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9人はなぜ殺される



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【この小説が収録されている参考書籍】
9人はなぜ殺される (創元推理文庫)

9人はなぜ殺されるの評価: 3.71/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

スピード感が薄いサスペンス

まず登場人物が多すぎる。
キーとなる9人がシーン毎に入れ替わり立ち替わりするのだがどうにも覚えきれない。400ページしかない比較的コンパクトな作品の割には前半のシーン割りがどうにも退屈だった。

そして誰もいなくなったのオマージュとこんだけ繰り返されればオチも想像でき、まあそうっすね…と淡々とした読み応えであった。

創元社はスワンソンを翻訳しつづけてるが、そしてミランダを殺す以外そんな面白いと思わないんだよなあ。
9人はなぜ殺される (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:9人はなぜ殺される (創元推理文庫)より
4488173101
No.3:
(3pt)

うーん、まあ

先人は偉大であり、人間は人生の初期に受けた感慨を過大評価するものである。
9人はなぜ殺される (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:9人はなぜ殺される (創元推理文庫)より
4488173101
No.2:
(3pt)

最後の最後にちょっと

ミステリーファンならすぐに思い出すクリスティの名作「そして誰もいなくなった」
この作品はかの名作とは違い、クローズドサークルではないが、名作と似たような感覚で、現場に残されたリストに記載された9人が、一人一人、共通点が見えないままに殺されていく。
わけがわからないままの読書だが、作者の「そしてミランダを殺す」「だからダスティンは死んだ」等の前作のように、思わぬ方向に次々と驚きの展開を続けていくわけでもなく、緊張感もあまりなく、ちょっと冗長な感じで進んでいく。
これが本当にレベルの低い作家だと飽きてしまうのだが、まあそんなこともなく読み進められた。
ただ、最後に明かされる犯行動機にはあっけにとられた。かなり後味が悪かった。この動機は許されないね。
それでも次作には期待しています。
9人はなぜ殺される (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:9人はなぜ殺される (創元推理文庫)より
4488173101
No.1:
(3pt)

事件の動機解明で失望

タイトルにあるように登場人物が9名+その関係者と多数いるので、いちいちページをめくって確認していられないと思い、自分のメモに書きだした。それで混乱なく、短い章で切られているため読みやすく、終盤までは興味深く読み進めることができた。
ただ残念なことに…、結末のあり方にちょっと失望した。どうしたって犯人の独りよがりな動機で、それも必ずしも意図する目標は達成されなかったと思うし、ただただ芝居がかっているだけのような…。
本書の冒頭に「アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』『ABC殺人事件』のトリックに触れている」と注意書きがある。スワンソンの前作『8つの完璧な殺人』に続き、他のミステリ小説を絡めているようだが、実は私はクリスティの著書を1冊も読んだことがない。クリスティ好きの読者なら満足できるのだろうか。
スワンソンは『そしてミランダを殺す』はとてもよかったが、以降の作品はちょっと力が落ちてきたように思う。
9人はなぜ殺される (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:9人はなぜ殺される (創元推理文庫)より
4488173101

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