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(短編小説)
カザリとヨーコ
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カザリとヨーコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全171件 101~120 6/9ページ
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本が読みたくなって、本屋でふと目に付いて買いました。 乙一という名前も全く知らずで、この本が乙一作品で初めて読んだ本です。 作者のセンスは良いと思いましたが、読んだ後、何かが心にくる、という感じではありませんでした。 淡々と読んだ、という感じです。 『SEVEN ROOMS』や『カザリとヨーコ』には衝撃を受けたのを覚えています。 個人的に虐待等の分野は苦手で、今まで中々読まなかったというのもありますが。 この本の内容で好きなのは、暗さの中に明るさがあるところです。 絶望のまま終わるのではなく、希望もあるのだと。 半透明な感じの雰囲気も結構好きです。 特に面白い!!という作品ではないと思いますが、何回も読み返すうちに面白さがじわじわ分かるんじゃないでしょうか。 | ||||
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私は乙一さんの作品は[GOTHーリストカット事件ー] についで二冊目になります。 [ZOO]は全10作品の短編集になっているので非常に 読みやすく、長編作品が苦手な方にはお勧めの気軽に 読める本であり、尚かつ短い作品の中に長編小説を読 んでいるようなストーリー展開があり、短編小説では 物語に引き込まれないという方にお勧めの本です。 私の中で[ZOO]は[GOTH]のようなダークさを持ち、 [GOTH]を超えたユーモアセンス、[GOTH]にはない 感情移入がありました。 北上次郎さんが[ZOO]の紹介文でおっしゃていたよう に、「何なんだこれは!」思いながら感情を剥き出し にしながら作品を読んでいました。 10作品の中でも、[カザリとヨーコ][SO-far そ・ふぁー] [SEVEN ROOMS][冷たい森の白い家]が一押しの作品 で、より乙一ワールドを堪能できると思います。 | ||||
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短編集『ZOO』はジャンル分け不能で多種多様な作品を集めた短編集のため、乙一さんの様々な面が楽しめる作品です。 そのため爆笑できる作品から身震いするほど怖い作品、泣きたくなるほど切ない作品まであります。 まさに題名通り、『ZOO(動物園)』です。 乙一さんの初期の作品とは思えないほど新鮮で面白く、ラストが衝撃で、読者の予想や常識を覆すほど。(特に『SEVENROOM』) どれも独特の個性を持っているため、暇つぶしの時でも十分楽しめます。 『GOTH』のように乙一さんらしさがこれまた光る作品。 しかし残念な点は、(やはり初期作品だけあって自分が言うのも何ですが)所々に未熟な点もあり、 先が読めてしまったり、少々つまらなかったりする作品もあることです。 ですがそれも十分カバーできるほど、全体的評価はイイです。 文庫化・映画化されたので、興味を持った方は是非読んでください。(文庫化には『むかし夕日の公園で』がありますよ) また乙一ファンの方だけでなく、文字だけの本に初挑戦など読書が苦手な人にも読んで欲しい作品です。 | ||||
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私は元々乙一ファンだ。でもこの本は特にお勧めしたい。 この本はジャンル分けすると「ホラー」になるらしい。でもホラーが苦手な人でも楽しめると思う。かなり多種多様な印象の話が入っている。 でも、少し考えてしまうとラストが見えてしまう話もある。それでも、読んだあとのため息をつく思いは損なわれないと思う。 乙一の色々な面が表れている作品だと思う。映画化もされているし、読めば確実に驚嘆するはず。 是非、この話は読んで欲しい。本当に良い作品だということを最後に述べておこう。 | ||||
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短編集。 どことなくミステリ的なオチをつけているけど、特に驚くほどのことはないオチでした。勘の良い人なら先が読めてしまうでしょう。 SEVEN ROOMSのグロさは各所で語られている通りでしたが、GOTHの暗黒系ほどの驚きはなかったですねぇ。あれは衝撃的過ぎました。('-,_ω-`)プッ というわけで決してつまらなくはないんだけど、特に特筆すべき点は見当たらない無難な作品。個人的にはちょっと不満が残りました。('-,_ω-`)プッ | ||||
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これはもう乙一さんの全力を出した作品です。 短編集なのですが、色々なジャンルの物語が入っています。 Gothにも負けないグロいお話もあれば失踪Holidayにも負けない笑えるお話もあります。 とにかく、良いです! DVDにもなった作品ですので、この本に入っているお話を少しでも知りたい方はZooのDVDを先ず見ることをお勧めします。 DVDにはこの本から五話を抜いて映像化したものですので、呉々もDVDに入っているのが全てだと思わぬように。 DVDはホラー路線で行ったようですが(私はまだ見ていませんが)本の方にはコメディーっぽいお話もありますので。 Gothが気に入った人も、気に入らなかった人もきっと楽しんでいただける本です。 ですが幼い子には読ませたくない本です(グロテスクな物語だけは)。 | ||||
