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(短編集)
変な家2~11の間取り図~
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変な家2~11の間取り図~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全302件 261~280 14/16ページ
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雨穴さんの前2作を読んでハマり、私はホラーが好きなのかなと思って、レビューの高めな別の作家のホラー小説を読んでみたのですが全然面白みを感じられず、そちらは読むのに何ヶ月もかかりました。その結果、やっぱり雨穴さんの作品だけが面白いんだ、ということに気づきました。今回の変な家2は発売前からずっと情報を追って、発売日当日に購入した本はこれが初めてです。 読むのにかかった日数も2日で、読書習慣の全くない私の新記録になりました。 無印が成功して作られたシリーズ2作品目というのは、コケてしまうものが世の中に多数あるので、あまり期待せずに読みましたが、内容も本当に最高でした。 いい意味で前の無印作品と絡めた内容ですし、比較しても見劣らない、むしろこちらの方がホラーとして背筋がゾワゾワする怖さがあり、読んでいて楽しかったです。 人生でこんなに面白い本のシリーズに出会えると思っていませんでした。 雨穴さんの次回作が出るまで、私はどんな作品を読んで待っていたらいいのでしょう…。雨穴さんと似た雰囲気でここまで面白い小説、漫画、アニメなんて存在しませんよね。 | ||||
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11軒の間取り図の謎が、一つのストーリーに繋がっていく面白さは、半端じゃなかった。いつの間にか話の中に、ぐいぐい引き込まれていましたね。 掲載されてたイラストに工夫が凝らされて、分かりやすかったのも良かったです。間取り図をはじめ、イラストの多用によって、情報提供者たちの話が良く理解できましたから。 作品全体の印象として、大仕掛けのトリックが炸裂(さくれつ)する島田荘司初期のミステリ、あの驚きに通じる妙味があるように感じましたね。 いやあ、これはとても面白かった! 雨穴(うけつ)さんの〈間取りミステリ〉の次なる作品が、今から楽しみっすね。 | ||||
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今まで筆者の「変な家」や「変な絵」も 読んできての感想になるが、やはり今回の 作品もオチの部分が弱い。 11の間取りという構成は素晴らしいが、 この手の作品を読み慣れていると早い段階で 登場する家や事件の繋がりは推察できる。 そのどんでん返しを狙った真相編ともいうべきパートも意外性はあるものの、デリケートな話題を動機として取り上げる割にはその事象に対するフォローが甘く感じる。 全てが宙ぶらりんなまま投げ出された印象があり、消化不良感は否めない。 | ||||
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グイグイと引き込まれる様に読む事が出来ましたが、ラストが未完の様な終わり方しているのでそこだけしっくり来ず、『もっと!』という気持ちでモヤモヤしました。 『筆者』と栗原コンビならば、あの終わり方の先に到達出来そうと思ったのですが、何らかの形で後に補完とかされないのでしょうか? ラストの『犯人』という項目で自白されてる方、本当の意味で犯人ではないと思うのですが…… 終盤まで面白かったけれど、個人的に読後感としてはすごく欲求不満を感じてしまう作品でした。あとがきも欲しかったです。 | ||||
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普段は小説をほぼ読まないが、オモコロに掲載の雨穴の記事はよく読んでいる関係で、本書を購入。 概ね期待した通りだった。 しかしかわいそう感強め。 正確に数えてはないが、11個の間取りがあるので11人くらいかわいそうな人がいる。 —— 以下、気になる点 糸電話の件 娘は自説がおかしいことに気づくのでは? (糸の方向、ドア、移動時の音) | ||||
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内容は前作より複雑になっていて推理のしがいがありましたが、前作のようなリアルタイムな恐怖感がなくて、求めていたゾワゾワ感を感じられなくてちょっと物足りなさを感じてしまいました。 文章は読みやすくて分厚かったけど1日で読めました。 | ||||
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一つ一つの家にも、秘密があり、最後それが大きな真実につながる構図はすごい。最後までにうっすらとつなかりが見えてくるのですが、全容はわからない。そして、最後に一気に全容が見えてくるのは気持ち良いです。 そして、安定の栗原さん。 | ||||
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最後まで飽きること無く 物語に引き込まれたまま、読めました。 本当に雨穴さんは凄いと思います。 | ||||
