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スピノザの診察室
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スピノザの診察室の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 61~80 4/5ページ
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| 病を抱えた人が、その先を見つめながら、如何に生きたら良いか?と云う一つの指針、心の安泰になる一冊だと思いました。 これを読みながら、ふと宮澤賢治のアメニモマケズの一説が浮かんで来ました。『死にそうな人あれば、恐がらなくていいと言い』 一昔前は、人は亡くなる前に僧侶を枕元に呼び、あの世への引導を頼んだように、現代では、ある意味、医者にその任務が委ねられているのかも?と思えてきました。 また、実際、そんな心の部分を慰め、理解する医者の役割も大いにあるのでは?と感じました。 | ||||
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| 277ページ。 「真っ暗な暗闇の中につかの間、小さな明かりがともるんだ。その明かりは、きっと同じように暗闇で震えている誰かを勇気づけてくれる。そんな風にして生み出されたささやかな勇気と安心のことを、人は『幸せ』と呼ぶんじゃないだろうか」 「私たちにてできることは」、、、「暗闇で凍える隣人に外套をかけてあげることなんだよ」 幸せのことを、「ささやかな勇気と安心」と喝破されたのは、本当にそうだなと思いました。 外套の比喩も良かったです。 ちなみに中島みゆきは「糸」でこういっていますね。 「縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合せと呼びます」 | ||||
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| 長五郎餅をはじめ、京の和菓子の数々は緊張した心を和ませて。 「おおきに、先生」そのひと言が聞けてこそ、医者の鑑だ。 人に目を向け、”患者を支えてくれる大きな歯車”と、医者同士が連携して。 医者は、忍耐力、洞察力、行動力、そして、良心があり共感できることが求められる。 そして、何よりも人として扱う医者は安心できるのだ。 ”生きるとは行動することだ”と語る。 本書は医者たるものの教本だ。 | ||||
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| この本の中で主人公が言っていることは筆者の考えなんじゃないでしょうか。こんな崇高な、医師にとっての幸福に対する価値観は創造で考えられるものではないと思うので。心が洗われるような本でした。 ただ現実を見ると、あまりにもこの本とは違う現実がある。 犯罪を犯してニュースを騒がせる医師もいれば、患者の健康より利益優先の医師も決して珍しくない。 もちろん人間的に素晴らしい医師も世の中にはたくさんいるが、そうでない医師も多いことを知ってしまった私としてはひどく現実とのギャップを感じた一冊だった。 | ||||
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| 夏川草介先生の大ファンです。先生が、出版された本は、全て読んでいます。今回のこの「スピノザの診察室」は、続けて6回読みました。読むのを止められなくなりました。こんなに、自分らしく、生きたいように生きて良いんだ!私にとっては、衝撃でした。生まれて3歳で心が、傷つき、生きるためには自分を殺し周りの人に嫌われないようにすると決めました。それから、この本に出逢うまで頑張って頑張って生きてきました。やっと、頑張らなくても良いんだ!って気づけました。私らしくを見つけながら、残りの人生を楽しんで、生きます。夏川先生、ありがとうございます | ||||
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| 素敵な小説でした。 当然、フィクションですが本当にあり得るような、いやあってほしいと思わせる物語でした。 医療現場では、確かに治すための医療に注目されますが、人間の最大の問題は、死への向き合いです。 限られた命の終わりが徐々に近づいてくる年齢になりどう捉えるかを日々悩んでいます。 そして、具合の悪いところがあれば少しでも戻そうとして医療機関に向かいます。 そかで、当然治す医療行為を期待していますが、大切なのはその医師からの一言だったりします。 今は、個人の尊厳や自由を重視するとやらで、医師からは、治療方針なども複数提示され選択を迫られる場合もあります。 でも、そんなこと患者こそわからないし、決められない。 そんな時に、どう患者と向き合って、どんな一言を掛けてくれるか…それを待っているように思います。 医療には限界がある。 だからこそ、『暗闇で凍える人に… その一文が印象的な小説でした。 どうか、マチ先生が南先生と一緒になれますように! | ||||
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| 何箇所か重なることがあり共感した。 | ||||
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| パソコンの画面だけを見て患者と面と向かわない大学病院の医師とは対極にある主人公の生き方の共感を覚える。 | ||||
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| カフェの読者会で、老若男女、異年齢、様々な職業の方々からの感想がとても興味深かったです。 | ||||
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| 面白くておすすめです。 | ||||
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| 日々色々起こっているのに、何も珍しい事は起こらないような、穏やかさが魅力の作品で、続編を読みたくなりました。 | ||||
