■スポンサードリンク


二人一組になってください



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
二人一組になってください

二人一組になってくださいの評価: 3.21/5点 レビュー 14件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(1pt)

読まなければよかった

タイトルに惹かれて購入しましたが、買わなければよかった、読まなければよかったと後悔しています。いじめを受けた生徒以外のクラスの生徒たちが担任教師に殺されるという話です。あまりに極端な思考法にどんでん返しあるいはしっぺ返しを期待していましたが、それもなく不愉快さだけが残ります。しかも、生き残った生徒が教師になって同じことを繰り返すという救いのなさが、絶望的に後味の悪さとして尾を引きます。
二人一組になってくださいAmazon書評・レビュー:二人一組になってくださいより
4575247685
No.3:
(1pt)

一気に読んだ。盛り上がりに欠けるし、キャラが覚えられなくて。

元祖のバトロワと、湊かなえの「告白」と、デスノートの勧善懲悪&ありえないネーミングと、「無自覚の悪意」を混ぜた純文学風味、ごった煮にして20倍希釈した感じ。n番煎じすぎて薄い。なんも得るものないです。残酷に唐突に高校生が死ぬだけ。元祖のバトロワファンからすると、もうちょっとキャラの描写をひとりひとり丁寧にしないと、その他大勢モブキャラが死んだようにしか見えない。

回収してない伏線みたいなのが多すぎ。「特定の生徒」の母どうなったの。ただの境界知能風俗嬢でいいのか?

ゲームマスターみたくなっている賢い設定の子の理屈もよくわからない。勝ちルートが見えにくくて、誰がどうやって生き残るのだろうとか、そう来たか!みたいなちょっとしたミステリ的面白さも皆無。なのにこのゲームマスター的委員長が必死に頭を使ってそこにたどり着いたみたいなことを言われても。

この状態になってもまだ1軍だのなんだの言ってるのか? とか、みんなあっさりゲーム受け入れすぎでしょ(ゲームにみんなが従っちゃうデスゲームものあるあるだけど、鬱陶しい純文学要素が干渉しあって違和感がすごい)とか、次こそ1軍が死ぬというときになって、特に性格悪い描写をされていた2人以外で争いが起きない訳がなくてそこを見せろよとか。同時に複数人死ぬときに描写おざなりにされてる人が、唐突に死んだ感じとか。

こんな評価が高いのが意外です。いじめられっ子側で救われたかったとまでいわずとも自分が2軍の下から3軍に所属していた実感がある人からしたらすっきりするのか? 私はその立場から考えても、この謎ゲームにいじめをなくす効果なんかない(だってみんな死んでるし)から、ゲームの仕掛人である先生がキチだったとしか読めません。三年放置してからこのゲームをするんじゃなくて途中でなんとかしろよ、って。
二人一組になってくださいAmazon書評・レビュー:二人一組になってくださいより
4575247685
No.2:
(1pt)

予想通りの結末と浅い文章

展開が順当すぎる点(予想ができてしまう)、死に方がファンタジーすぎる点、どんでん返しもなく、人物考察も浅い感じがしました。
この手の話で言えば、バトルロワイヤルやリアル鬼ごっこがいかに読み物として良いかを改めて感じさせました。
読み物としては携帯小説のレベルかなと思います。
二人一組になってくださいAmazon書評・レビュー:二人一組になってくださいより
4575247685
No.1:
(1pt)

好きな作家だけど……

蛍で好きになった作家さんで、過去作4作品程読んでいますが、この作者さんは実在するものをもじったりそのまま書いたりする事が多いですね。今回は学校が題材だからかかなり多かったです。アニメや漫画、その登場キャラクターの名前が書かれることは他の作品にもあるにはありますが、個人制作のボーカロイド楽曲も数多く名前が登場しましたし、今では有名な米津玄師さんなども名前が登場していてやや読んでいて不安になりました。
メジャーデビューした方ならまだしも、ニコニコ動画に発表しているだけであったり、昔のボーカロイド曲をこうして細かく書いてしまうのは大丈夫なのだろうかとかなり気になりましたし、「命に嫌われている」という楽曲に関しては章タイトルになり、作中に4行ほど歌詞が書かれていたのでこれは商業小説としてどうなのかな、大丈夫なのかな……と。
作者さんは過去にボカロノベルやゲームノベライズも(蝶々Pさんの「蝶々世界」など)執筆されていたのでボーカロイドに馴染み深いのかもしれないですが、ここまで事細かに曲名・ボカロP名を書き連ねる必要はあったのかと些か疑問です。
世代の人間からしたら何だか読んでいて不安になりますし、世代じゃない人間からしたら違和感のある会話内容なのでは無いかなと思ったりもしました。「命に嫌われている」内で出された会話内のボカロ曲やP名、アーティスト名はかなり不自然だったので……

デスゲームが題材になっていますが、個人的に言うとなんだか薄っぺらく感じました。一人一人背景が描かれているのでよく知らない人が失格になる、みたいなことにはならなかったんですが、とはいえ人物背景がかなり浅いので、感情移入はまず出来ないです。それに死体を目の前にしてもまだ、一軍二軍、なんて言ってられるものでしょうか……
高校生なんて言えばまだ若いですし、死への恐怖は普通にあるように思えるんですが、それでもまだ自分の立ち位置にこだわっていたり、欠損した死体を前にして配信用の動画撮影をしていたりと、高校生の歪みは表現出来ていると思うのですがリアリティに掛ける発言や行動、思考ばかりで、途中途中流し読みしてしまうくらいには読んでいて退屈でした。
二人一組になってくださいAmazon書評・レビュー:二人一組になってくださいより
4575247685

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!