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鎮魂歌(レクイエム): 不夜城2



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鎮魂歌(レクイエム): 不夜城2の評価: 4.03/5点 レビュー 33件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:
(4pt)

ホモ率が高い気がして信じられない面があるけど○。

前作の不夜城よりも個人的には良かった。前作の場合は不必要なエログロ描写を腕自慢で挿入されていたと思う。が、今回はそのあたりの違和感も無かった。ただ出てく男たちのホモ率が高いのが、どうも信じられないのだが・・・。
鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)より
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No.4:
(5pt)

「不夜城」の二年後を描いた、ロマンノワールの傑作です。

大ベストセラーとなった「不夜城」の二年後の世界を描いた物語です。「不夜城」の主人公・劉健一は人間の感情を忘れてしまった様な、冷酷な性格の持ち主となり、隠然たる力を持つ楊偉民の子飼いの殺し屋とチャイナマフィアの大物・崔虎の手下の元警官を自らの持ち駒のように操り、生き馬の目を抜く新宿歌舞伎町の中国系裏社会で生き残りを賭けて対峙します。先に「不夜城」を読まれておかないと作品世界にのめりこめないので、前作を読まれておくことをお薦めします。
鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)より
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No.3:
(5pt)

不夜城ならではの虚脱・脱力・無力感

前作の「不夜城」から二年後の話。物語の視点は健一ではなく、元悪徳刑事・滝沢と殺し屋・秋生の2人。別々のストーリーで始まり、健一に導かれるように2人が出会う。屈折し、不安定な精神状態の秋生と滝沢に対して、健一は前作の偉民を凌ぐしたたかさを身に着けている。もしこの話を健一の視点で描いていたら、不夜城ならではの虚脱・脱力・無力感は生まれないと思う。視点が健一に無い分、策略の内容が理解しにくいという点はあるけど。登場人物が窮地に追い詰められていく物語は大抵、「あそこでこうしておけば良かったのに」という場面が必ずあるけど、前作ともにそのような場面が思い浮かばない。主人公の過去や背景を丁寧に積み重ねることで、「こうするしか無かった、これが運!命だ」と、悲しい結末を受け入れざるを得ないように思わせる。これが、虚しい読後感の原因だと思う。
鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)より
4043442025
No.2:
(4pt)

DVDのマルチ機能で

 まず「不夜城」で、人名だけでなく、人間関係や性格なども把握していないと読みにくい本でしょう。不夜城と同じ物語をまるでDVDのマルチ機能を使って別の視点から見ているような、そんな気分にもなります。 ただ、不夜城を読んでいる人は、物語の展開の意外性には余り驚かなくなっているかもしれません。 それでも面白いから読むべし。これが私の結論です。
鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)より
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No.1:
(5pt)

まずは『不夜城』を読んでから。

映画にもなった『不夜城』の続編。中国人の殺し屋と中国人の手下になっている元警官の2本の物語の流れがだんだんつながっていく・・・。そして2人は劉健一に行き着く・・・。結局は2人とも劉健一の操り駒だったかのように・・・。一気に読めてしまう。これは傑作である。是非、『不夜城』と2冊読むことをお薦めする。一作目と劉健一の描かれ方が全く違っているのもおもしろい。
鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:鎮魂歌(レクイエム)―不夜城〈2〉 (角川文庫)より
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