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穢れた聖地巡礼について
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穢れた聖地巡礼についての評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 41~60 3/5ページ
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| デビュー作のテイストを期待して読んだ人は、肩透かしをくらった気持ちではないだろうか。方向性がまったく違う。 フェイクドキュメンタリーではなく、はっきり創作とわかるホラー小説に仕上がっている。 つまらないとまでは言わないが、このジャンルで活躍している他作家と比べてしまうと、やはり見劣りする。創作に舵を切ったわりに物語が全体的に薄口で、澤村のようなネチネチした展開もなければ、三津田のようなケレン味もない。そもそも、織り込まれている怪異があまり怖くない。 とはいえ切って捨てるほどつまらないわけではなく、キャラクターはそれなりに立っていて、定価ぶんぐらいの面白さはあると思う。主要キャラの造形が前述の作家陣とややカブり気味なのは気になるが。 | ||||
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| 雨穴が話題で読む→驚愕ししばらくインターネット系ホラーから遠ざかる→「近畿」で「こんな作家もいるんだ」と見直し→で本作でまたガッカリ。 | ||||
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| モキュメンタリーホラーの人気を一段と世に広めた前作の次に出るのがしっかりホラー(エンタメ?)小説なのが個人的にとても良かった。 怖いだけじゃなくて、登場人物の会話をしっかり楽しめる、ちゃんと虚構の世界に落とし込んだホラーを読めて満足でした。面白くてページをめくる手が止まらなかったです。 | ||||
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| あまり怖くはなかったけれど、かなりおもしろかったです。主要キャラ3人がとても良いです。 | ||||
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| 前作が良かったので、今作も早々に購入しました。結果から言えば、怖さはそれほどありませんでした。 怖い物を読みたいと期待している方には、おススメしません。 ただ、読み物としては面白いです。 | ||||
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| 文章はうまくなった。だが、文体が洗練される一方で、取材不足感が否めず、勢いだけで書いたのかなと思ってしまった。前作は土地がもつ「おどろしさ」みたいなものを表現できていたのに…。次作に期待です。 | ||||
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| 前作の方が面白かったですね。 次回作があれば前作のようなモキュメンタリーホラーみたいなのが読みたいです。 | ||||
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| 前作「近畿地方…」が面白かったので期待値を上げ過ぎたかもしれないのですが。 今回は通常の小説形式にしたのは分かるとして、長編小説としては少々雑な感じがします。ネタバレを避けるため具体的には書けませんが、エピソードを重ねてメインのテーマがというスタイルですが、そのメインが今一つで、オチもとってつけたよう。冒頭と最後を続けて読めばちぐはぐさが分かります。〇〇男はどこいった? 読み進むと解けてくる部分がそもそもメインのホラーと関係ないので、こっちの方が書きたかったのかなぁと思うと、そこまで深くもない。 登場人物3名は映画かドラマ化を前提としたようなキャラで、おまけに会話と地の文で全部説明していっちゃうし。理詰めの話しならそれもありかもしればいけど不条理なホラーには…まぁ、判り易いとか読み易いという人もいるだろうけど。 とまぁ文句ばかり書いてしまいましたが、最初に書いたように期待値が高すぎたってのがあると思うので、それを引けば普通にそこそこ面白い小説ではあります。 | ||||
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| 『近畿地方のある場所について』がめちゃくちゃ良かった背筋さん。待望の2作目発売ということで! 前作のフェイクドキュメンタリー構造とは打って変わって、今作は一般的な小説スタイルになっておりました。 前作の面白さや怖さといった部分は、その構造の仕掛けが肝だったこもあり、今作ではどのような物語を展開するのか期待と不安がありましたが、いやいや…しっかり面白いホラー小説になってるじゃないかぁぁぁ!!! まず物語のあらすじが最高過ぎますよね。 心霊スポットに果敢に凸しまくって動画をUPしているものの、実際は幽霊を全然信じてない若手YouTuber"チャンイケ" 彼のファンブックを企画しようとするフリーのベテラン編集者"小林" 2人は企画を通すために心霊スポットの追加取材という名の"でっちあげ考察"をスタートさせるという。 もう最初からめちゃくちゃバチ当たり確定だよね!? めちゃくちゃ面白そうだしヤバいし最高ですよ! 基本はファミレスでの2人の会話劇で進行するため、非常に読みやすく、分かりやすい物語進行。 そこでお互いにネット使って心霊スポットにまつわる怪談だったり、地域に伝わる噂を調べる。 この怪談や噂といったエピソード紹介が、前作の近畿地方的な部分といいますか、背筋さんの得意技炸裂といった感じですね。 じゃあ前作のようにエピソードの羅列なのかというと全然違う! しっかりとキャラ立ちしていくチャンイケと小林、そして中盤に登場するあるキャラクターまで、キャラの魅力で全体引っ張っていく部分も魅力的なんです! その最たる部分が第3章"愚かな3人"という話。 なるほど!そういう話だったのか!と。 たかがファミレスでの会話劇が、ここから怒涛の盛り上がりを見せていき、その最後のオチに至るまで見事な展開でした。 前作は恐怖エピソードの羅列〜からの収束していく様が面白いという感覚でしたが、背筋さんは実はスリリングな"物語"を描くことこそが得意なのではないかと、そう思わされる作品でしたね。 近畿地方ではその手法やテクニカルさが注目されていた印象でしたけど、今作でしっかりとした小説としての面白さも持ち合わせていると証明した背筋さん。 次回作が益々楽しみになりました! 皆さん軽い気持ちで心霊スポットに行ったりしないように!約束だぞ! | ||||
