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ピンクとグレー
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ピンクとグレーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全103件 1~20 1/6ページ
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アイドルが書いた小説だとずっと食わず嫌いをしていたが読んでみて驚いた。 アイドルが書いたというのを上手く使って、芸能の世界を舞台に話を綴っている。デビュー作としては完璧ではないだろうか。あまりに面白いのですぐに彼の他の作品もamazonで注文したくらいだ。 | ||||
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ジャニーズの方が書いたというだけで遠ざけていましたが、映画化もされて、面白いのかなとなんとなしに手に取った一冊。読んでみたら、面白い面白い。何で今まで読まなかったのか。 最後まで読んだ時、満足感がすごかった。 才能の塊。すごいですね、この方。 この方の他の作品も読んでみたい。 | ||||
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加藤シゲアキさんの作品は、好きで大半の物は読んでいる。昨日の直木賞も彼が採れるのではないかと期待したが、惜しくも逃してしまった。でもデビュー作でこれ程の作品が出せるのなら、賞採りも間近であろう。作品は芸能界に身を投じた2人の青年の明暗を通して、いかに第一線で演じきることの難しさ、また人間の弱さを描いているが、終末はあまりにも過酷な運命に翻弄される2人の最期を見事に現しており、本当に将来性のある作家を久しぶりに発掘した満足感で一杯になった。個人的には閃光スパイラルの方が好みだが、この作品も彼の通過点としては悪くないと思う。 | ||||
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結構奥行きのある作品。読むにつれ入り込んで行った。 | ||||
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タレント活動云々の評価は預かり知らぬことなのでよう分からんが、この方の本を読んだ瞬間、最初に感じたのは内容、物語世界の構成、人物形象、文章、すべてが薄いということだった。 小説その他の文章には、作家の積み上げてきた知識、教養、読書歴、関心のありよう、そして経験すべてがにじみ出る。この方の文章には、それがほぼ感じられないので、個人的に星一つ。 もっと力のある作家さんで芽のでていない方は山ほどいる。 そういう方が、正当に評価されると良いなと思いつつ擱筆。 | ||||
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最初を読んでやめた | ||||
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ところどころ、読者が置いてけぼりにされる所が気になりました。「自分が知っている固有名詞や情景描写 = 読者にも分かるはずだ。」という部分が多いように感じました。これはいったい何の描写なんだろう?これって何の事だっけ?と手が止まり、少し前から読み返す作業が何度かあり、あまり引き込まれなかった。 やはり、本職の小説家の方は凄いんだなぁ、と改めて思いました。読ませる・引き込ませる文章ではなかったです。 | ||||
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ぐんぐん引き込まれる作品! | ||||
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芸能人が書いた作品だと思って色眼鏡で見ていました。すごい。この一言につきます。ラストまで読んで、タイトルの意味がわかりました。 | ||||
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綺麗に届いたのでとても満足してます。 | ||||
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私は最初に「オルタネート」を読んで、それから立て続けに年代順にシゲの作品を読んでいます。 「ピンクとグレー」は処女作とは思えない完成度の高さがあり、どんどん読み進めることができました。 後半の出来事は衝撃的で読んでいてショックが隠せませんでした。 今後の作品に大いに期待しています。 | ||||
