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存在のすべてを
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存在のすべてをの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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| 出だしの数十ページを読んで面白そうだったので読みましたがものの見事に裏切られました^^; 出だしの面白さは次の章からがらっと変わり、途端つまらなくなります。それが延々と400ページくらい続きます(T^T)途中何度、「もう勘弁して」と言ったことか。本筋に関係ない細かい描写が多く、絵の写実主義を小説に適用してるのでしょうか…。そのおかげで400ページ読むのに2週間かかり、そこにある伏線やら登場人物は忘れてしまいます^^;最後の20ページくらいで収束にはいるので、途中止めたくなった方は会話だけばらっと読まれて最後まで進まれれば良いと思います。まあとはいえそれほどのではないので止めてもよいかも^^; | ||||
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| うんざりするほど退屈で、何度も断念しそうになったが 「最後まで読む価値がある」というレビューを信じて読み続け 結果、騙されたというのが率直な感想。 これから読もうとしている人や、今まさに読んでいて退屈さに苦しんでいる人がいるなら、 途中部分をすべてスキップして、最初と最後だけ読むことを強くおすすめする。 この小説は大きく事件、捜査、真相の3部構成になっているので、捜査の部分を飛ばして読んだほうが良い。 なぜならその部分は退屈で長すぎるだけでなく、そもそも読まなくても問題ないからだ。 要点を知りたいなら、ネタバレサイトなどであらすじを読むので問題ない。 これは「タイムパフォーマンス」の話というよりは、むしろつまらない部分を読むことで読書体験が損なわれるという理由からである。 この小説が『砂の器』を元ネタにしているのは明らかである。 パロディやオマージュというよりは翻案や本歌取りというほうが適切だろうか。 大まかな構造をそのまま模倣し、細かい設定などを換骨奪胎しているのだが 真似るべきでない部分を真似て、変えた部分に変なアレンジが混ざっている。 例えば、題材を時効で未解決になった誘拐事件にしている点。 犯人は捕まっていないが、身代金は奪われておらず、人質も無事で、死人が出たりしたわけでもない。 率直に言って小説の題材としてインパクトが弱すぎる。 また、捜査する人間も警察ではなく新聞記者で、重大な手がかりを持っているわけでも、個人的な事情を抱えているわけでもなく、何故この人物が主人公なのかよくわからないし、感情移入する余地がない。 作者自身もその点は認識しているのか、記者自身が「なぜ自分はこんな捜査をしているのか」と自問するシーンが何度も出てくる。 しかしその度に「記者とは」「事件とは」「真実とは」のような観念的な話に終止し、読んでいて全く響かない。 説明しているというよりむしろ言い訳、設定の破綻を作者が必死で言い繕っているように見える。 あるいは逆に、実はこの観念的な話こそが真に作者の描きたかったテーマという可能性もあるが、 そうだとすれば残念なことに私の心には一ミリも響かなかった。 ひょっとすると作者自身にとっては実体験から来る実感のこもったテーマだったかもしれないが、 私には一切伝わってこなかった。キーワードであるはずの「写実」が描かれているとは思えなかった。 ともかく、このように捜査パートは退屈な上にうんざりするほど長いわけだが、 肝心の真相については真相パートに入ったら関係者の回想で全部説明されるので、捜査パートは読む意味が特にない。 何故そんな変な構造なのか、理由は先程述べたとおり『砂の器』を形だけ模倣しているからである。 というか『砂の器』というのはそもそも構成の見本にして良いような作品ではない。 映画化にあたって監督と脚本家が「映像化するに耐える内容が無い」と判断して、原作に登場しないオリジナルのシーンをクライマックス用に創作したという逸話がある。 「親子の旅」と呼ばれるそのシーンは実際素晴らしいものだが、内容自体はそれまでの話の流れとは一切関係ない犯人の幼少期の回想シーンで 最後に感動的なショートフィルムを壮大な映像・音楽とともに挿入することで、まるで作品全体が物凄い傑作だったかのような錯覚を観客に植え付けるという「成立していないものを成立しているかのように見せかける」力技で傑作と評価された作品なのである。 そんな作品を形だけ真似て成立するはずがない。 つまりこの『存在のすべてを』はいわば失敗作品の失敗リメイクなのである。 『存在のすべてを』のクライマックスに据えられた「親子の絆」シーンは、単独で見れば感動する話ではある。 だが退屈な捜査パートを我慢してまで読むほどの価値は無い。 だが、幸いなことにこの「親子の絆」シーンも元ネタと同じくように、それまでの話の流れと関係ない独立した内容として読めるものとして作られている。 だからそこだけ読めば良いのであって、退屈なパートをわざわざ「我慢して読む」必要などない。 捜査パートが面白かったと感じる人を否定はしないが、「つまらなかったけど我慢して全部読んだほうが良い」と主張している人は是非とも考えを改めて欲しい。 | ||||
