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近畿地方のある場所について
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近畿地方のある場所についての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 81~96 5/5ページ
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こんな時間の無駄をさせられるとは。 ある意味恐怖。 子どもが考えそうなオチで衝撃。 面白くない本にも面白さはあると思ってたけれど、これは本当に面白くないです。 | ||||
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あるのか、面白いね! | ||||
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怖い話を集めていた編集者が1人行方不明になって、その人の情報が欲しいという設定は別に悪くないと思います。 個々の話もまあまあホラーな感じは、それぞれそこまで悪くはないと思うんですが…個々の話が2つの怪異に関連付けられているということも、発想は悪くないと思うんですよ。 これは私個人の所感なので、怖いと思う方もいらっしゃるかと思いますし、それを否定するものではありません。 読んでいて、関連付けられたことが明かされる過程が、描き込みすぎてる割には肝心なところが捨て置かれているような気がしました。個々の話はまあまあ良いのですが、全体で見ると説明が多いように感じて、想像を掻き立てないというか、込み上げる怖さが、文を追うことに注力して薄まってしまうというか。これは私の感じ方でしかありませんが。 怪異の正体が分からない話も多くあると思うのですが、繋がりがわかるより、もしかして繋がってるのかな?と読者の想像に任せる部分が少なかった気がします。 関連付ける情報を入手していくことは、行方のしれない人を探すストーリーの設定上必要なんでしょうけど、私の感想としては、個々の話だけ見れば少し怖い話もあったなと思うに留まりました。 最後に、ちょっとつまらないと思ったことをひとつ。読んだ人に怪異を撒き散らすことに関して、語り手が謝るのが陳腐かなと思いました。 あれ?撒き散らされてるの?もしかして…と思うから面白いと思っているので、読者直に「すみません。読んでしまったあなたはもう手遅れです。」的に言われると、まあ、なんも起きないけど…と冷めてしまいました。 逆に読んだ人がこうなったのは、読んだせいかもしれないと思わせる話があったほうが怖かったかもしれないです。 そこが怖い!という方もいたと思いますが、私は同じ見たら呪われる系でもこの本は恐怖を感じませんでした。 | ||||
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作者ご本人がいってらっしゃるように、今作は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などのモキュメンタリー映画を参考に作られております。 ちなみに、モキュメンタリーとは、ドキュメンタリータッチの映画や小説作品、つまり取材からの実録作品のようなスタイルで、創作をおこなう手法をいいます。 あるオカルト系の雑誌編集者が、近畿地方のある場所で起きた少女失踪事件と、その後の不可解な女の子の目撃談…… 近辺で起こった、ホラー系の投稿記事からはては、カルト教団の潜入取材にいたるまでが切り抜きのように描かれますが、それらはある伝承にまつわる呪われた場所を指しています。 一見、バラバラで、それぞれに意味をなさないような不可解な怪談が結び合わさったときに、全体の像をなす、ホラー作品となっております。 前半部は、ネット上の怪談記事などから入って、現地の怪談の編集部宛の手紙、カルト教団の潜入取材など、後半部にいくにつれ、事件を起こした怪異の正体が明かされていきますが、すべてが明らかになるわけではありません。 カルト教団がなぜ発足したのか?その流れまでは本作では描かれておりません。 結末近くで、怪異の正体となる悲劇の伝承が語られ、霧のように薄ぼんやりとした事件に、怪物の影が浮かび上がるような、おぼろげな結末です。 大切な怖さについては、気持ち悪さが強かったです。 とくに、怪談に登場する、あきらくんの奇形児のような付録写真は、気持ち悪い。 怪異に操られるように、パラノイア(妄想)に翻弄される編集者は、記事作成にのめりこんだばかりに、脳を毒で侵されていったようにも見えます。 女性を狙う男のお話も多く、そこもまた、本作の気持ち悪いところですね。 記事や手紙の断片を集めた作品なので、登場人物たちが織りなす、心理劇などの要素は薄いです。 ストーリー性を犠牲にして、怪談の怖さに焦点をあてた作品でした。 ……思えば、背筋先生がカクヨムのサイトに投稿された、書籍化以前から追っていた作品なので、紙の本になって、感慨深かったです。 背筋先生のことについて書かせていただくと、商業化までの戦略が非常に巧みであったことが窺えます。 ご自身を撮影されたという、ピンボケした気味の悪い写真をXのアイコンにされて、カクヨムのプロフィールでは、意味不明な写真と文章で……プロフィール自体が怪談のような作品になっております。 それ以外の情報は一切なく、そんな中から、今作を投稿され、それを角川出版が評価し、コンクールなしで書籍化にいたった(そして20万部以上のヒット作品になり、続刊もまたヒットし続けている)。 そこには、実力以上の運を味方につける、知恵を感じさせます。 決して嫉妬しているわけではありませんし、背筋先生はこれからもプロ作家として伸びていかれる存在として、注目していますが…… やはり、周囲の反応に対して敏感で、相手の心理をどうすれば動かせるのか?、といった考えに長けた作家さまなのだ、と正直感じました。 以上が、今作の感想になります。 | ||||