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NEWSの加藤くんが直木賞候補になったので、何となく手に取ってみたが傑作だった。自分にとっては数年に一度というほどの作品だった。話の中心となる男の子二人は団地で出会い、同じ私立中学に進学する。学校名は明示されないが、話の流れから青山学院だと推察できる。頭脳、容姿ともに恵まれた著者のような男の子たちだ。 二人はいつも一緒。親よりも恋人よりも相手のことをわかりあえる仲だが、次第に明暗を分けていく。主人公は相手との関係が深いあまり、彼の成功や好意を素直に受け入れられない。ベタベタした関係ではないが、自分の手の届かないところに行ってしまうのを認めたくない。一度でも親友がいたことがある人なら共感できる感情だと思う。このような想いがとてもうまく描かれている。 結末はショッキングだ。読後の印象は強烈でなかなか寝付けなかった。最後に主人公が映画で相手役を演じることを通して、親友の想いを追憶し溶け合っていくのは、芸能人の著者だからこそ描ける場面だと思う。 大学の恩師が最近亡くなるなど、自分の学生時代は急速に昔の思い出になりつつあるが、この本を読んで久しぶりに親友に連絡を取ってみようと思った。 | ||||
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ニュースの加藤くんのイメージは、全くなくて この小説を読み進めていくにつれて、架空の人物なのに、ある人の顔が頭に浮かび 少し苦しかったです。 それくらいリアルな気がして… でも、すごい才能ある! | ||||
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主人公の視点から語る飾らない言葉に完全に引き込まれて、感情移入しまくりで読みました。初めは相いれなかった二人が親友になり、恋愛感情とかではなく、嫉妬や焦りや反発の生んだ距離を超えて、やがて友情という枠すらも乗り越えてこれほどに近く魂が寄り添えることに驚き、最後には自我の枠すらも超えて同化していく凄まじいまでの勢いを持った最後には、悲しさと幸せを同時に感じて、読み終えてしばらくは息が苦しかったです。 主人公の視点の中で、「芝居」と「本」はやがて虚構の枠組みを溶かして現実の中に滲んでいく。 「演じる」というのはそういうこのなのだと、感覚で分かるような体験でした。 芝居を生業とする方だからこその表現なのかもしれません。 テレビで顔くらいしか知らない方だったので、タレントさんというよりは作家さんとして認識していましたが、この方の芝居もぜひ見たいと思います。 | ||||
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あとがきまで含めてひとつの作品。デビューでこれが書けたことに驚嘆します。今回は惜しくも逃したけれど、次に直木賞を受賞してもまったく不思議と思いません。 本作は「男の男に対する嫉妬」部分が少し冗長に感じましたが、それがなくては成り立たないストーリーで、ラスト4分の1くらいのスピード感がそれを十分埋め合わせてくれました。ただ、著者の親世代の読者としては、「ごっち」の選択はつらすぎて「そりゃなかろうぜ」の物語でした。 | ||||
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最近になって文学小説を再び読みだした。特に集中的に読んでいるのが芥川龍之介と三島由紀夫だ。二人とも色いろあったにしろ素晴らしい作家だと思う。芥川龍之介は小説に殺気を感じるような鋭さがある。短い人生を自身で閉じてしまった。一方、三島由紀夫は優美の世界というか、自己陶酔的な結果で自分の人生を閉じた人である。 加藤シゲアキは最近の新聞広告の一覧で目に留まった。確かなんという賞を受賞していたのではないか。 ジャニーズ系の青年が書いた小説であるので大したことはないと思ったが、なんとはなく興味がわき買ってみた。 読んでみての感想が、前者の二人みたいには文章に重厚さはないが、若者らしい清流のごとくさらっとした清涼感で一気に読んでしまった。面白かった。 ただ、小説の中で白木蓮吾がりばを呼び寄せ自殺したの場面があるが、白木蓮吾がこのような結果を選んだ悩みや苦悩を描くとなお面白いのではと感じた。 加藤シゲアキの他の小説も読んでみたくなった。 | ||||
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最初あたり 2度読みしたけど、世代の格差というか ……‥。その、筆者のワールドに 入っていけない。 脳の スポンジが 受け付けない。 | ||||
