■スポンサードリンク
BG、あるいは死せるカイニス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
BG、あるいは死せるカイニスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全人類が女性として誕生し、成長した後に、一部の 優秀な女性だけが男性に性転換するという異世界。 必ず男性になるに違いないと言われてい優子が、天文部の 観測会が開かれた夜、学校で何者かに殺害されてしまった。 遺体にはレイプ未遂の痕跡があったのが、男が女に不自由することがあり得ない この世界で、わざわざ暴行目的で犯行に及んだとは考えにくい。女性による偽装 工作か、さもなければ、異常者の犯行という可能性のほうが高い。 さらにその後、優子の後継者と目されていた 優等生・小百合までもが、殺害されてしまう。 二人を殺害したのは誰なのか? そして、優子が 遺した謎の言葉“BG”とは、何を意味するのか? 「なぜ女なのに、レイプされかけたのか?」 という倒錯的なホワイダニットが強烈な本作。 作者は、その謎を成立させるためだけに、本作の 世界観を設計したと言っても過言ではありません。 一方、フーダニットに関しては、ロジックが弱く、容疑者の“あらため”も不十分 など粗が目に付きますが、そもそも本作は“BG”という言葉に秘められた世界 の謎そのものを解き明かすというSF要素のほうがメインなのだと思われます。 そう考えれば、ミステリの枠組みで、SF的思考実験を 行った、なかなかの快作といえるのではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
斬新な舞台設定 このひと言につきる。とにかく、読んでみて欲しい!今までの石持浅海氏の作品からは想像できない内容だ。 変わらないのは、石持浅海氏独特のテンポ良く展開するストーリーと鮮やかな結末と場人物の人間的側面を重視したハードボイルド小説であることだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
斬新な舞台設定 このひと言につきる。とにかく、読んでみて欲しい!今までの石持浅海氏の作品からは想像できない内容だ。 変わらないのは、石持浅海氏独特のテンポ良く展開するストーリーと鮮やかな結末と場人物の人間的側面を重視したハードボイルド小説であることだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人類は生まれたときからすべて女。優秀な女だけがのちのち男となり、子孫を残す。そんな突飛な世界で起きた強姦未遂殺人事件。男は女人口に比べて非常に少なくハーレム状態なので、レイプなんてやる男はいない。犯人のの目的は? といった謎。奇病、BG、端整なロジックと謎が深まっていく展開と、衝撃的な後編。世界観の作り方が非常にうまく、ストーリーテリングの才能はありそうだ。 ただ、犯人の動機だけはかなり無理したこじつけたようで、ちょっとだけ消化不良化。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人類は生まれたときからすべて女。優秀な女だけがのちのち男となり、子孫を残す。そんな突飛な世界で起きた強姦未遂殺人事件。男は女人口に比べて非常に少なくハーレム状態なので、レイプなんてやる男はいない。犯人のの目的は? といった謎。奇病、BG、端整なロジックと謎が深まっていく展開と、衝撃的な後編。世界観の作り方が非常にうまく、ストーリーテリングの才能はありそうだ。 ただ、犯人の動機だけはかなり無理したこじつけたようで、ちょっとだけ消化不良化。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!