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情報収集パートと謎解きパートが完全に分かれており、かつそのほとんど全てが会話のみで進行する形になっています。 事件は全て過去の掘り返しであるため手に汗を握るような緊迫したシーンはありませんし、何より謎解きパートではぽっと出のキャラがほとんどの謎を淡々と説明していってしまうので、「へーそうなんだ」という感想しかない。 主人公の動機も薄いし、謎とその回答の羅列にしか過ぎず、小説然とした小説を求めてる方にはあまり合わないと思う。 設定は面白いのだからストーリーテリングの部分は別の作家さんにお願いしても良いのでは?と感じた。 | ||||
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雨穴さんの3作品を、発売日前に予約し購入しておりましたが、今回も手元に届くまでのワクワクを裏切らない素晴らしい作品でした! 小説は数十年にわたり全く読まない人間でしたが、ファンである雨穴さんが出版なさるということで、長らくのブランクを経て変な●シリーズのミステリー小説を手にしたわけですが、、本当にページをめくる手が止まりません。 作者の雨穴さんが、読者目線で独りよがりになることなく、伏線をうまいことばら撒きながら最後に絶妙に回収して作り上げた作品であり、人柄やライターとしての力量をひしひしと感じます。 個人的には、登場人物の、「だが本当にそうなのだろうか、、」と再考してまた薄暗いミステリーの回廊に入り込んでいくという、作品の深みに引き込んでいく仕掛けが好きです。 また、皆さんのレビューにもありますが、確かに読みやすい作りなので、3作品ともにサクサクと一気読みできるのがすごくよいですが、最後には「救いようのない哀しい過去の記憶」が明らかになる、というコアな部分は共通しており、なんともいえない苦い澱のような感情が多少なりとも残りますので、いわゆるイヤミスが苦手な方や、作り話の世界から受けた感情に引きずられてしまう方は休憩をはさみつつ読まれるといいかもしれません。 しかしながら、それほど雨穴さんの作り上げた世界に引き込まれてしまう、ということなのかもしれませんね。。 次の作品も楽しみにしております。 | ||||
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一作目は、途中から急に「ん?」という展開で、個人的にはイマイチでした。二作目の変な絵は、時代を前後しながら読み進めていくごとに、いろんな物事がつながっていく面白さがありました。今作は、変な家の間取りミステリーと、変な絵のだんだんパズルが繋がっていく要素が組み合わさっていて、ストーリーに引き込まれていき、あっという間に読み終えてしまいました。ズバリ傑作です。最後の場面だけ、どう解釈すれば良いのか未だにモヤモヤしてるので、読んだ人の感想が知りたいなぁ。 | ||||
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途中まではパズルを組み立てるようで面白いと感じていたが、謎解きパートになるとワクワクすることも無く、ラストも悪い意味で期待を裏切ってくれなかった。 雨月さんは好きだけど、オモコロやYouTubeの更新が少なくなったからその反動で期待していたのかもしれない。今作は前二作品と比べると物足りなさを感じた。 | ||||
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今回もイッキ読みでした。 11の変な家(?)がどのように繋がっていくのか知りたくて、イッキに読み終えてしまった。寝不足です。 〈ある小説のややネタバレあり〉 ある女性の印象が、某有名作家の代表作の一つに出てくる登場人物に似ている感じがしたのは、気のせい?あの人物も結婚して、子供が出来たら、あんな風になるんかなぁとか、再婚相手の連れ子に似たようなことしてるなぁ〜、と思ってしまいました。 しかし、よく思いつくよなぁ11件もの家。間取り図を考えるだけでも大変だと思う。(綾辻先生でさえ館はまだ1桁なのに) 1年に1作なようなので、次回作は1年後かなぁw YouTubeの動画見ながら、次回作はこれがもしかして序章?なんて考えています。 | ||||
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小説というより、筆者の取材記録という体の文体なので、前作と同じくサクサク読めます。図の解説も分かりやすく、想像しやすいが故にひとつ、またひとつと違和感に気が付くと、最後の答え合わせまで一気に読み進めたくなる。ただ、話自体はけっこう胸糞悪いので、そういうのが苦手な人にはおすすめしないかも… 最後にある人についてのモヤモヤが残ってるので、もう一度最初から読んでみます。 日常の中に見え隠れする愛憎劇。面白かったです。 | ||||
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この世から生を受けて20年以上、ほとんど読書はしてませんでした。 雨穴さんはYouTubeから入り、「変な家」が発表された時から衝撃をもらい、そのから大ファンです。 ストーリー構成、巧みな伏線の貼り方、生きている人間の不気味さが文字から伝わり癖になります。 本を読むのは相変わらず苦手ですが、雨穴さんの本は1日で読んでしまいます。そのくらい引き込まれる魅力があります。 今回の話も面白かったです。唐突な謎の残る終わり方に最初驚きましたが、また読み返すと見えてくる気がします。 解釈は読者に委ねる、というやつですかね。 まだ読んだことない人は是非1の方から手にとっていただきたいです。 一緒に雨穴さんの沼へ行きましょう。 | ||||
