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(短編集)
謎の香りはパン屋から
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謎の香りはパン屋からの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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全くスリラーてわはなく面白くない | ||||
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読後にまず出た言葉が「これで1500円(税抜き)か……」だった。 文庫だったら、後悔も少なかったかもしれないが、ちょっと内容に対しての値段が高すぎる。 パンが食べたくなったという評価があるが、そんなに美味しそうなパンの描写があっただろうか? 違うグルメ系の小説を読むといい。 どの話も特にパン屋でなくてもいいなと思い読み進めていた。 唯一パン屋でないと無理かなと思ったのは、正社員さんの謎くらいか。 また主人公があまりにも友人を追い詰めすぎる部分が鼻についた。 「もしかして、○○してた?」くらいで済ませて、「なんでわかったの?」と質問されたときに初めて推理を披露するのが友情を壊さないのではないか? こんな追い詰め方をされたら距離を置かれるレベルだと感じるし、私はその友人に同情さえしてしまった。 そもそも「大学生が、値引きクーポンを使わないはずがない」というのは作者の思い込みにすぎない。 その部分を読んだとき「はぁ?なに言ってんだ、この主人公、バカか?」と思ってしまった。 値引きクーポンを使用したとしても、某アイスクリームショップのアイスは高いので、お金がないなら買うことすらできないという選択肢がある。 特に推し活をしており、バイトをして活動費(もしくは生活費)を稼いでいるのであれば、なおさら「買わない。我慢する」という選択肢が出てくるはずだ。 そういう違和感を抱かせた時点で、ミステリーとしては破綻している。 最後のほうで主人公が感慨深げに「最近、あまり会わなくなった」親友に思いを馳せているシーンがあるが、親友が完全に主人公と縁を切ろうとしているとしか思えず、共感できない。 ミステリー作品に慣れている人なら、どの短編も途中、もしくは冒頭でネタがわかるので、そこも残念。 途中で投げだそうかと思ったが、読みやすくはあったので最後まで読めた。 ただし私は読書スピードが遅いうえに、そこに「おもしろくない」の感情が上乗せされて4時間以上かかったが。 そう考えると、なにを思って大賞として推したのか理解できないなとも思えた。 確かに読みやすいし、謎は優しく読後感は良いほうだとは思うが、謎が易しすぎるのと、個人的に主人公に肩入れできない点が問題だった。 重版されているので、もしかしたら続編の話なども出ているかもしれないが、私は絶対に買わない。 別作品が刊行されたとしても、このレベルの作家であるなら、1500円では手を出さない。 購入して後悔させられた本は多いが、これもその一つ。 なんとも残念でしかない。 大賞は「該当者なし」でよかったのではないかと思う。 | ||||
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本格的なミステリーを期待してたのに、ほんわかすぎるミステリーでした。。。 これがミステリー大賞とはがっかりです。ほんわかしたパン屋さんの日常風景に少しだけ謎を含ませだだけというか、とにかくミステリーと思わないことです。 | ||||
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賞受賞ということで買ってみたものの、もう1話目から中身がスカスカで人物の魅力の深掘りもなく、びっくりするほど面白くない。賞に惹かれて買うんじゃなかったと心から後悔しました。高校生くらいが読んだらまぁ面白いかなというレベル。謎解きとは言えず、陳腐で上辺な考察を述べる主人公小春。しかも初対面の人にそこまで踏み込むか?という内容もズカズカ踏み込んでいく。全く魅力ない…というより図々しいことこの上ない。これはお金を出して買うような本ではありません。 | ||||
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通して読みましたが面白くなかったので、理由を考えてみた。 ・謎が小さすぎる(小さいだけでなく、他人の隠し事に首を突っ込む迷惑な人に見えた) ・(ゆえに)視点キャラに感情移入できない ・心が温かくなるみたいな文章は特になかった ・セリフが上滑りしている(感情のやり取りをしているように見えない) 専門家とか天才とか特殊能力者がでてきて、ド派手な展開で楽しませてくれる受賞作が多かったように思っていたのですが、違ったみたいです。 | ||||
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作者、布団で寝っ転がりながら書いたらしい。(宝島社インタビュー記) まさにそんな"だらだらとした内容"です。 「忖度された」という見られ方を払拭出来るものではなく、これを激賞する審査員作家にガッカリしました。 この作品に負けた応募作家さん達が可哀想です。 | ||||
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ミステリー部分がかなり弱い。 登場人物も明るい先輩はキャラが良いけど 他の登場人物は普通かな。 面白くはないけど読みやすい。 値段には見合わないけど これでミステリーがすごい大賞はレベル低すぎる。 | ||||
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このミス大賞受賞作ということで期待して読んだのですが・・・ 一応さらっと軽く短時間で読めます。でもそれだけです。 他の方のコメントにもありましたが、ミステリとして読むには、たとえコージーミステリとして読むとしても、物足りませんでした。 またミステリ要素以外の部分も、ストーリーがありきたりというか。エンタメとしても「コク」がないというか。 例えば第三章「恋するシナモンロール」の高校生2人の最後の方のやり取りなどあまりに「ありきたり(陳腐)」で、読んでいて気恥ずかしくさえ思えました。ライトノベルでも、そういうあたりはもう少し描写や展開に工夫があるのではと感じました。 舞台となったのは作者が大学生活を送った地域らしく、私もよく知っている地域なので、そのあたりの描写は楽しく読めましたが、その点を除けば、作品全体として「うーん…」という読後感でした。 僭越ながら、作者は、次作に挑まれるなら、もっといろいろ読書なさって引き出しを増やされる方がいいのではないかと思った次第です。 | ||||
