■スポンサードリンク
(短編集)
謎の香りはパン屋から
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
謎の香りはパン屋からの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(a) パン屋でアルバイトする大学生が、店で起こるほんのちょっとした謎を解決するストーリーです。5種類のパンの名を冠した5話のストーリーから成る本です。 (b) ただ、謎と言ってもほんとうに些細な案件で、1話読み終えても「これだけ?」と思ってしまいます。ほとんどの紙幅を周りのアルバイト店員や店長や職員さんとのやりとりで費やしているのでミステリー要素はとても希薄です。なので、「このミステリーがすごい」大賞の作品なのですが、正直「すごい」作品とは思いません。 (c) 巻末に、3人の選者の選評が掲載されていますが、これを読んでも、特徴のハッキリした他の作品に何らかの難があって、結局、消去法でこの作品が選ばれたことが伝わってきます。 (d) 良くも悪くもミステリー要素の薄い、ふんわりとした空気感の本です。最終話あたりは上手にまとめており、読後感は悪くない本なので読んでもいいかもしれませんが、ぜひ読むべき本とまでは言えない本と思います。 PS)このタイプの本であれば、古い本ですが、近藤史恵さんの「タルトタタンの夢」「ヴァンショーをあなたに」「マカロンはマカロン」のシリーズをお薦めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
興味があって読みましたがよかったです。やはり人ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
パン屋のバイトをしている大学生が周りの人々の不自然な行動や言動を見てその意図を読むといった内容になります 比較的現代的でVtuberのような若者に馴染みのあるものも登場します 参考図書を見るとパンに関するものが何冊も挙がっており、作中でもパンの雑学が随所に散りばめられています 私自身はそれほどミステリーを多く読まず、文学的な素養はなく、小説から学びを得ようという態度をとっているわけでもないですが読みやすさと癖のなさから星4としました 後書きみたいなところに他の選考作品との比較が載っていました。うろ覚えですが本作は尖ってはいないが癖のなさが評価されていたような気がしますね。 最後に、パンが食べたくなるので夜読むのは避けたほうが良いかもしれません | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人事件の無いミステリーは新鮮で面白かったです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このミス大賞ということで、気になり手に取りました。 小春さんのひらめきが冴えてます。 日常のミステリーという感じで重たい感じがなく読みやすかった。 色々なパンと人との関わり方がいい感じです。明日パン屋さんに行きたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「このミステリーがすごい」大賞受賞作ということで、緻密にロジックが練られたミステリーを期待して読むと拍子抜けすると思います。 先入観をなくして、予備知識ゼロで読めば、心が温かくなる面白い小説だと思います。 非常に読みやすい文章で子供でも小学生高学年くらいなら読めると思うので、親子で読んで感想をシェアし合うとかには向いていると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー好きには物足りないかもしれないけど、各章で1つの物語と謎解きが完結するので、読んでいて疲れないし、登場人物がみんな良い人で温かい気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすくおもしろかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋大賞とか本屋で見つけ気になったので購入しました。半分まで読み進めた所なので、軽く感想です。まず本格的なミステリーを読みたい方は肩透かしかと。あくまでパン屋でバイトしてる主人公が日常のちょっとした謎を解き明かす体の本です。やや浅いかあなぁ。あとちょっとご都合主義的。最近はこういうのが流行りなんですかね?短編集みたいな構成で読みやすくはあるが、内容が浅いかなあ。幼少の頃からガッツリ探偵ものを読んできたオッサンの感想です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーと言ってもかなりほんわかしてる作品です。個人的に本書の全体的な雰囲気がとても好きです!。パンが食べたくなる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーと言っても、平和で心温かくなります。 ただ、読み終えると、パンを食べたくなるのだけは、ダイエット中には、要注意! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大阪でパン屋さんのアルバイトをする大学一年生の小春が「日常の謎」を解いていく5作品からなる連作小説です。