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| 私は病院に行くのが苦手です。 お医者さんも高圧的な方、決めつける方は苦手です。 けど、こんな病院、医師がいてくれるなら、安心できそうです。 ドロドロの権力争いや派手な展開はないし、派手な事件が起こるわけでもなく、医療小説としては地味かもしれません。 が、しっかりと本質があり、考えさせてくれます。 読んでよかったです。 | ||||
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| 人という儚い生き物に真摯に対峙する主人公とその周りの医療従事者等の遣り取りに、又久し振りに癒されるお話でした。若かったら医師を目指したかったと思わせました。 | ||||
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| 京都の描写もさることながら、根底に流れるあたたかな思想。 こんな先生に出会いたいと心から思いました。 甘党の私には、京都のお菓子も魅力的でした笑 | ||||
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| やっぱりいいです夏川先生 内科医雄町哲郎の医師としての信念や優しさが好きです。こんな先生が近くにいてくれたらと思います。 本屋大賞にもノミネートされました。たくさんの方に読んでほしいです。 | ||||
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| 人の幸せって、どこからくるのか… これが最大の関心事だという1人の医師の物語 終盤の「おおきに、先生」という言葉から 込み上げてくる温かいものが私の涙へとなりました。 目の前の人が困っている時 “当たり前”のことをすることが当たり前だって 学校ではそう教わってきた気がします。 医師であれば病気を治すこと。 では、不治の病となってしまった人はどうなるの?? その人自身、それが欲しいものだとは限らないのに。 きっと多くの人が欲しいものは同じもの 「暗闇で凍える隣人に、外套をかけてあげること」 何者でもない私だけれど 私にもできるんじゃないかな? 子どもにも大人にも 性別も関係なくて もちろん人以外の動物にだって 読み終えた後には胸の中に温かな光が生まれる そんなお話でした。 そして初めて聞いた“哲学者スピノザ”が気になる… | ||||
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| どの章も泣けます。そして、最高の後味です。傑作だと思います。 | ||||
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| 主役の消化器内科医のマチ先生こと、雄町(おまち)哲郎を筆頭に、外科医の鍋島と中将、内科医で元精神科医の秋鹿、大学の准教授の花垣、医師5年目で勉強中の南など、個性溢れる面々が繰り広げる医療のあり方を問う物語。 家族を失った甥を引き取るために大学病院を辞め、地域の小さな病院に転職したマチ先生の穏やかで自分の芯がしっかりしている人柄に加えて、甘党なことに好感がもてた。 大学病院では、目の前にある病気の治療を考えればよかったのが、地域の小さな病院では食事をとれない患者への点滴の有無、がんの終末期患者への言葉かけ、認知症患者のがんの治療方針など、万人が納得する正解のない問題を考える必要がある。 90代の肺炎と心不全の患者に「動けなくなったらどうする?」と聞かれ、『静かにおじいちゃんを待ちますか」と和やかに答えたり、70代の膵臓がん患者が「もうがんばれない」という言葉に対して、『がんばらなくて良いのです、ただ、あまり急いでもいけません』と答えたり、正解のない医療の難しさがよく分かる。 どれほど医療が進歩しても技術に人の哀しみを克服する力はなく、勇気や安心も処方できないが、「私たちにできることは暗闇で凍える隣人に、外套をかけてあげることなんだよ」という、マチ先生の温かく優しい言葉が胸に響いた。 ぜひ続編を読みたいと思う。 以下に印象に残った言葉を要約して抜粋。 ・世の中の医者ってのは、心の中に二種類の人格を抱えているんだ。科学者と哲学者という二種類だ。どんな医者でもこの二つの領域を行ったり来たりしながら働いている。人によって比重は違うと思うし、大半が中道派だがね。 ・時代は細分化と専門化をすすめとるが、俺はそれを少しばかり元に戻したいと思うとる。外来にいても、入院になっても同じ医者が診れば安心やろう。そしてできれば往診になっても看取りになっても、ずっと診てきた医者が患者のもとに足を運ぶ医療や。時代に逆行しとるから、採算も厳しいし、病院も古いまんまやけど、それでも「安心」ちゅう一番大事なものは提供できる | ||||
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| 京都の小さな病院が舞台で、掴みどころがないが患者や病院スタッフとのやりとりが魅力的なお医者さんの話でした。 町の描写は、祭りやお馴染みの鴨川や寺社仏閣と、花や森が合わせて書かれていて京都をイメージしながら読むことができました。 個人的には著者の方の花や植物の風景描写が綺麗で好きなので、本作もそれが味わえて満足でした。 さて、本題の医療の方ですが、 高齢者医療がメインで書かれており、患者を治療するだけでなく、患者の最期を医者としてどう付き合っていくのかというような話だったように思います。 正解は無く、それぞれの患者に向けたマチ先生(主人公)がかける言葉が、気遣い過ぎず、でも無遠慮過ぎずで丁度いい距離感でした。この部分は実際に身近に高齢者医療を経験したことがあるか無いかで感じ方が変わりそうです。 主人公の言葉や行動には、スピノザの哲学のエッセンスが入ってるということだと思うんですが読んだことないので名前だけ覚えておこうと思います。 神様のカルテシリーズが好きで購入したんですが、本作も楽しむことができました。良かったです。 | ||||
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| 夏川草介氏の小説のファンです。医療者の患者や治療への思いや葛藤などが、医者でもある筆者によってうまく心理描写されています。主人公の雄町哲郎のような医師に巡り会えればなと思います。続編も期待しています。 | ||||
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