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耳をふさいで夜を走る
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耳をふさいで夜を走るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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石持氏お得意の倒叙ミステリーではあるが、主人公が何故三人の女性を恨みも無いのに殺さなければならないのか、という根本的な動機にちょっと、いや、かなり無理がある。そう思わせておいて、何か「真の動機」のようなものが裏にあるのかと思ったが、当初の動機自体に大きな変化は無いまま終了。 作中の登場人物が「破滅を避けるためには彼女たちを殺すしかない」みたいな事を語るのだが、はっきり言って、「…はい?」という感じ。どうしてただの人格障害がそこまで社会の脅威になるのかさっぱり分からず仕舞い。そりゃ将来的に何か事件を起こし得る可能性はあるかも知れないが、いくらなんでも「覚醒者」とか「破滅」とか飛躍し過ぎ。「クレイモア」の覚醒者でも三人では世界は滅ぼせないだろ(笑)。てっきり、覚醒する事で何か超能力とかに目覚めるようなSF設定を持ち出すのかと思いきや、そんなこともなし。必ずそうなるかどうかも分からないので、主人公が今どうしても殺さなければならないような危機感や切迫感に欠けている。 「個々人が身勝手な理由で簡単に殺人を実行してしまう」という点が今作の肝なのかも知れないが、読者不在で登場人物が勝手に暴走しているようにしか感じられず、各キャラの言動に感情移入しにくい。 途中で主人公にとって意外な(計画外の)展開になる事もあるが、読者にとってはだいたい想定内の出来事で、ミステリーとしてはいまいち衝撃度も薄い。また、あまり意味の無い同じような情景描写がダラダラと続く文章のテンポの悪さも難点。 ミステリーと言うよりはサスペンスとして読めば何とか…。 | ||||
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一気に読ませる筆力は感じましたけど、私は最後まで意味が分からず。 3人の魅力的な女性たちが危険な存在だ、ってのは分かったけど、それだけ。 私の読みが浅いのかなぁ…。 タイトルはいいですね。 最後に意味が分かって気持ちよかった(元々知ってる人もいると思いますが)。 ↑こういう、読み終って「あぁそうか、そういう意味か!」とか、 「あの伏線がここにきて生きるわけか!」が好きな私としては、 よかったのは、タイトルだけです。 あとは、だから、何なの?って感じでした。 経緯、きっかけ、目的etc.をぼやかして(というかチラ見させながら) 書いてあるから、気になるんで先をどんどん読むんだけど、 何もわからないまま出来事だけを読んで、ん〜、ちょっと肩透かしな本です。 …登場人物が美形もしくは魅力的な人間ばっかりってのも、 こんな内容だとデキの悪いマンガを見てるみたいな気分になるだけで、意味がないんだなぁ。 そのヴィジュアルがイメージできる程度に、筆力はあると思うのですが。残念。 | ||||
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一気に読ませる筆力は感じましたけど、私は最後まで意味が分からず。 3人の魅力的な女性たちが危険な存在だ、ってのは分かったけど、それだけ。 私の読みが浅いのかなぁ…。 タイトルはいいですね。 最後に意味が分かって気持ちよかった(元々知ってる人もいると思いますが)。 ↑こういう、読み終って「あぁそうか、そういう意味か!」とか、 「あの伏線がここにきて生きるわけか!」が好きな私としては、 よかったのは、タイトルだけです。 あとは、だから、何なの?って感じでした。 経緯、きっかけ、目的etc.をぼやかして(というかチラ見させながら) 書いてあるから、気になるんで先をどんどん読むんだけど、 何もわからないまま出来事だけを読んで、ん〜、ちょっと肩透かしな本です。 …登場人物が美形もしくは魅力的な人間ばっかりってのも、 こんな内容だとデキの悪いマンガを見てるみたいな気分になるだけで、意味がないんだなぁ。 そのヴィジュアルがイメージできる程度に、筆力はあると思うのですが。残念。 | ||||
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