殺人事件も、強盗事件、組織犯罪も登場しません。日常の気持ちのすれ違いや思い出を検証するといった小さな謎を美味しそうなパンの逸話に絡めて解いていきます。ほっこりした温かい気持ちにさせてくれるとても読みやすい小説です。肩肘張らずに、のんびり日常の小さな謎を解きながら、心を癒していきたい人にお勧めのさくひんです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いろいろなパン、ケーキなどの作り方まで書かれ料理本みたいな?感じもあり あり得る謎解き、死体があったりではなくほっこりしたミステリーがよかったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても気に入りました。高齢の友人に贈りました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔住んでいたエリアが出てきて懐かしかった。サーティワンとかロマンチック街道とか高校とか。ミステリーではないけどリラックスして読めます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◯パン屋の物差しで測るミステリーな日々 この作品は読む前読んだ後で印象が変わった作品でした。最初はもう少し誰かが死んだりする本格派だと思い読み進めていたんですが,等身大のパン屋が舞台のミステリーだったのが面白いポイントだった。 もちろん全てのミステリーがパンに自体に絡めてある訳じゃないのですが,ヒカルの碁を読んだら囲碁に興味が出てきた!というようにパン屋自体に興味が出てくる話展開なのが気に入った。特にカレーパンやクロワッサンはちょっと色々と食べてみたくなった。 推理もそこまで無理くり辻褄が合うようにしました!とは私目線では思わなかった。その部分に引っ掛かりはなく100%ミステリーとして見るよりも日常系要素とミステリーの掛け合わせが丁度いいバランス作品として見たら楽しめた。 本の表紙が全てを語ってくれています。パンの魅力を存分に味わいましょう! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういうお話もこのミスになるんだと驚きです。 よーく読むと論理が飛躍してるのですが、雰囲気オーケーです。 一瞬で読めますが、おすすめです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
からあげのような小説だった。 大抵の人は美味しいと感じるし、満足もするけど、大賞を受賞したと意気込んで食べると「普通だな」と感じてしまう味。 巻末の選評にもある通り、全体的にバランス良くまとまっていて、苦みがなくとっつきやすい作品であることが決め手になった印象で、ミステリーのトリックとしては小粒。一部伏線の張り方をもう少し工夫できたような気もしたが、このあたりは人によるかもしれない。 登場人物のキャラクターの造形は非常に分かりやすく、また、パン生地のようにふっくらとした柔和な会話のやり取りなどは万人受けするもので、小難しいミステリーが苦手な人には刺さると思う。 筆者が漫画家というのもあるのか、カバーイラストを『約束のネバーランド』の出水ぽすかが担当しており、作風ともマッチしていてすごく良い。好き。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
"私はこれまでに起きた様々な出来事を順に辿った。ーその瞬間、焼き上がったパンのように、頭の中で描いていた思考が一気に膨らんだ"2025年発刊の本書は著者デビュー作にして『このミス』2025年大書受賞作。著者のこれまでが反映された日常の謎ミステリー。 個人的に『このミス』受賞作はいつも楽しみにしているので本書も手にとりました。 さて、そんな本書は2023年、『あぁ、我らのガールズバー』で集英社・第98回赤塚賞準入選後、漫画家あるいはおぎぬまXの漫画アシスタントをする活躍するかたわら執筆された著者の小説デビュー作で、大学1年生の市倉小春。漫画家を目指しつつ、大阪は豊中にあるパン屋『ノスティモ』でバイトをしている主人公が、お店で起こる様々なちょっとした事件を『焦げたクロワッサン』『夢見るフランスパン』『恋するシナモンロール』『さよならチョココロネ』『思い出のカレーパン』と焼きたてのパンの香りが広がるような各章でパンネタ披露?と共に解決していく連作短編集なのですが。 主人公自身が著者の実体験が反映されていること、また私自身が縁のある大阪のお店が舞台という事で楽しませていただきました。 また、漫画家でありながら小説家としてもデビュー。と、最近は本当にジャンルを横断して活躍する方々が多いなあ。と、その多才ぶりにも尊敬してしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
各章ごとにテーマとなるパンが変わり、謎のタイプも様々で、最初から最後までとても楽しめました。舞台となるパン屋に行って小春たちに会ってみたいと思わせるほど、お店や登場人物が、本当に実在しているかのように生き生きと描かれています。漫画家を目指す主人公の、時折り挟まれる心情にも心を揺さぶられました。全世代にお勧めできる作品です。続編がとても待ち遠しい! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!