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乙一さんの評判すごくいいから読みました。自分はおもしろかったと思いますが・・・ 読み終わった後、なんだかすっきりしませんね。 SEVEN ROOMSが一番読み終わった後嫌な気持ちになりました・・(失礼な言い方ですいません)すごく出来た話?だけど、嫌なラストやな〜と。 人を殴る殺す系の話が好きな人にはおススメ | ||||
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「GOTH」を読んで大変感心し、また関心を持って手に取ったこの一冊。 ちょっと…というか、かなりがっかりしたのが正直なところ。 才気の片鱗は感じられつつも、短時間で手なりで作ったような安易さ、 アイデアやその表現方法の練りの甘さが目につく。 この作者であれば、これくらいはちょちょいのちょいで出来るだろう。 例えばWEBサイトなりで、ファン・サービスの一貫として公開するのに ちょうどいい感じ…と思う。 ここに収録されている作品のテーストがお好きな方は、筒井康隆の短編集を 読んでみて欲しい。時代の古さは否めないとしても、単なる先駆者としてではなく 現代にも通じる恐怖や諧謔、何よりエンターテインメント性を感じられるはずだ。 今もっとも期待する作家だからこその辛口評価です。 | ||||
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殺人がこの本を読むと非現実でなくなる。レビューのタイトルにつけた感覚になる1冊。短編集が収まった1冊だけど、なんていうか『グリム童話』を連想させる1冊。童話にある残虐さや、寓話感がこの本にあります。書けそうで書けない短編集ですね。 | ||||
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評判がよいと聞いたので読んでみました。乙一さんの作品を読むのは初めてです。先ず率直に感想を言うと。文章力、表現力が稚拙。中学生、高校生レベルです。設定、ストーリー展開もどこかで読んだことがあるような話ばかりで、底も浅い。最初はギャグで書いているのかと思いました、、、。すばらしいと評価している方、失礼な言い方ですが、もっと本を読みましょう。 | ||||
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僕の大好きな乙一のホラーです。変なお話がたくさん収録されています。ちなみに僕が個人的に一番好きなのは、五つ目に収録されている「冷たい森の白い家です」とにかく切なかった。とっても短いんです。しかも内容がブラックなんです。きっと映像化したら、ただのスプラッター映画になることでしょう。しかし、小説で読むと、なんとも幻想的できれいな情景が浮かんでくるんです。読んだ人はきっとお分かりになると思います。物語りもとても切ないですよ。それ以外はなんともいえませんが。 | ||||
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カザリとヨーコ 、seven rooms この二つは読む価値があると思った。絶望の真っ只中に浮かぶ希望。前者は後味良く、後者は悪くしてある。他の作品にも良い言い回しは見られるが、小説や文としてはそこまで面白くも無い。筆者の作品を初めて読む人はホラー作品も読める、甘い味付けの短編集「平面いぬ」か「暗いところで待ち合わせ」を薦める。 | ||||
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これを読んだ後、私の中の乙一さんに対する評価がぐんと上がりました。まさに短編の神!!きりのいいようなもの寂しい文章が、逆に切なさを感じてよかったです。中でも、「カザリとヨーコ」「陽だまりの詩」が好きです。「カザリとヨーコ」では、読んだ後、"乙一は変な作家だなぁ"と深く思いました。最後のどんでんがえしが、ホラー的にはなかなかいい線いってます。なんだかこういう話、「世にも奇妙な物語」とかでありそう…。「陽だまりの詩」では、「死とは、喪失感だったのだ」という言葉に惚れてしまいました。もの悲しくて、何となく温かい作品でした。というわけで、五つ星です! | ||||
