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今日も事件が起きませんよう。



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【この小説が収録されている参考書籍】
今日も事件が起きませんよう。 (講談社文庫)

今日も事件が起きませんよう。の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

警備会社の社員がメインとなる物語。背景にある社員の事情とともに、職業としての「警備」を深く理解できる小説。

サクラ警備保障会社に勤務する社員たちがメインとなる話です。
仕事内容により、3号警備「輸送物の警備」、2号警備「交通警備」、4号警備「身辺警備」、1号警備「施設の警備」の順で物語が展開し、その業務に携わる人物の仕事ぶりやそもそもその仕事に就くことになった事情、業務中の他者評価等を含めて、仕事内容だけでなく、担当者の感情の変化にも焦点が当てられています。

この小説の軸となる、
「あなたは何をまもりますか、まもりたいですか」
という質問が結構重要で、仕事だけでなく人生の本髄に係る答えが求められています。

読み進めていくうち警備会社の仕事にも詳しくなりますが、ふと振り返って、自分はどうなのだろうと考える機会にもなりました。
普段街中で目にし、「警察」と「民間人」の真ん中に位置するだろう警備会社の位置づけを、自分のなかで改めて認識させられました。
物語としても読みごたえがあって面白く、さらに、いろんな意味で勉強にもなった本でした。
今日も事件が起きませんよう。 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:今日も事件が起きませんよう。 (講談社文庫)より
4065395542

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