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トライロバレット
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トライロバレットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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スピード感、疾走感を文章で体感させる鬼才。 各書、装丁にもこだわっていて、小説とリンクしていたり謎かけが隠れていたりと楽しめます。 佐藤究、イチオシの作家です! | ||||
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最後は夢オチだろうな、という想像はまさに弾丸で撃たれたように破壊されてしまいます。徹底的ないじめ、アフガニスタンでの戦闘体験をそれぞれ別々に進行させながら、ラストにむかってどう交わって、収束させるのかまったく想像がつきませんでしたが、さすがに剛腕の作者は力業でまとめきりました。 海外小説そっくりの「硬い翻訳調」を意識的に使って現在アメリカのいびつな分断状況を見事に描いています。 | ||||
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いまノリにノッてる佐藤究の最新作はアメコミヒーロー小説であった。ストーリーは定番の流れだがモノローグは確かに佐藤究節が唸っている。 サクッと読めてしかも面白い小説なのだが、もう少し最後のカタルシスが欲しかったので星一つ下げて四つか。 ヒーローは生み出すまでが楽しいのだろうが、できれば続編を無理やり書いて正統派のヒーロー譚を語って欲しいものである。 | ||||
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舞台がユタ州オグデンではなく、ユタ州「ニュー」オグデンである時点(冒頭1行目)で、読者は異世界に何の違和感もなく誘われている。冒頭からしばらくは、「翻訳もの?」と勘違いするほどの文体。途中からは専門知識のカタカナのオンパレード。その中にあって、過去と現在と幻覚がない交ぜとなり、現実世界を塗り変えていく二人の人物を軸に物語は進む。これが滑稽にならず、一筋の緊張感を保ったまま物語が展開するのが、佐藤氏の芸術性であろう。今回もしっかりと「佐藤究というジャンル」が確立された、ファンには垂涎ものの一作。ただし、初めて佐藤究作品に手を出すなら、別作品の方が安全だろう。 | ||||
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