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この小説は『このミステリーがすごい!』大賞受賞作だそうで。そんな賞があることも知らず、某地方新聞日曜版の「読書」欄に紹介されていたこの本をAmazonさんでポチって購入。本屋さんで本を眺めながら購入しなくなってから随分経つ、本屋さんの少なくなったことと言ったら・・・。 この小説、五つのエピソードからなっているが、それぞれが殺人事件や、窃盗、傷害等々、発生した事件の謎を解いてゆく難解なミステリーではなく、ノスティモ(おいしいという意味だそう)というパン屋さんでバイト中の漫画家志望の小春という大学生が、ノスティモのお客さんやノスティモで働く人々のパンに纏わる言動や行動から、その人たちが抱える謎、もしくは隠し事を推理し理論立てて真相を明らかにしてゆくという、ほとんど頭を使わなくても読めてしまう万人受け(失礼)する本です。 エルキュール・ポワロや金田一さんのようにエピソードの終わりに千春ちゃんが謎解きをすんだけど、そんなん自分の心の中だけにしまっておけばええやん。ときっつい感想になってしまったのであった。 | ||||
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あまりのつまらなさに最初の一話だけ読んでメルカリに出した | ||||
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とても文体は読みやすく、スラスラと読めます。 パンの描写が多めで、読み進めると食べたくなります。 ミステリー部分は本当に軽いので、刺激を求める人には物足りないかも。 スラスラ読める分、内容を吟味する必要がないのであまり頭に物語が残りませんでした。 一冊を読み終わったー!って感じはしませんでした。 | ||||
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トリックも駆け引きもなく、平和なパン屋の誰かの秘密。 特に暴かずとも誰も困らない。 これらを踏まえて事件が起きるわけでもない。 ミステリと言わない。 これが大賞かー。 ほか2作の票が割れて反対がない第3の本作が大賞となったらしいが、選考理由が令和的。 欠点があってもいい。 票が割れた2作品を読みたくなった。 | ||||
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根本的にパンがおいしそうじゃないのに肩すかしをくらった。 表紙を見て想像していたのと違いすぎる。 ミステリーの真相、そんなきつい事実を親しくもない他人に言うか? という内容のオンパレードだった。 パン屋で起きる謎解きみたいなのを期待する人は読まない方がいい。 探偵役が何も考えてなさそうで読んでいてきつい。 | ||||
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パン屋で働く大学生が主人公のミステリーです。 ミステリーといえども日常の不思議を解き明かす程度で、本格ミステリーファンにとっては、面白いとは感じられないでしょう。第23回『このミステリーがすごい!』大賞ということで読んでみましたが、これを読むならば他にもっと読むべき面白い本があります。東野圭吾ばかり出して申し訳ないのですが、東野圭吾のどの作品を読んでもこれよりは面白いと思います。 パンに絡めたミステリーということで、主人公と同じくパン屋でアルバイトしている人にはパンの豆知識なども出てきてお勧めできます。 正直このミス大賞っぽくはありません。 ライトノベルのようです。 | ||||
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オタク描写がきつい。 Vtuber、覆面アーティスト、スマホゲーム、舞台俳優と、オタク趣味の作者の好みが、名前はほんの少し変えていますが、作品そのままの内容で出てくるので。読んでいて痛かった。 まったく違う架空の作品でよくないか? なぜ現実作品を簡単に想起させるような内容で書く?承認欲求の塊か? 友人にも読ませましたが、キツイこれは。と1話目から断念してました。 あと1話に関して言わせていただくと、関係者ですがそんなことは絶対に起きないですねー。夢物語すぎて、オチに絶句してしまいました。 ミステリーの内容も弱い。他の方もレビューに書かれていますが、【出かける時に地面が濡れていた→今朝雨が降っていたな】くらいの謎解き?です。 これでミステリー好きにおすすめとか言われても、肩透かし物です。 パン屋勤務の描写が真新しいだけかと。期待外れでした。 帯に書かれている『パンの香りが広がるミステリー』という煽りも、別にパンの香りの描写が秀でているわけでもなく、特筆すべきことはなし。 あとパンと自傷行為を絡めている描写があって、生理的に無理でした。 これ読んでパンが食べたくなった、とか言ってる方はサイコパスかと。 面白かったら家族に勧めようとしていましたが、そっと書棚にしまいました。 | ||||
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まあ謎が弱い。これをミステリーと言い張るのは砂の山を見て「これが富士山だ」と言うようなもので、とうとうこのミス大賞も乱心かと目眩がする思いだった。 キャラクターに魅力があるか? ない。 謎に魅力があるか? ない。 描写が上手いか? 上手くない。 会話や地の文が面白いか? 面白くない。 連作短編らしく仕込まれた大謎があるか? ない。 パンが美味そうか? まあ美味そうではあるけど、パンは元々美味いだろうが!! 今回のこのミス大賞、超勝手な憶測だが余程不作であったと見える。本作ラスト掲載の選者の選評を見てわかる通り、どの作品についても巨大な瑕疵があり、消去法的に傷の少ないこの作品が選ばれたそうだが、それにしても、それにしても、選者は気付かなかったのだろうか? この作品の抱えている一番にして絶大な『つまらない』という瑕疵を。 受賞者なしのほうがまだ良かったんじゃないか、と愚痴のひとつも言いたくなるような、このミス大賞を追っている身からすると久々の駄作であった。南無三。 | ||||
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