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泳ぐ者
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泳ぐ者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「なぜ?」に拘泥する直人という徒目付を主人公としたミステリ風味の時代小説だが、内容が散漫で求心力の乏しさを感じた。ロシアの軍艦に依る北海道(松前藩)への進攻という日本の海防問題から始まって、事件は離婚した旗本の妻が元夫を殺害して捕まった後に自死する件と、大川で水連する御徒が武士に斬り殺される件の2つ。最初の妻は姉からも"化け物"と呼ばれる浮世離れした女で、後者の御徒は斬られる前に笑った様に見え(直人は目撃していた)、斬った武士は御徒が"化け物"に見えたという設定。 最初の妻の言動は一般人には理解し難いもので、「なぜ?」に拘泥する直人ならずとも、読者にとっても不可解という他は無い(ラストで妻を自死に追い込んだのは自分が責めたからだと直人は自戒するが、これが当たっている保証は無いし、そもそも殺害の真相は最後まで分らない)。後者の事件は直人の執拗な追求に依って、お涙頂戴の復讐譚という事が分かるが、目新しさを感じない。所詮、人間の心理を道理で追及するのは無理なのに、そこを無理やり、コジツケと江戸中期の(海防を含む)政情の細々とした描写とで誤魔化している印象しか受けなかった。尚、「泳ぐ者」という題名は後者の事件の水連していた御徒を指すと言うよりは、真相を求めて漂っている直人を指しているのだろう。 読者が推理する伏線を全く与えずにミステリ風味とする作者の意匠もサッパリ分らなかった。作者の手前勝手が目立つ駄作だと思った。 | ||||
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高レビューが多く期待して読み始めましたが,話が取れないというか頭に落ちてこない状態が延々と続き,途中で降参しました。 何回かに分けて読んだので余計にわかりにくかったのかもしれません。 涼しい静かなところで一気に読むのに向いているかも。 | ||||
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構成がゴタゴタしている。若き武士の成長物語だとは思うが、一つ一つの話が錯綜している。 | ||||
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