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別々のエピソードが1つに収束していくのは、小野不由美の「残穢」があるので特に目新しくない。 ただ、「残穢」は、ひとつひとつのエピソードが歴史の犠牲者や、その時生きた人々の悲しみや無念に収束されていきどこに人間を感じることができるのに対し、この作品は悪意が悪意を招く感じで、人間を感じることができない。 怖いというのではなく気持ち悪いし、運気が下がりそう。 | ||||
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全部読んだら追記します まだ4分の一ほどしか読んでないけどすでに怖い なぜ夜に読み始めてしまったのか 一気読みしたくなる感じですね | ||||
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とても良い作品です 斬新な構成で引き摺り込まれます 他の方にもおすすめしようと思います | ||||
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怖いしおもしろかったです。ただ、結末で怖さが半減しました。好みの問題かもしれません。 | ||||
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オチはありきたりだが、ゾワっとする気持ち悪い点がどんどん繋がっていくのが面白かった。 「かきもあります。」がそういう意味だったなんて。 | ||||
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いわゆるモキュメンタリーというのだろうか、短編というより色々なところからスクラップされた怪異譚を次々と読んでいく感じ。 それぞれの話は、実録怪談の記事であったり、学校の怪談であったり、ネットの掲示板のやりとりであったり、中にはディテールがそぎおとされて意味がわからないようなものもある。 そういった怪異譚の間に、作者である背筋と彼の知り合いの新人オカルト雑誌編集者である小沢くんとのやりとりが挟まっていて、どうやら次々と出てくる怪異譚は小沢くんが集めてきたもののようで、一見バラバラで、一つ一つはそれほど怖くはないが、同じような怪異が何度も繰り返される。 それらがいくつかの類型に分類できるように思える頃、少しずつ見え始めた怪異の正体と、これまで読み進めてきて意味がよくわからなかった怪異譚の意味が少しわかり始め、なんとも言えない恐怖を感じるようになる。 読んでいる間中、この怪異が近くにいるようなゾッとした気分に陥っていたが、結末まで読みきったときに、これがモキュメンタリーであることがはっきりしてホッとした。 | ||||
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私が今まで見てきたホラーコンテンツの中でも最高クラスの内容です 梨氏やフェイクドキュメンタリーQなど最近のJホラーが好きな方には絶対おすすめです ネットで掲載されていたものからボリュームアップしているので、既に見た…という方も是非本で読んで欲しいです | ||||
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なんかリングに似ていると思いました。 袋とじにキモイ写真があります。 | ||||
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お話1つずつがかなり怖かったです。 今まで色々なホラー小説や映画を見てきたので幽霊系の怖い話はあまり怖いと思わなくなっていますが、どれもありきたりな話ではなくしっかりゾッとさせてきます。 またネット掲示板やインタビューなどのたくさんの形式で話が繰り広げられるので、読みやすいしリアルで良かったです。 色々な怖い話を見ていくことで、点と点が繋がり、徐々に実態が判明してくるのが面白かったです。 正直オチは予想できたし微妙ですが、それを考慮しても怖くて面白かったです。 同じ作者さんの他の作品が出たらぜひ読みたいです。 | ||||
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かわいい かきもありますよ かきもありますよ かきもありますよ | ||||
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読み進める内に「これはやばい?」と思いました。 実話怪談だと思い込んでいましたが、違うんですね。実話じゃ無くて良かったです…。 | ||||
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結構話題になってたのと、冒頭の数話を読んでみて、その先が気になってました。 コロナ罹患して、寝室で隔離生活中にちょうど良かったのでこの機会にと読みました。 カクヨムからです。 もともとホラーファンではないので、ホラー小説を楽しむ「楽しみ方」みたいのがわからず、ガンガン読んじゃったので、終わった時は「あ、終わりなのか」という感じでした。 夜中にふと読み始めちゃった怖い話系サイトみたいな雰囲気で、じわじわ怖さを味わえたら良かったのかも。 でも、話題になってただけあって、一つ一つの怪異は、その先を知りたくなるワクワク感(ホラーでワクワクてのも変ですが)をとても感じました。 この先はちょっとネタバレかもですが… ホラー小説初心者という点を差し引いても、宗教のくだりは無い方が良かったかな…と思います。 恐怖の表現、というか異質なものとして宗教が出てきちゃうと、なんか無双な感じになっちゃう気がします。なんでもアリになっちゃうというか。 あと他の方も書いていらっしゃいますが、後半が謎解きメインみたいになっちゃって、それはそれで一つ一つなるほど、という感じで面白いんだけど、ホラー感は薄まっちゃいました。 …と読んだ感想を偉そうに書いてしまいました。でもこんな作品を作ることはそうそうできることではないので、作者と作品にはリスペクトしかないです。 | ||||
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