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人質の法廷
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人質の法廷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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※削除申請(1件)
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年末年始や、ゴールデンウィークや、別荘やリゾートに持っていくのが良いと思う。部厚い本だったが、楽しく夢中で読めた。普段は、読書は移動の乗り物の中で読んでいる。文庫本を車内や旅先で読むのだが、この作品は、どうしても読み進めたくて、部厚い本を出かける時にも持ち出して読書をした。こんなことは、なかなか無いぞ。 内容は、他の皆さんのレビューを参考にして期待してください。この作家は、描きすぎないので、読者が想像を味わう余白に奥行きがあって、本好きにはピッタリだと思う。お勧めしたい作品です。 | ||||
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思っていたより状態の良いもので良かったです。 | ||||
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法廷ものが好きでよく読みます。特に長編が好きです。法廷場面が多い方が面白いです。 この本は、日本の刑事裁判をわかりやすく表現していて、なかなか面白かったです。 ただ、検事たちがあまりにもバカなのでちょっと引きましたが。 冤罪が起きるシステムが理解出来ます。良い作品です。 | ||||
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作者の熱意と力量を感じます。 | ||||
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話の展開がよく、一気に読み通しました。 結末は予想どおり(期待どおり?)で、最近はやりのどんでん返しもサプライズもありませんでしたが、 こういう王道のストーリー展開でも十分に楽しめました。 あえて難点をいうなら、検察官や対立する弁護士の全員が高慢で性格の悪い the悪役 になってること 明確な善と悪の対立はわかりやすいけど、ちょっとマンガチック。 少年マンガではなく大人向けの読み物とするなら、検察官には検察官の立場や思想、彼らなりの正義が あるという「人間」を描いてほしいところです。 | ||||
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大変な力作で、読み応え十分だった。著者は恐らく執筆に相当の歳月を費やしたと推測される。敬意をもって拝読した。 私は裁判所に出入りする仕事をしていたが、実際の裁判の構造、警察と検察、裁判官の関係性など非常にリアルだった。著者は弁護士かと思ったが、そうではないということでまた驚いた。 「人質司法」への批判が繰り返され、それがある意味主題なのかもしれない。とは言え、こんなに裁判官にたてつく弁護士がいるだろうか、また1年目の弁護士がこんなに有能で戦略的であり得るかとも思ったが、新人ならではの染まらぬ正義感で「人質司法」に挑戦していくという設定なのだろう。現実にはなかなか難しい見事な展開は、お話・読み物としてエンタメ性を確保しつつ、読者を離さず、主題を描き切る工夫なのだろう。一般人が警察・検察から身を守るためにも一読の価値あり。 600頁ぎっしりの厚い本だが、後半は一気に読めると思うので、挑戦していただきたい。それに値する力作としてお勧めできる。 | ||||
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すごい作品を読んでしまった。単にリーガルサスペンスと名付けるのが恥かしい位のできばえだと思う。海外の作品にもひけを取らない、600ページが決して長すぎない。他のレヴューにもあるように、里見先生ぜひ続編をお願いします。 | ||||
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描写が目に見えるように良く分かる、丁寧な書き方です。日本の裁判のやり方の問題点など、考えさせる問題作です。 | ||||
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長編小説ですが一気に読めてしまいました。 クライマックスの法廷シーンは圧巻です。 寝不足にお気をつけあれ。 | ||||
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前半は胸が悪くなるようなノンフィクション、後半は推理小説的なフィクション。 後半の、公判前整理手続きから始まる一連の手続きは、裁判が裁判官が主催するゲームであることを余すところなく伝えている。彼らは官僚として判決が書け易いようにするため証拠や証人を制限する。そしてその制限され、整理された証拠の中で都合よく事実を捏造する。そして、真実が置き去りにされていても彼らはルールに従っただけだ、と言い逃れする。それが司法の現実だ。 情報を詰め込みすぎという小説作法の問題はあると思うかもしれないが、この程度しつこく書かなければ司法の病理は描き出せない。 ちょっと推理小説として弱かったのは、壊れた自転車の不存在と事故による身体損傷が争点としては省略されているところ。被害者の友人の証言を求めていないのも、法廷戦術だとしても説得力がない。 | ||||