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加藤シゲアキさんの本です。 ジャニーズの人っぽいですね。芸能人やりながら小説家やってるみたいですね。 主人公は河田大貴。鈴木真吾と小さい頃に知り合う。 二人は同じ高校に通いつつ、バンドを組んだりしている。 そんな二人は、渋谷にいたときに、モデルとしてスカウトされる。 最初はちょいとした写真の仕事だったのが、だんだんと話がすすみ、ひょんなことから芸能活動をすることに。 芸能活動をしつつ、二人は同じ大学(おそらく青学)に合格。 淵野辺で二人生活をする。 鈴木真吾は白木蓮吾に、主人公は河鳥大という芸名で、芸能活動へ。 最初はちょい役だったが、ひょんなことから白木蓮吾は売れていく。一方で、主人公はぱっとしない。 だんだんと二人の差がひらいていく。 主人公は羨望とも嫉妬ともつかぬ想いを抱きつつ、白木の活躍を生暖かく見守る。 そして、雲の上の人となったかな、と思っていたときに、高校の同窓会がある。 そこで、二人は再会し、また付き合いを再開するものの、 なんと白木は首吊り自殺をかます。 主人公は自殺死体を下ろしたり、汚物の処理などをして、逃げ出すが、すぐに警察の御用に。 とはいえ、何も罪を犯してないので、すぐに釈放。 しかし、人気絶頂の白木の自殺で、マスコミは主人公に「真相を話せ」と押しかけてくる。 やがて、主人公は白木の自殺をネタにした本を書き、それをもとに、映画化することに。 主人公は、自分を白木の役にあて、やがて、自分が白木になっているような気分に。 なぜ、人気絶頂の白木が自殺しなければならなかったのか? そこに至るまでの心の動きは? というような話でした。 なんか、やたらと具体的な地名やら、具体的な商品名やらが出てきて、 また小説も石田衣良の劣化版という感じで、 特に後半、白木と主人公がシンクロするところが、かなり稚拙というか、読んでいておもろないというか。 おそらく、後半の主人公と白木のシンクロが「見どころ」なのでしょうが、ぜんぜん面白くないんですよね。 というか、文学作品としては零点じゃないですかね。 つか、よく出版したな。 というのも、「あらすじ」にしかすぎないというか、 「これ、小説にする前段階の、簡単なプロットとか?」 というレベルなんです。 というのも、人物像の描き込み方が、とても薄っぺらいんですよね。 姉の死が、白木の自殺に関わったりするのですが、その姉の描き込み方も足りないし、 共感できないんですね。 また、白木の自殺で、首吊り死体を処置するところも、なんか不自然というか、「どうして主人公が、そういう行動をするのか、その必然性は?」というところが、描かれてないので、 そういう不自然さがかもしだされてしまいます。 また、白木と石川紗里の関係も、必然性がさほどないので、「このキャラ、いる?」とか思っちゃいました。 文章というか、世界観を読むと、なんとなく石田衣良の影響を受けているのかな、とは思うのですが、文章として、あまりウィットに富んだ表現性というのは感じなかったです。 最近の小説家に多いのですが、表現というか、そういう面白さがないんですよね。言葉の表現をめぐるウィットというか、表現のエスプリというか。 なんか、ライターが無難に「仕事」として書いたような文章で、個性がないんですね。 とりあえず、小説家になりたい人は、ジャニーズになって、そこから小説を発表するのも、アリなのかもしれません。 | ||||
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好きな著者の番組に加藤さんが出演していたことで興味が出て、こちらを手に取りました …が、読むのに非常に疲れました。 文章に特に難しさはないのに、何でこんな疲れるんだろう…一文一文は短文に寄ってるのに表現過多、説明的なところが多くバランスの悪さを感じました。 他の芸能人でいうならば、又吉直樹さんの小説には違和感ない文の運びと絶妙な間を感じたのですが、加藤さんの文は日記のような印象を受けます。 うーん…やはり作者の意識が前に出すぎているのが、物語に没頭できない原因かもしれません。 例えば村上龍に代表されるような物語の難解さからくるのとは別の疲労を感じました。 私は基本的に、同じ著者の作品2冊は読んでみるのですが、加藤さんの本を読んだあと急激に別の作者の本が読みたくなりました。 あと、芸能界のことが知れたのは良かったのですがその裏側は意外と一般人の想像を超えませんでした。 | ||||
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私はもともと40年以上の推理小説マニアなのですが、今回かねてから歌が好きだったNEWSの個々の活動に興味を持ち、加藤さんの小説を軽い気持ちで読んでみました。通常のエッセイのようなものかと思ってましたが、180度期待を裏切られ、サスペンスよりぞくぞくする内容でした。細かな表現力や時間経過の使い方など、またアイドルが描きにくい描写もあり、大満足な一冊となりました。近日発売される小説も楽しみにしています。 | ||||
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