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| 前作の近畿地方のある場所についての方が怖く、話も面白かったというのがチラついた ホラーの後味もよく、この単体の話だけ見たらかなり素敵な本だと思います | ||||
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| 内容は好きな方で、わかったようなわからないような終わり方も嫌いじゃない。 ただ、校閲はちゃんと入った?という点が引っかかってモヤモヤする。 日本語の間違いの他、病院パートでの肺癌や緩和ケア、延命治療についての矛盾の多さなど。(肺癌はステージ4まで。ステージ5は存在しない) | ||||
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| 怖いです!!!!!!でも、おもしろい!!!! 近畿地方を読み返したくなりました。 | ||||
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| 面白いかったけど前作の方が良かった。怖かった。 | ||||
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| 当然、期待されちゃいますよね。 何が引っかかったかと言うと、女性に対する解像度の低さでしょうか。 お局とかいうポジションの女性はたしかに今も存在していると思いますが、お局と言えば!キャリアのある女性と言えば!を感じさせたかったのか?あ?ホラーでしたよね?って感じました。女ってこういうところあるよねって言いたい小説ならいいんですけど。 それにしても使い古された表現が多い。 男性像も極端だったので読み飛ばせる方や、近畿地方を読んでない方なら違和感無く今どきの、ただの小説として楽しめると思います! | ||||
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| 読み終えた時、オチが弱いと思いました。でも、この話の続きがあるなら読みたいです。彼らの業の行方が気になります。 | ||||
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| 物語としては面白いです。 多くないページ数で登場人物の人柄がよく伝わったし、各々の成長を経て(一応)一件落着する読後感の良い話でした。 ただ、良くも悪くも期待していた「怪異に関して断片的な情報から全貌が見えてくる」といった近畿地方〜で面白かったホラー&推理的な色は薄かったです。 これを期待していると少し肩透かしな話かもしれません。 | ||||
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| 前作の近畿地方~も良かったけど、こちらも考察しながら読めてとても良かった。小説を文字を追うだけのものではないものにしてるのが楽しい。フェイクドキュメンタリーQを観ながらコメントで考察を書いたり読んだり、ゾゾゾを観ながら笑ったりする感覚に似た読書体験ができる | ||||
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| 近畿地方の方が怖かったけど内容はこっちの方が面白かった | ||||
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| やはり「近畿地方」に続いての作品という事で、恐らくは同じ感じの内容だろうと思っていたのですが、結構、趣が違いましたね。 前作は色んな意味不明で怖い怪異が出てくるものの、結局「こういう化け物がこういう理由で超能力を使い悪い事してました」というかなり詳細な種明かしがされてしまうので、それにより正体の分からない怖さみたいなものが損なわれてしまったように思います。 面白くはあったのですが。 こちらもいくつかの怪異が出てきて調査はされるものの、基本的には投げっぱなしなんですよね。 具体的な事は分からないまま次へいってしまう。 どちらかと言えばこちらの方が怖くて好きです。 個人的に印象的なのは、メイン三人のうちの一人、オカルト系ユーチューバー君ですね。 最初は軽薄ないけ好かない奴に見えたのですが、実は色々あって虚勢を張って頑張ってるやつであることが後々分かってきて、逆に不憫で応援したくなりました。 | ||||
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| タイトルにある通り、前作の「近畿地方〜」が傑作だった故に、どうしても今作は見劣りしてしまう。 前作がモキュメンタリー調、今作はストーリー調であるため、比較するのはナンセンスかと思うが薄味感は否めない。 何かもう一つ、もう一捻り欲しかったところ。 「ん?ここで終わるのか」と拍子抜け。 背筋さんの著作自体は好きで、 『口に関するアンケート』が短編ながらも面白かっただけに残念。 次回作に期待ですね。 | ||||
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