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法廷占拠 爆弾2
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法廷占拠 爆弾2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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不気味。これに尽きる。10月上映予定の1の映画化が楽しみすきる。 | ||||
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面白い!ワクワクしながら読み進めました。結末は予想外でしたし、前作に続く登場人物も描かれ、思い入れが出てくるところもありました。あ、今作からよんでも問題ないと思います。序盤を考えると発表順に読むのが妥当ではあります!次回作にも期待しちゃいます。 | ||||
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会話のやり取りで 相手の本質・素性を見抜くことを喜びとするスズキタゴサク テニスや卓球のスピード感 もっと言えば 百人一首の名人のような反応の速さは 実は剣道やフェンシングを遊びとした育ちの良さから来るのか? それともスラム街の ストリートサッカーの駆け引きで自ずと磨かれた小狡さなのか? 続きはどう展開していくのだろう? 見た目はぼんやりと脱力したお相撲さん体形を装いながら 筋肉系の心と体幹で 爆弾製造技術習得と実行の 緻密で過酷な過程を乗り越えてしまうに至る 動機形成の物語? もしくは タゴサクの逃避行と 類家たちの追跡のロードムービー? いやいや そんな凡人の想像など及ぶべくもない 法と権力の中枢を混乱に陥れている彼のこと 次のターゲットは、、、? | ||||
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前作に引き続き、タゴサクがいい味出してます笑 前作を読んだ方は必読です! | ||||
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スリリングな展開にぐいぐい引き込まれました。犯人どうしの、とあるシーンでちょっと涙。鈴木のその後が気になります。買ってよかったと思える本でした。 | ||||
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前作に負けず劣らず めちゃくちゃ面白かったです! 第三弾期待して待ってます。 | ||||
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スズキタゴサクと類家が大好きで、読むのを楽しみにしてました! 本作は次回作への橋渡しになるので、面白かったけど前作と比較するとまぁ普通かな。って。 やっぱスズキタゴサクは超えられない! でも次回作が絶対ヤバそうなので早く出して欲しい!!待ち切れないです! ほんとに大好きな作品です! | ||||
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これ…はやく爆弾3も書いてください!とお願いしたくなる面白さ。ありえない事件でありながら、あり得てしまうんじゃないかとずーっと思わされる、ほんとに上手な文章(プロに向かって失礼ですね)。楽しかった!文庫本待たずに買った甲斐がありました! | ||||
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スズキタゴサクの裁判で法廷が占拠された。どんな事件なんだ。読み始めたら止まらなくなってしまった。次もあるの? | ||||
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連続爆破事件の犯人であるスズキタゴサクの裁判の最中に、遺族席から柴咲という男が突然拳銃をぶっ放して100人の人質をとって法廷を占拠するところから物語が一気に加速する。 スズキタゴサク、柴咲、そして警察との高度な駆け引きや探り合いはとても楽しめた。 柴咲は法廷を占拠し、法廷内の様子や警察とやり取りする一部始終を生配信するという劇場型犯罪を行うが、法廷内や外部にも爆弾を仕掛けた形跡があり、警察も簡単に手出しができない。 八方塞がりの中、警察の交渉役である高東の補佐役として、前作「爆弾」でも活躍した類家が指名され、高東とともに柴咲の目的を探っていく展開。 法廷内でどう人質を監視して警察と交渉するのか、人質たちを素直に従わせる方法や警察への要求、人質の解放手段など、本当によく考えられていたと思う。 スズキタゴサクの変人ながらも頭のキレが抜群で人を食ったような話し方やイライラさせるところも前作同様だった。 「爆弾3」もありそうな終わり方だったので、続編を楽しみに待ちたい。 | ||||