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私が本にハマるきっかけとなったのがこの本でした。この本を読んでなかったら、私は今こんなに本を読んでいないし、「本なんか別に・・・」と思ってたかもしれません。本屋に行ってなんとなく目についた本を買いました。だってこんなに真っ赤な本なんかそこらじゅうにないじゃぁないですか!!と、いうわけでつまり、表紙デザインもばっちぐーと言いたいわけです。この中で特に面白いと思ったのは、「カザリとヨーコ」、「陽だまりの詩」、「神の言葉」、「SEVEN ROOMS」、「落ちる飛行機の中で」の5点です。(「特に」といってる割には多いけど・・・)「カザリとヨーコ」は、元々虐待ものが好きだった私にはぴったりで、少し残酷かもしれないけど、物語としては面白いです。「陽だまりの詩」は、本当に心が温まる話です。最初から読んでると、「どうせこのまま普通に終わっちゃうのかなぁー?」と思うけど、最後にドーンデ-ンがえし見たいな感じですかね?(笑)「神の言葉」は、最初に「自分がもしもこうだったらいいのに・・・」と思わせておいて、「なんでもかんでもこうじゃいけないんだよ」と、教わっているような感じです。「SEVEN ROOMS」は、マジで怖い話です。「自分がもしこの世界にいたら・・・」と考えるだけで鳥肌が立つようなお話です。でも、私は乙一さんらしいと思いましたよ。 そしてラストを飾る「落ちる飛行機の中で」は、なんというか、ほんとの意味でうける(?)ところもあるし、物語として面白いところもある話です。「なんだよこの台詞~」とか、「ぜったいありえねぇ~よ」って感じのところが面白いと感じましたかねぇ~。でも私は「血液を探せ!」と「closet」はそこまでハマりませんでした。2つとも似ている点はいくつかあるとおもいますが、ちょっと探偵ものなんです。でも乙一さんはもっともっと怖いとか、奇妙な話を書いてほしいと思いましたね。でもこの本は何回読んでも面白いですよ。だって私はもう8回読んだんですから。 | ||||
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乙一の作品はほぼ全て目を通しているが、このZOOに収められた短編はどれも秀逸。冒頭のカザリとヨーコから才能のすさまじさを見せてくれる。最終的に待ち受けるどんでん返しと、それに伴う充足感。まさしく天才。 乙一は小説というメディアの力を最大限に活用している。これほどまでに小説の力を引き出せるのは、他に舞城くらいだろうか。 | ||||
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乙一氏の持っているグロ、せつなさ、ネタ等の要素を全て含む一冊です。乙一のさまざまな側面に触れられるお得な一冊です。十徳ナイフみたいなもんです。「SEVEN ROOMS」は、AAA+のグロさです。後味の悪さも一級品なので、常に爽やかな気持ちでいたい人は見ないほうがいいかも。「陽だまりの詩」はかなりせつないですね。キュンっとしてため息をついてしまいます。「落ちる飛行機の中で」と「血液を探せ!」がネタ担当です。どちらも登場人物の動きと言動が怪しく良いですね。一番のお薦めは表題作でもある「ZOO」です。恋人を殺した犯人を探す話なんですが、ぶっ飛んでます。全てがぶっ飛んでます。初めて読んだ時は、「なんて、ぶっ飛んだ話を書く人だ」と軽くカルチャーショックを受けました。そんな変な話です。 | ||||
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科学的な何かじゃなく、感覚的に「死ぬ」ということを、実感したとき人間は眠れないほどの恐怖に襲われる。わたしは、小学生のときに「自分もいつか死ぬんだ」と実感して、あまりの恐れに震えが止まらなくなったことがある。その発作は今でも変わらないし、とある病気の告知をされたときに、わたしは死ぬことを目の当たりにさせられてしまった。この小説にある『陽だまりの詩』は、その誰もが恐れることを、描こうとした小説だと思う。ぜひ、読んでほしい。そして、愛することと、死ぬこと、そして憎むことを考えていきたい。 | ||||
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映画化されたということで、おもしろそうで買いました。とりあえず発想がすごい。描き方が他とは違っていて、「何なんだこれは」ってほんと、その通りです。だけどそれにまた趣を感じられる。特に「ひだまりの詩」と「SO-far そ・ふぁ~」と「カザリとヨーコ」は良かったです。先が読めなくて、とくに後者二つは終わり方にはっとさせられました。そういうことか!と。ですが、血液を探せ!などは、ちょっと途中で飽きてしまいました。好みの問題なんでしょうが、間延びしているように思えてしまって。でも本当にこの人の書く文章には、他とは違う何かがあるような気がします。 | ||||
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映画化されたということで、おもしろそうで買いました。とりあえず発想がすごい。描き方が他とは違っていて、「何なんだこれは」ってほんと、その通りです。だけどそれにまた趣を感じられる。特に「ひだまりの詩」と「SO-far そ・ふぁ~」と「カザリとヨーコ」は良かったです。先が読めなくて、とくに後者二つは終わり方にはっとさせられました。そういうことか!と。ですが、血液を探せ!などは、ちょっと途中で飽きてしまいました。好みの問題なんでしょうが、間延びしているように思えてしまって。でも本当にこの人の書く文章には、他とは違う何かがあるような気がします。 | ||||
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本についていた帯や、確か新聞広告を見て、最初のページ辺りは読んで買ったのですが・・・これほど本を買って無駄だと思ったことはありませんでした。ただ出来事を書いてあるだけで、感動も何もありませんでした。 | ||||
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