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海賊島事件-the man in pirate’s island



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海賊島事件-the man in pirate’s islandの評価: 3.78/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

文庫化第3段

戦地調停士シリーズ3作目ですが、今までの2巻よりインパクトが薄い内容でした。
真相も結末も想像の範囲内。
悪くはないのですが、いつもの切れが無いですね。
海賊島事件 the man in pirate’s island (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:海賊島事件 the man in pirate’s island (講談社タイガ)より
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No.8:
(5pt)

“あとがき”だけでも読むべし

上遠野浩平の事件シリーズの中では一番のお気に入り。

とくに衝撃を受けたのが、あとがき。

そこに書いてあるのは、(ニュアンスは違うかもしれませんが)

   現在の勝因は未来の敗因である

という趣旨の警句です。

ラノベでこんな言葉に出会うだなんて!
しかも上遠野浩平の「失敗」信仰(「ペパーミントの魔術師」のあとがき)とも上手くリンクしてます。



本作の主人公ムガンドゥ3世と、彼が支配するソキマ・ジェスタルスは、勝者です。

そしてそこには勝因があります。

それが敗因に転じるまでに、手を打たないわけにはいかないのです。

彼は一体どんな策を講じたのか。。。あとがきを読んでからじっくり考えてみると面白いですよ。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
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No.7:
(3pt)

期待しすぎたので・・・

前作『紫骸城』の帯に近日発売とばかりに宣伝文がうたれてから1年余り。
『殺竜』でちらりと登場したムガンドゥ三世が主役なのでは、と心待ちにしていただけに
期待ばかりが膨らみすぎてしまったかもしれない。
確かにムガンドゥ三世は主役だったが、前2作における作者の贔屓っぷりを考えると
拍子抜けなくらいに普通のキャラクターに。もう少し裏があっても、というか
掘り下げられる人物にもできたと思うのだけど、いまひとつ、浅い。
例えば「お前には"夢"が無い」とか、「うまく負ける」とか
前フリが活かされずに、どうも中途半端な気がしてしまう。
ネタが丸分かりだったりノーヒントだったりで、読者に推理する余地が無いのは
今作も同じ。そこは期待してはいけないと思います。
ただ、ETMに関しては今回も素晴らしい。おそろしいぐらいによく喋り、語り、
人の感情をよく理解しながらも感傷に流されず、そして何者も許さない。
この信念が彼を世界から孤立させている。まるで神さまみたいに。
何も許さないということは、初めからすべてを許しているのと同じではないか。
期待しすぎたのであまり評価は出来ませんが、『禁涙境』よりは良作、かも。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
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No.6:
(4pt)

ミステリーとしても面白いけど…

今まで出ている事件シリーズでは一番好きな作品です。何といっても、ムガンドゥ三世!奴が出てきます!!物語の最後に持ってくる絶対的な強さって言うのは本を読み終わっても印象に残るものですね。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
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No.5:
(5pt)

再登場!

殺竜事件で、脇役として出てきた、かのお方が、メインとして登場!しかも、前作とのリンクが細かい!一つ一つのエピソードに無駄がありません。必ず何かにつながっていると言う・・。油断も隙も無い文面です。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
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No.4:
(4pt)

まさか表紙の方の紹介が目的…?

狭く視れば、この作品はちょっと物足りなかったです。相変わらず、目の離せない展開にはドキドキさせられて、面白いことは面白かったのですが…。「殺竜事件」や「紫骸城事件」に比べると、事件がちょっとささやかな気がしました。ただ!広く視れば!!上遠野浩平先生の作品は「どこかに繋がっている」のです。物足りなさは最初から承知で描いているような…、ヘタすれば今回の作品は、「大きな物語の下準備」のようなそんな気がしてならないです…。私は今後の作品に妙に期待が高まっています。下準備のためにこの量を書くか!?と疑いそうですが、…なんかやりかねないのが、上遠野さんってイメージです。あくまで私のイメージですが…。もし繋がったら、ゾクゾクとした身震いものですね。その感動を全身で感じ取る日が非常に楽しみです…。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
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No.3:
(5pt)

独特の世界観

上遠野作品は、本当に独特の世界観を持っていると思う。それは、一見様々な作品で全く別の世界を描きつつも、その根底にいつもある。この作品は、その雰囲気の最もよい所を集めたモノだと思う。あのブギーポップシリーズと違って、この作品は妙に“飾った”ところがない。だから、作者の考え方が結構ダイレクトに伝わってくる。その考えに共感できたのなら、思わず唸らずにはいられない作品だ。口絵の“死体”の美しさも圧巻である。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
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No.2:
(1pt)

そろそろマンネリもーど

作者本人がシュールな物語で世の人々にあてつけたい、自分自身を含めた人類への愛憎と呆れと倦怠と投げやりと憧れとその他もろもろを、ごく短いペースで刊行しまくる数種のシリーズを通してついに語りつくしたのか、上遠野作品の底が見えた、といった作品。次が悪ければ上遠野作品はもう買う価値はないのかもしれにゃい( ゚Д゚)y─┛~~
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
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No.1:
(4pt)

帰って来た三人。

ED、ヒース、リスカッセの三人が再登場!あの魔法や竜の居る不思議な世界で、三度目の不思議な事件がおきた。被害者は世界一美しい死体。舞台は完全密室。ミステリファンなら興味を引かれる事請け合いである。トリックに関しては斬新だが、犯人に関して意外性が低いのは残念である。今回は海賊島が舞台なだけ、あの謎の海賊一族の秘密も明らかになる。1作目を読んで、面白いと思ったヒトは当然買うべし。一見様お断りな内容ではないが、1巻を読んでいた方がより楽しめるのは確かである。
海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:海賊島事件―the man in pirate’s island (講談社ノベルス)より
4061822829

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