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不夜城
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不夜城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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プレゼント用で不明 | ||||
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刊行から20年近く経過した今になって読むことにしたのは、パート2の『鎮魂歌』が「日本推理作家協会賞全集」(双葉文庫)として刊行されたので、それを読む前に、パート1を読んでおこうと思い手に取った。 確かに、うまいし、ある種のリアルさが感じられる。登場人物たちの言動には感情移入できないが、だからといって、こういった人々を単純に否定はできないだろう。異郷の地で生き抜く過酷さの中で、人々が身につけなければいけないもの、捨てなければいけないものもたくさんあるのだろう。 ただ、感動はない。もちろん、いわゆる「いい話」でないからではない。どんな非情な世界、やるせない世界を描き、どれほど救いのない結末であっても、感動する小説があるように、どれほど上手でも、どれほど「いい話」であっても、「感動しない」ことがあるのと同じで、本作には、何か、胸に迫るようなものがない。 | ||||
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多少汚れては、いましたが気に成るほどのものではなかったのが安価な割に良かった。 | ||||
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最初に読んだのは大学生の頃だった。映画のテーマソングを思い出した。 | ||||
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どの社会にも属さないアウトローな男の話。 血と汗の匂いのする暴力シーンが好きになれなかったが、不思議と引きのある小説でついつい最後まで読んでしまった。 誰をも信じられない状況設定がスリリングだし、携帯や車を手配してくれる便利な人脈のエピソードも面白い。 人脈と言っても相手の弱みを利用しているだけで、心の通った友情は皆無。 互いに腹の底を探り合い、裏切ったり裏切られたり、利用したり利用されたりする。 明日はどうなるかわからない、みんな今日を生きるだけで必死。 終盤に近づくほど緊張感がみなぎる。 いつどこでどんなどんでん返しがあるのか期待してワクワクした。 主人公に絡まってくる一人の女がいい感じに彩りを添えていた。 | ||||
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大分前に話題になった作品ですが、 最近初めて読みました。時代的なタイムラグがありましたが 当時の歌舞伎町の雰囲気がものすごく伝わって来ます。 始めの数ページで、引き込まれます。 主人公のキャラが立っていて、 会話や文章の表現(この小説にあった単語や表現)もいい感じです!! ただ、中盤位から自分はダレてきました。 物語が平坦で、期待していたスリルやサスペンス性は希薄でした。 無駄な回想があったりして、余計にだれてしまいます。 また、上海グループのボスのキャラがどうなのかと思いました。 普通、もっと保険をかけていると思いますし、じゃなきゃボスにも成れないはず。 他の人物の行動にも多々おかしな点があり疑問は感じました。 | ||||
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故人敵な乾燥です。 意外と薄い物語を登場人物のダークサイトへの堕ちっぷりや、過剰な暴力や、変態的なセクシャル表現で誤摩化してる感は否めないと思いました。 ページ数も結構なボリュームなんですが、その割には後半ドタバタし過ぎかな〜と感じます。 でも、こういう救いのない話は好きです。多少センチなシーンもあるんですけど、むしろそれはちょっと邪魔でした。 贅沢いうなら騙し合いの心理描写をもちっと増やして欲しかったかな〜? | ||||
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新宿歌舞伎町を舞台に中国マフィアの抗争を描いたハードボイルド。そこには愛も友情も絆もない。あるのは、暴力、セックス、ドラッグ、武器・・・。とにかく、どうしょうもない世界が描かれている。 近くの古本屋さんに105円で出ていたので、なんとなく買い、エンターテイメントとして楽しく(?)読了した。 こういうハードボイルド小説(?)は初めて読んだ。好きな人にはタマラナイだろうが、個人的にはう〜ん、という感じ(あくまで個人の趣味の問題です)。小説として、よく書けていると思う。 私は関西在住なので、新宿歌舞伎町ってこんなところか、と驚いた次第。東京に行くことがあっても近寄らないようにします(笑)。 (中国人がこれほど「血」にこだわるとは知りせんでした。) | ||||
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この不夜城という作品を読んでしばらく時間が経ってしまっていますが、とてもよい読後感が残っています。 主人公の弱さ(強さの裏返し)が良くも悪くも全てにあらわれています。 東京住まい、新宿を歩いたことのある人なら、たった数十年ほど前の世界と今の違いも楽しめるのではないでしょうか? | ||||
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文体が平易過ぎて脱力する。 女も男も犯し、殺人もする主人公だが、 小市民的に思える。 ハードボイルドというか、ノワールだが、 犯罪裏社会という特殊な職業を舞台にしたサラリーマン小説を読んだ感じ。 スリルもサスペンスも感じないんですが? 取引先の大企業の重役を接待する為に、 宴会のセッティングに奔走する幹事の物語と同じメソッドで書ける小説。 電話かけまくって根回しする主人公が律儀なサラリーマンみたいに思った。 こいつ、犯罪しなくても、立派に表社会でも生きていけると思ったよw 花村萬月は越えてない芸のない小説。 | ||||
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読み始めるとやめられない。何しろ裏切りや心理戦の展開が次々とあるから。個人的にはこの作品を踏まえての、続編「鎮魂歌」の方が出来が良いと思う。 | ||||
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