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9人はなぜ殺される
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9人はなぜ殺されるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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まず登場人物が多すぎる。 キーとなる9人がシーン毎に入れ替わり立ち替わりするのだがどうにも覚えきれない。400ページしかない比較的コンパクトな作品の割には前半のシーン割りがどうにも退屈だった。 そして誰もいなくなったのオマージュとこんだけ繰り返されればオチも想像でき、まあそうっすね…と淡々とした読み応えであった。 創元社はスワンソンを翻訳しつづけてるが、そしてミランダを殺す以外そんな面白いと思わないんだよなあ。 | ||||
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先人は偉大であり、人間は人生の初期に受けた感慨を過大評価するものである。 | ||||
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ミステリーファンならすぐに思い出すクリスティの名作「そして誰もいなくなった」 この作品はかの名作とは違い、クローズドサークルではないが、名作と似たような感覚で、現場に残されたリストに記載された9人が、一人一人、共通点が見えないままに殺されていく。 わけがわからないままの読書だが、作者の「そしてミランダを殺す」「だからダスティンは死んだ」等の前作のように、思わぬ方向に次々と驚きの展開を続けていくわけでもなく、緊張感もあまりなく、ちょっと冗長な感じで進んでいく。 これが本当にレベルの低い作家だと飽きてしまうのだが、まあそんなこともなく読み進められた。 ただ、最後に明かされる犯行動機にはあっけにとられた。かなり後味が悪かった。この動機は許されないね。 それでも次作には期待しています。 | ||||
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タイトルにあるように登場人物が9名+その関係者と多数いるので、いちいちページをめくって確認していられないと思い、自分のメモに書きだした。それで混乱なく、短い章で切られているため読みやすく、終盤までは興味深く読み進めることができた。 ただ残念なことに…、結末のあり方にちょっと失望した。どうしたって犯人の独りよがりな動機で、それも必ずしも意図する目標は達成されなかったと思うし、ただただ芝居がかっているだけのような…。 本書の冒頭に「アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』『ABC殺人事件』のトリックに触れている」と注意書きがある。スワンソンの前作『8つの完璧な殺人』に続き、他のミステリ小説を絡めているようだが、実は私はクリスティの著書を1冊も読んだことがない。クリスティ好きの読者なら満足できるのだろうか。 スワンソンは『そしてミランダを殺す』はとてもよかったが、以降の作品はちょっと力が落ちてきたように思う。 | ||||
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