品でしたが作者の方が急死してしまい未完になってしまった作品です。未完とは言っても4分の3ぐらいは書かれているので読みごたえは十分です。是非、読んでみて下さい。 完結しなかったのが本当に残念な作品です。 1部の「裸者と裸者」2部の「愚者と愚者」を読んでない方は、是非、先に読んで下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「突撃する。蜂起する。俺たちは戦争に勝利する」 海人は短い言葉で会議をしめくくった。 『裸者と裸者』『愚者と愚者』に続く応化クロニクル三部作、完結編。近未来の日本を舞台に、泥沼化する内戦の実態、そしてそこに生きる人々を描いた渾身の傑作。作者急逝により絶筆となってしまったが(本書は下巻の5分の4あたりで終わっている)、それでも、こうして本書が刊行されたことは本当に嬉しかった。 人の死に対し無感動にならざるをえないほど、多くの命が奪われる理不尽で、不公平で、不条理に満ちた世界。過去2作と同様に、本作でも数え切れないほど多くの命が消えていく。安直な倫理観など何の足しにもならない悲惨な世界、「永遠の愛を誓うそばから、恋人たちが頭を吹き飛ばされる世界」において、だからこそ、そこで生き抜く登場人物らの姿は輝いて映り、胸を打つ。世界の混沌は混沌として整然と露わにしながらも、決して無慈悲にあらず、希望とも言いうる真っ直ぐな力が感じさせるところに、本書の、そして打海氏が描く世界に宿るかけがえのない魅力を感じる。 本作の第一章でも、自らの命以外は全て奪われた難民の姿が描かれているが、「世界の理不尽さをどうにもできない自分自身への悔しさ」を感じた人間が、それでも生きていくことを選ぶ強さには、何か眩暈にも似た形容不能な感情を覚える。美しくない世界を生き抜く人間の姿が美しいのは、何時の世も同じことで、そういった意味で本シリーズは、戦争文学における優れた作品であると同時に、理不尽で、不公平で、混沌に満ちた現代を生きる人々の心に差し込む光を湛えた無二の名作でもあると思う。 「忘れる。頭をあげる。前進する」 椿子が快活に言った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「突撃する。蜂起する。俺たちは戦争に勝利する」 海人は短い言葉で会議をしめくくった。 『裸者と裸者』『愚者と愚者』に続く応化クロニクル三部作、完結編。近未来の日本を舞台に、泥沼化する内戦の実態、そしてそこに生きる人々を描いた渾身の傑作。作者急逝により絶筆となってしまったが(本書は下巻の5分の4あたりで終わっている)、それでも、こうして本書が刊行されたことは本当に嬉しかった。 人の死に対し無感動にならざるをえないほど、多くの命が奪われる理不尽で、不公平で、不条理に満ちた世界。過去2作と同様に、本作でも数え切れないほど多くの命が消えていく。安直な倫理観など何の足しにもならない悲惨な世界、「永遠の愛を誓うそばから、恋人たちが頭を吹き飛ばされる世界」において、だからこそ、そこで生き抜く登場人物らの姿は輝いて映り、胸を打つ。世界の混沌は混沌として整然と露わにしながらも、決して無慈悲にあらず、希望とも言いうる真っ直ぐな力が感じさせるところに、本書の、そして打海氏が描く世界に宿るかけがえのない魅力を感じる。 本作の第一章でも、自らの命以外は全て奪われた難民の姿が描かれているが、「世界の理不尽さをどうにもできない自分自身への悔しさ」を感じた人間が、それでも生きていくことを選ぶ強さには、何か眩暈にも似た形容不能な感情を覚える。美しくない世界を生き抜く人間の姿が美しいのは、何時の世も同じことで、そういった意味で本シリーズは、戦争文学における優れた作品であると同時に、理不尽で、不公平で、混沌に満ちた現代を生きる人々の心に差し込む光を湛えた無二の名作でもあると思う。 「忘れる。頭をあげる。前進する」 椿子が快活に言った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あるテレビ番組でで評論家の目黒孝二さんが選んだ2008年度のベスト本でベスト4に打海文三先生の覇者と覇者が選ばれた。本当にいい本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あるテレビ番組でで評論家の目黒孝二さんが選んだ2008年度のベスト本でベスト4に打海文三先生の覇者と覇者が選ばれた。本当にいい本です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!