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前作も凄かったが、この続編も凄い。 前作では、都内で次々と仕掛けられる爆弾が爆発する。 それを仕掛けたスズキタゴサクが、野方署の刑事たちをクイズ形式で翻弄していくという超絶ミステリーであったが、本作はそのスズキタゴサクの公判の最中に、傍聴者に紛れ込んだ犯人たちによって法廷が占拠される。 一体何のためにか? それが解き明かされるのは、最後の最後である。 しかも、今回は警察との対決がネットによって同時公開されるという、劇場型犯罪となっている。 その点では雫井脩介『犯人に告ぐ』シリーズとも似ているが、シチュエーションの特異さという点では、本作の方が圧倒的でもある。 そして、どうやらこの『爆弾』はシリーズ化して続いていきそうな気配なのである。 圧倒的な筆力の著者であるだけに、期待大。 | ||||
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一作目同様でトリックがぐちゃぐちゃしてて面白かった。 が、ちょっと勢い任せな感じがした。 一作目から続投している方々の特に犯人側のキャラクター性がちょっとブレてる気がした。 犯人側の思考を楽しみにしてたので少し残念だった。 さらなる続編で締めるのかなーって感じがした。 | ||||
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続編も最高でした♪ 買って良かったです‼︎ さらなる、シリーズに期待してます‼︎ | ||||
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読了しました。法定占拠ー爆弾2。 もう次が気になって一気読みでしたが前作と比べると星一つマイナスかなぁ。 奏多が犯罪に手を染めるまでの過程の描写がもう少しあっても良かったかなと思う。 幼馴染の啓一との強い繋がりが事件解決のキーポイントになるのだから 二人が育った環境をもっと掘り下げて欲しかった。 それにしてもスズキタゴサク!爆弾3を予感させる結末(笑) | ||||
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早く次が読みたいです。 | ||||
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驚愕の展開!法廷の静寂を破る緊迫の瞬間 法廷が舞台の物語と言えば、誰もが思い浮かべるのは冷静な弁護士たちの論戦、そして正義が問われる厳粛な空間。しかし、「爆弾2 法廷占拠」はその常識をあっさりと覆します。この作品は、法廷という場所が一瞬にして戦場に変わり、人々の運命が文字通り“秒読み”にかかる緊張感溢れる物語です。 法廷のドアが閉ざされ、外の世界から切り離された瞬間、無力感と恐怖が襲います。もう逃げ場はない— その感覚がページをめくるたびに強まっていきます。そして、読者は物語の登場人物たちと共にその絶望に飲み込まれるでしょう。だが、「爆弾2 法廷占拠」は単なるサスペンスにとどまりません。法廷ドラマと爆弾事件が交錯することで、深い人間ドラマも描き出されます。犯人はなぜこのような過激な行動に出たのか?その裏にはどんな事情が隠されているのか?読者は常に新たな謎を解き明かしながら、予測不能な展開に引き込まれていきます。 この作品の最大の魅力は、法廷という限られた空間での緻密な心理戦です。犯人と交渉する弁護士や、命の危険にさらされながらも冷静さを保とうとする裁判官、そして観客席に座る一般市民たちの緊迫した描写が、読む者を手に汗握らせます。さらに、犯人の要求が徐々に明らかになるにつれ、事件の背景にある社会問題や、個々の人物の葛藤が浮き彫りにされていくのです。 法廷を占拠した犯人がただの無差別テロリストなのか、それとももっと深い意図を持っているのか?その謎に迫る展開は、ページをめくる手を止めることができなくなるでしょう。また、物語の中で繰り広げられる駆け引きや対話は、単なるサスペンスとは異なる知的な興奮をもたらします。法廷の専門用語や手続きの裏側を知ることで、リアリティ溢れる世界に没入できるのもこの作品の大きな特徴です。 「本なんて読まないよ」という人でも、この作品のスリリングな展開には心を奪われること間違いなし!まるで映画を観ているかのような迫力とスピード感、そして次々に明かされる驚愕の事実。読む手を止めることなく、あっという間に物語の結末に引き込まれてしまうでしょう。 「爆弾2 法廷占拠」は、単なるエンタメ小説ではなく、社会問題に対する鋭い洞察も含んだ作品です。物語が進むにつれて、私たちの身近な現実との繋がりも見えてくるはずです。スリリングな展開の裏に隠されたテーマやメッセージにも注目しながら、ぜひ一度手に取ってみてください。 結末は誰にも予想できない— あなたはこの法廷劇の中で、何を感じ取るでしょうか? | ||||
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スズキタゴサクと類家さんのキャラクターがすきで続編が気になり購入しました。 ほんとにちょうどいいとしか言い表せないバランスで、立てこもり犯・スズキ・警察が悶々とした人質解放の交渉をすすめていく展開は面白かったです! (すこしスズキタゴサクがクリーンすぎるきもしましたが) | ||||