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専門的な法律知識はもちろん不要でありながら、現状の刑事事件・裁判における問題点を具体的に提示し、尚且つ極上のエンタテインメントとして誰にでも楽しめる。 この本を手に取った時ページ数の多さに躊躇する必要は無く、加速度的に最後まで読むことができる。 | ||||
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とにかく分厚い本が届いたとき、とても読めるとおもえなかった。 が、ひきこまれて短期間で読み終えてしまった。 ハードな描写もあるので地上波ドラマにはならないのかな。 でも、映画化はありそうに思います。 | ||||
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2人の少女に対する重大な事件で逮捕された中年の男増山。 その弁護を担当することになった若い弁護士川村志鶴。 当初より旗色の悪い事案だが、疑問を持った川村弁護士は、覚悟を持って裁判に対峙していく。 そこには、底知れぬ日本の司法制度の欠陥が横たわっており、、、という話。 よくあるストーリーに読めるが、その内容は重厚である。 先ずは本のぶ厚さ。そして1ページ上下二段で小さい文字。 ここまでの力作を書くのにどれだけの労力が費やされたのか想像もつかない。 内容も、いわゆるお涙頂戴のご都合主義の展開ではなく、丁寧かつ迫力、スピード感をもって法廷での丁々発止の遣り取りが描かれている。 事件、逮捕、裁判、判決、その後を、最後の最後まで一気読みできる内容でした。 一読の価値のある法廷サスペンス、といって良いでしょう。 アメリカでの司法解剖制度の話も、非常に興味深く日本でも早期に各種の司法改革がなされることを期待したい。 | ||||
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一言で言えば、冤罪をテーマにしたリーガル・サスペンス小説というものだ。 こう書くとネタバレっぽく思われるかもしれないが、始まってすぐにその事は明らかになるし、むしろそこが出発点となる小説なので、気にされなくても良いと思う。 この本を手にしたのは、ジャーナリストの青木理氏が推薦していたのを知ったからだ。 冤罪がテーマらしかったが、正直なところ、冤罪自体に格別の関心を抱いていたわけではない。600ページにも及ぶ作品とのことで、果たして読み終えることができるかという危惧さえあった。 ところが、最初の数十ページまで読み進むと、ページを捲る手が止まらなくなってしまい、一日と一晩で読了してしまった。 いわゆる「文学的」というのではない。登場人物の描き方も若干類型的だという批評もあり得なくはないだろう。 だが、本作が描こうとしたテーマはそのような批判を問題としないほど、時代性と社会性を鋭く備えている。 主人公は刑事事件を専門に扱う熱血の弁護士だ。彼女の視点でストーリーが紡がれる。 相手は無実の男性を自白に導いた警察、公訴した検察官、官僚的で検察寄りの裁判官たちだ。ほぼ絶望的な状況で主人公は男性を励ましつつ、不屈の精神で状況を覆していく。 登場人物は30名を超え、最初のページにその紹介が載っているが、私は途中で一回も参照する事はなかった。 何よりも特筆すべきは、小説で扱われる材料(監視カメラ、DNA鑑定、科捜研など)がおそらくは最新の情報に基づいていて、「そこまで来ているのか」と感嘆せざるを得なかった事だ。 ここまで惜しげもなく材料をふんだんに使った小説は少ないのではないか。ここで扱われているネタで中短編小説が少なくとも二、三冊は十分に書けるほどなのだ。本の帯にある「構想8年」というのは伊達ではない。 ともかくリアリティーがハンパないのである。 多くに人におすすめできるが、法律の世界に進もうというしている人には特に向いている。司法試験レベルの勉強をしている人はもちろん、刑事事件に十分な経験をお持ちでない法曹の方でも、おそらく満足できる水準と言えるのではないか。刑事訴訟法の条文が武器となって闘われるのだから。 作者についてはよく知らない方としか言えない。だが、この本には何らかの賞が与えられて然るべきだ。 | ||||
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いつ以来だろうか、これだけ貪るように一字一句活字を追いかけたのは、上下ダン600頁のサスペンス、専門用語も多くあり多少の難しさはあるものの、無駄なところはどこにもなくはほぼ一気読み、素晴らしい最高の作品でした!サスペンスなので詳細にはふれませんが是非とも必読いただきたい一冊です。川村志鶴の続編を熱望します! | ||||
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サンプルしか読んでませんが、数日内に買う予定をしております。 | ||||
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