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オリンピックの身代金
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【この小説が収録されている参考書籍】
オリンピックの身代金の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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日本の高度経済成長の陰の部分を表現しています。現代でもタコ部屋の噂とかをインターネットで読んだりますが、そういったところに自ら飛び込んだ主人公のお話。なにせ、暗い話がずーっと続く。しかも上下巻だから長い。奥田英朗のポップな話を想像したら後悔する。 | ||||
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まあ、時代の人柱の話だからそんなもんかと思うけど、長い話のわりに終わり方がつまらない。東大生というわりに身代金の要求に何のひねりもない。上下巻を使うほどの内容だったのか疑問。上巻よりは下巻のほうがまだ読み進めることができました。 | ||||
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主人公の考えに特に何も感じず、ただ淡々と読み終わった。 | ||||
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場面描写や人物の葛藤など細部にわたるまで筆者の筆力に圧倒され作家の凄さを感じた。途中少し読んでいて退屈な箇所があったり緩慢に感じる場面もあったが総じて面白い。しかしラストの終わり方が個人的には極めて残念でならない。え?これで終わり?続きは?これはないでしょう!というのが正直な感想。素人意見だがもう少しなんとかならなかったのか。読後感があまりよくなく作品全体の印象にも影響を及ぼしてしまった。しかし著者の本はこれからも読みたいと思う。 | ||||
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奥田作品は沢山読んでおり、奥田ファンといっても過言じゃないと自負してますが、この作品のエンディングは最低最悪です。「なんだソリャ」とうなだれてしまいました。いまからでも遅くないので書き直して欲しいと思うほどです。 | ||||
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複数の人物の視点で語られるサスペンスという点で、「最悪」や「邪魔」に通じる作品ですが、この2作に比べて面白くありません。 なぜか。それは、人物が魅力がないからです。 「最悪」や「邪魔」では主人公たちに魅力がありました。共感できました。しかし、この作品では、共感できるキャラ、魅力のあるキャラ、立っているキャラはテロリストの東大生だけです。他の人物は刑事にしろ、坊ちゃんの東大出のテレビマンにしろ、古本屋の娘にしろ、まったくキャラとしてだめです。 そんなわけで、日本の格差社会に怒りを感じる主人公の東大生の生き方には共感するものの、それがドラマにはなっていません。 また、リサーチもあまり感心しないというか、主人公の1人の刑事が入居する団地はオリンピックの前年に入居が終わっている上、私鉄の駅が団地の目の前にあるのでバスを使う必要がないのに、その辺、全然調査しないで勝手に想像で書いているのがはっきりして、幻滅です。 全体に、時代考証がイマイチで実感がなく、ストーリーもキャラも不十分という作品です。 オリンピックの年に完成した団地に入居した私から見て、時代考証がよくないという印象は否めません。 | ||||
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ストーリー読めるし、何が書きたいのかよくわかりません。犯人なかなか捕まらなくてダラダラと続く展開が500ページの無駄な紙面をさいたのでしょう。最後は普通に犯人逮捕で、は??これなんだったの?読んだ時間を返せ、。読む価値なし。読みたい人は時間を無駄に使うのを覚悟でね。 | ||||
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ストーリー自体は下らない。それで、東京オリンピック当時の雰囲気を出そうとしてあれこれ調べて書きこんでいるのが、いかにも調べて書いたという感じがしてうざいことこの上ない。吉川英治文学賞受賞作だが、もともと大衆文学の到着点とも言うべき賞を、なんで年功序列を無視してまで奥田がとる必要があったのか、理解できない。題名も三好徹に同じものがあるので、避けるべきだったろう。 | ||||
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オリンピックを阻止する計画を練る一人の東大生と、警察の攻防が描かれる。 あまり面白くないというのが率直な感想。ドクター伊良部シリーズのようなユーモアや、群青劇シリーズのスピーディにめまぐるしく進む展開は殆ど無く、淡々と描かれる。新境地開拓といった所だろうが、私には合わなかった。 | ||||
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今までの奥田英朗作品が好きだから、という理由で読む人にはオススメしません。とにかく地味。そして無意味に長い。 構成はしっかりしてるし、破綻もしてないですが、淡々と話を進めて淡々と終わる、といった印象。やたらと長い割にラストは恐ろしくあっさり終わるのでかなり拍子抜けします。主人公始め、いろんな人物がいろいろ中途半端。 登場人物の視点、時系列をごちゃ混ぜにして書かれているのですが、その意味もあまりよく分かりません。誰のどの視点からでも大体真実は同じ。ミスリードを狙う感じでもなく、分かりきった話を「一応」前半は伏せて書いてあって、後半「ああやっぱりか」という、小説としてはあまりにも芸のない展開です。 ラストどうなるのか、という興味のみで最後まで読みましたが、最後は打ち切りマンガのようなあっさりとした終わり方。一番書くべき場所ではなかったのか。 オリンピックというネタ自体には興味がなく、これまでの奥田作品のファンだからという理由で読んだ自分には、かなり苦痛な作品でした。 | ||||
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