■スポンサードリンク


海賊島事件-the man in pirate’s island



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

海賊島事件-the man in pirate’s islandの評価: 3.78/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

“あとがき”だけでも読むべし

上遠野浩平の事件シリーズの中では一番のお気に入り。

とくに衝撃を受けたのが、あとがき。

そこに書いてあるのは、(ニュアンスは違うかもしれませんが)

   現在の勝因は未来の敗因である

という趣旨の警句です。

ラノベでこんな言葉に出会うだなんて!
しかも上遠野浩平の「失敗」信仰(「ペパーミントの魔術師」のあとがき)とも上手くリンクしてます。



本作の主人公ムガンドゥ3世と、彼が支配するソキマ・ジェスタルスは、勝者です。

そしてそこには勝因があります。

それが敗因に転じるまでに、手を打たないわけにはいかないのです。

彼は一体どんな策を講じたのか。。。あとがきを読んでからじっくり考えてみると面白いですよ。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
4061822829
No.5:
(4pt)

ミステリーとしても面白いけど…

今まで出ている事件シリーズでは一番好きな作品です。何といっても、ムガンドゥ三世!奴が出てきます!!物語の最後に持ってくる絶対的な強さって言うのは本を読み終わっても印象に残るものですね。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
4061822829
No.4:
(5pt)

再登場!

殺竜事件で、脇役として出てきた、かのお方が、メインとして登場!しかも、前作とのリンクが細かい!一つ一つのエピソードに無駄がありません。必ず何かにつながっていると言う・・。油断も隙も無い文面です。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
4061822829
No.3:
(4pt)

まさか表紙の方の紹介が目的…?

狭く視れば、この作品はちょっと物足りなかったです。相変わらず、目の離せない展開にはドキドキさせられて、面白いことは面白かったのですが…。「殺竜事件」や「紫骸城事件」に比べると、事件がちょっとささやかな気がしました。ただ!広く視れば!!上遠野浩平先生の作品は「どこかに繋がっている」のです。物足りなさは最初から承知で描いているような…、ヘタすれば今回の作品は、「大きな物語の下準備」のようなそんな気がしてならないです…。私は今後の作品に妙に期待が高まっています。下準備のためにこの量を書くか!?と疑いそうですが、…なんかやりかねないのが、上遠野さんってイメージです。あくまで私のイメージですが…。もし繋がったら、ゾクゾクとした身震いものですね。その感動を全身で感じ取る日が非常に楽しみです…。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
4061822829
No.2:
(5pt)

独特の世界観

上遠野作品は、本当に独特の世界観を持っていると思う。それは、一見様々な作品で全く別の世界を描きつつも、その根底にいつもある。この作品は、その雰囲気の最もよい所を集めたモノだと思う。あのブギーポップシリーズと違って、この作品は妙に“飾った”ところがない。だから、作者の考え方が結構ダイレクトに伝わってくる。その考えに共感できたのなら、思わず唸らずにはいられない作品だ。口絵の“死体”の美しさも圧巻である。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
4061822829
No.1:
(4pt)

帰って来た三人。

ED、ヒース、リスカッセの三人が再登場!あの魔法や竜の居る不思議な世界で、三度目の不思議な事件がおきた。被害者は世界一美しい死体。舞台は完全密室。ミステリファンなら興味を引かれる事請け合いである。トリックに関しては斬新だが、犯人に関して意外性が低いのは残念である。今回は海賊島が舞台なだけ、あの謎の海賊一族の秘密も明らかになる。1作目を読んで、面白いと思ったヒトは当然買うべし。一見様お断りな内容ではないが、1巻を読んでいた方がより楽しめるのは確かである。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
4061822829

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!