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最初の爆弾を再読しました。ここで、疑問に思ったのはタゴサクさんは犯人なのかってこと。犯人から爆弾計画を教えられて、犯人になったという論理も通ります。だから、死刑確実とか復讐という前提はどうなのかという疑問がある。 そもそも、タゴサクには爆弾を作るという技量はないように思える。という疑問を持ちながら、この本の半分を読んだ状態です。個人的にはタゴサクの話が面白いのですが、途中まではあまりでてきません。起承転結の転くらいを読んでいますが、どのように展開されるのかわくわくします。 ちなみに、小説現代に掲載されたものを読んでます。こちらには、全文のほかに作者インタヴューがあるうえに1200円税込みとなっております。 最近、本を買いたいと思う動機がなくなっていますが、この本のように買いたいと思える本に出合えることに感謝いたします。 | ||||
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●タゴサクの悪知恵は本作でも健在。相手の痛いところを突き、おまけに傷口に塩を塗り込む切れ味。読んでいる方も思わずムカついてしまう。 本筋は104号法廷を占拠した犯人vs高東とのノンストップ知的バトルに息もつけない迫力。体力があれば徹夜覚悟のイッキ読み必至です! | ||||
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. 東京各地で連続爆破事件が発生してから1年が経過。スズキタゴサクの刑事裁判が進行中の東京地方裁判所の104号法廷で、被害者遺族席に座る柴咲奏多(かなた)が突如発砲。そのまま判事、検察官、被告と弁護人、そして傍聴人およそ100人を人質にして立てこもってしまう。柴咲は当局に対して、死刑囚として収監されている犯罪者の形の執行を要求するのだった…… ------------------ 2022年に話題となったノンストップサスペンス小説『 爆弾 』の続編です。前作は直木賞や本屋大賞の候補作となり、大変話題となりました。あのスズキタゴサク、警視庁捜査一課特殊犯捜査係の類家(るいけ)、沼袋交番巡査だった倖田沙良(こうださら)といった前作の顔ぶれに加え、柴咲と対峙する交渉役として警視庁捜査一課特殊犯一係・係長の高東柊作(たかとうしゅうさく)や特殊犯二係の甲斐 、杉並署の猿橋(さるはし)といった新しい面々が躍動する一大群集劇となっています。 前作同様、社会に対する怨嗟を抱えた〈無敵の人〉と、社会と組織のルールの範囲内で人生を生きる警察陣との丁々発止の言葉の応酬が読ませます。両者が議論を闘わせるテーマは国家論、法の理念、家族愛、といった具合に実に広範囲に渡ります。 「怠惰は罪だと考えます。社会のルールを滞らせている直接の決裁者は法務省であり法務大臣であり、要するに権力者ですが、権力をコントロールする義務は市民がもちます。主権者であるはずの市民が自らの態度のツケを払わされるのは当然だ。それが民主主義でしょう?」(74頁) 「あなたたちが日々積み重ねた冷淡が、小賢しい経済合理性が、倫理の堕落が、僕のような犯罪者を生み、あなたたちの日常を脅かすんです。」(220頁) 「こいつは十キロのバーベルを持ち上げる労力を嫌って、十キロのバーベルを用意したトレーニングジムにクレームをつけているだけなのだ」(221頁) 「だが、これだけは忘れないでほしい。良くも悪くも我々は、縁でつながった他人とともに生きていくしかないんです。愛情も憎しみも、嫌っていうほど絡まってくるんです。法律は、それを調停する知恵ですが、誰かを幸せにしたり不幸にするのはどこまでいっても人間なんです。」(294頁) 「いったでしょう? 私の人生は私の唯一の財産だって。たった一つの所有物なんです。だからこいつは譲りません。」(306頁) このように、登場人物の全員が、饒舌多弁。しかも「禍福倚伏(かふくいふく)」、「寸善尺魔(すんぜんしゃくま)」、「合縁奇縁(あいえんきえん)」、「破鏡不照(はきょうふしょう)」と皆が皆、良く言えば語彙が豊富で博学、悪く言えば衒学的な言辞を弄する様子が奇異にも感じられます。 誰しも今生きる社会に閉塞感を覚えていますが、そのときに社会というバスから降りて犯罪に走るのか、社会とギリギリの折り合いをつけながらバスに乗り続ける道を選ぶのかが、問われているとこの物語は訴えているように思えてなりません。 物語の幕切れは、さらなる続編の予感を漂わせています。さらに2年後くらいに、再びスズキタゴサクと類家と倖田の物語が読めるのでしょうか。 -------------------- 295頁の「家族の縁は面倒で、得難い」という言葉を見て、ふと思い出した本がありますので、ご紹介しておきたいと思います。 ◆山田太一『 誰かへの手紙のように 』(マガジンハウス) :『ふぞろいの林檎たち』『想い出づくり』『岸辺のアルバム』『日本の面影』といった優れたテレビドラマを作り、昨2023年に亡くなったシナリオ作家・山田太一氏の2002年のエッセイ集です。様々なテーマについて綴られていますが、基本的には家族のありかたについて筆を進めたものが中心となっています。家族はいいぞと無邪気に訴え続けるのではなく、家族は結構厳しいぞ、だからこそ味があるんだぞ、と訴え続けてきた著者ならではの、厳しい愛情の眼差しが感じられるエッセイ集だといえます。 . | ||||
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