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(短編集)
ぼくは化け物きみは怪物
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ぼくは化け物きみは怪物の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「本格ミステリ・ベスト10」2年連続1位! というので、ミステリー小説かと思ったが、ミステリーというよりもSF?それも、現実的なSFではなく、非現実的な空想科学の世界ですね。未来社会を描いたかと思えば、フリークショーを舞台にしたり、ブラッドベリの影響を受けているのではないかな。そのブラッドベリ的な非現実な幻想小説に、論理的推論で問題を解決するミステリーをはめ込もうとしているから、違和感が強い。ミステリーに求められる論理的な推論も、非現実の幻想空間だから許されるご都合主義と偶然に左右されている。ミステリーファンには許せないレベルだと思うが、本格ミステリ1位ということは、好きな人には強く支持されるのかもしれませんね。 ブラッドベリもミステリーもどちらも好きな私としては、幻想小説としてもミステリーとしても中途半端に感じられ、今一つ その世界を受け入れることができなかった。 | ||||
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この作者が好きな人には楽しめるんだろう。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 過去や未来,空の上,地面の下などの特殊設定に,これでもかと続く終盤での多重解決, 倫理観なぞクソ食らえ…と考えているかはわかりませんが,凄惨で下品で不快の山盛りで, 毎度毎度,高さも,方向も,期待と想像をはるかに超えるトンデモぶりで強く驚かされます. 一方,短編集ということで,時代や舞台も全て違う,これでもかとのあれやこれやには, 文芸誌に一編ずつ掲載されているときはともかく,こうして一冊となり,まとめて読むと, 少しの胸焼けと,チラホラと都合の良さや,強引な部分が見えてしまうのは否めないところ. とはいえ,事件の凄惨さとはまた異なる,いわゆる人間の醜い面でダメを押す幕引きや, 設定を強調する演出や台詞のいくつかは,それぞれの編をうまく引き立てていた印象です. | ||||
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