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雨穴さんの話大好きで、発売を楽しみにしてました。 映画も楽しみにしています。 続編も期待してます。 | ||||
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またも懲りずに雨穴さんの本を購入しました。 さて、今作は実はKindleで購入しました。 理由は本屋で本を手に取った時分厚くてこれを開いて読むのも億劫だということ、また前作『変な絵』を購入した後、読後感が本当にガッカリオブガッカリだったので、少しお安く買えるKindleにしたというわけです。 さて、処女作に戻って不動産オカルトミステリーに戻ったわけですが、まあ、『変な絵』よりは面白かったです。 ただ、構成がなんというか、逃げを感じました。 処女作の『変な家』は雨穴さんと栗原さんであーだこーだ思索を巡らさせて真相に辿り着くまでを描いており、そこには二人で協力して謎解きをする、チームプレイと言うのでしょうか、そういう連帯感を感じられ、そこが面白みの一つでもありました。 それを一切封じて書かれた『変な絵』は、お話のクオリティ自体は上がっていたのですが、肝心の雨穴さんらしさや面白みがゴッソリ抜け落ちた作品になりました。オカルト風味も薄れてしまっていましたしね。 で、その一段階を経ての今作はまず11戸の物件の間取りに関する様々な人々への雨穴さんの聞き取り調査→栗原さんがまとめて解説→真相発表という流れで、栗原さんパートになるまで雨穴さんと栗原さんのやりとりは皆無。 11戸のお話に関しても全部繋がってるということは表紙の帯で明かされているのでそれぞれの繋がりを探しながら読み進めるわけですが、正直、11戸も要るかな?という感想です。 別に11戸のお話それぞれはまあまあ面白いんです。小野不由美さんの『奇談百景』という小説を映画化した同名作品があるのですが、味わいがとても似てます。 その『奇談百景』を芥川龍之介の『藪の中』よろしく各々好きなこと言ってるようで核は繋がっている、というのを目指したのだと思います。 思うのですがいかんせん、11戸はお腹いっぱいなんですよね。 オカルトも今回はカルト宗教で来たわけですがやっぱり身の上話になってるんですよね。 カルト宗教の怖さって、洗脳されてのめり込んでいく人々と、奇抜で過激な教義を盲目的に信じる所じゃないですか。 今回その二つの描写が圧倒的に足りない代わりにそれぞれの登場人物の身の上話がうるさいんです。 無駄ではないんですけど、色んな人の身の上話が積み重なると、書き手が焦点を誰に置きたいのか全然わからないんですよね。 まあ、最後にこの人に寄せたかったのね、とはわかるんですが、それならもう少し話を削って焦点を向けたい人物にフォーカスした内容だけで膨らませた方が味わいが深いと思います。 それがないのでアッサリなんですよね、謎解き終わった後に明かされる業が。 背負っている業はそこそこのものなのに字面だけというか、深さがないんです。 YouTuberならこれだけ書ければ満点なんですけど、今回に関しては関連動画もないのでYouTuberとしての評価は求めてないとすると、作家として評価すると、このままで行くのならもうたぶん紙媒体で雨穴さんの本は買わないです。物として持って置くほどの価値を私は感じないので。 いつ消えても文句を言えないKindleでいいです。 YouTuberとしての雨穴さんは好きですが、本として作品を出すならこちらも本として評価せざるを得ず、そうすると筆力、構成、文体、メッセージ性などを加味するのでそれらが足りないとなると評価が辛くならざるを得ないです。 買わせている時点ですごいんですけど、買わせるまでいったなら満足まで連れて行って欲しい。 それが一読者の感想です。 12/24追記 関連動画公開されましたね。買う前の人は楽しいと思いますが、結末を知っているだけに、もやもやしました。 | ||||
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小説などはあまり読まないのですが、 雨穴さんの作品は面白くとても読みやすいです。次回作も楽しみにしています! | ||||
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11の物語が繋がっているという設定は面白かったが、児童買春などタブーで後味の悪い展開になって以降、加害者の気持ちや考えが全く理解できず結果無理やりな結末。前作も同様だった。やはり小説はプロが書くものと強く感じた。 | ||||
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そこまで怖いというわけではない。 しかし、物凄く、気持ち悪い。 悪意はある。 ただそれは明確な指向性を持たない、漠然とした、人と人との関係の中や社会の成り行きの中にぼんやりと存在するような、解決しようがないもの。 一つ一つを見れば気の毒だな、とか、なんて酷いことをしていたんだ、とか思うのですが、これが11軒すべてを繋げてみると、もうどうしようもない無力感に襲われる。 嫌な気持ちになりたいなら、断然おすすめです。 | ||||
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