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| 読後感としては、ぐるぐる巻きになった謎を紐解いて行った先に、そこには何もなかったって感じ。たくさんのキャラクターが出てくるが人物描写がどれも薄くて、その誰1人にも感情移入することができなかったのがとても残念。全体の構成としてはいろんな出来事が作者のご都合主義で連なってる感じがして、私にはピンとこなかった。感想としては説得力のないストーリー展開だったな、という感じ。最後の方が雑。 | ||||
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| 予備知識なしで読んだ(聴いた)。※以下ネタバレあり 隣接する所轄を跨いだ2児同時誘拐というセンセーショナルなオープニング、緊迫する犯人と警察とのリアルな攻防から、バリバリの警察小説かと思いきや、事件は未解決のまま時効を迎え、いつしか誘拐された子どもの過去〜現在、そこに関わる者たちの心の交流と葛藤がメインテーマとなる。 美術界では日陰者だった写実派の境遇や、絵画のモチーフを探すロードムービー的な要素を織り交ぜながら、お涙頂戴的な人間模様が描かれる。 しかし、それぞれが浅く、掘り下げが物足りない。 そもそも冒頭の期待を裏切られた上の、感情移入できない、ぬるい人間ドラマを延々見せられ、鼻白む。 2児同時誘拐という高度なテクニックを使った割に、その後の対応がお粗末すぎる犯人グループ。 犯人を取り逃した刑事の心情とその後を、新聞記者が追うという、犯罪モノあるある展開。 不要と思われる、被害者と同級生の恋のエピソード。 ガンダム好きをなんとしてでも盛り込みたい浅薄な作者の意図、などなど。 ダラダラ長い全編を通じて、ぬるく、浅く感じた。 | ||||
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| 中古なら、気にならないが、新品で、背表紙に破れがあった。考えられない。 | ||||
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| 立ち合いは良かったが、段々ミステリーの様相が変わり、中盤〜終盤は陳腐な愛情物語に変容。 最近は読む度に肩透かしを喰らってしまう。硬派なミステリーが読みたいのですが...。 | ||||
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| ミステリーでもクライムノベルでも警察小説でもない。 現代美術(絵画)の世界を批判的に描いているが、それが主軸ではない。 芸術論は少しあるけど、基本的に人情噺です。 長すぎる。細かすぎる。無駄な一文も散見。 事件を追う定年近い記者の視点に絞って 書いた方が良かったような気がします。 最後もまとめすぎて、返って白けてしまう。 | ||||
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| 2児同時誘拐ってどんなミステリなんだろうと思ったら、片方は単なる囮ってことで結局1人誘拐されたのと何ら変わらなかった。 それでもいつかは2つの事件が絡み合うのだろうと読み進め、片方の被害者が大人になって誘拐犯と共謀して詐欺を行っていたという意外な事実が出たとき、これで面白くなると思ったが結局それっきり。あのエピソードは何だったんだろうか… ヒューマンドラマとしても、現在の如月脩にあるだろう陰の部分が決定的に情報不足のため、過去の誘拐事件が今の彼にどう影響したのかというところまで全く興味が湧かない。3人の生活の場面は、ただ絵のうまくなった理由を読んでいるよう。全体の文章も写実がテーマだからか情景の描写が過剰で読んでいて疲れてくる。ガンプラや乳歯の唐突な感じ、ストーカーや画家の選挙などなどの長いエピソードもテンポを殺しており、全体にぼやけた印象を受けてしまった。 | ||||
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| 人情噺としてはよくできている、というかかなりレベルが高い。が、ミステリーとしては荒唐無稽すぎないか? 著者はインタビューで、誘拐事件を書くなら「何かしら新しいアイデアが必要」といっていて、確かに二児同時誘拐は面白いアイディア。 だけれども、「なぜ、誘拐された子供がちゃんと育てられて帰ってきたのか」はアイディア倒れ。一番肝心なところがありえなくない?大の大人が4人も絡んで、このままじゃ小学校にも行かせられない、と予想できないの? 予想できないのも非現実的だけど、もし本当に「予想できない人たち」ということであれば、かなり特殊な人たち。いくら人情噺としてよくできていても感情移入はできない。 | ||||
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| 歳をとったせいもあり、結構まあまあ泣きがちなのに、これは泣けない。 小説の重要な筋にあれも偶然、これも偶然、それも偶然、と重なるとなんだかなぁ、と興醒めしてくる。直木賞候補でも見据えて煽ってたのかな。 偶然のない小説を教えてほしい、とありますが、そういう意味ではなく、ストーリーのうえで都合の良い偶然が何度も重なると気持ちが冷める、という事です。そんな偶然は現実にはない、ただ虚構なので、それもありでしょう。しかし、その虚構に入り込めない、という事です、偶然が何度も続くと。 一穂ミチの「光の〜」なんかに感動したのなら、手にするのもありかもしれないが、 津村喜久子の「水車小屋〜」とか、「われら闇より〜」とかとは、レベルが違う。ラストがみえてくる「ザリガニの〜」よりも感動がない。 写実、に対する文章表現は分かるのだが、それが上手くても感動はしない。センスかなぁ。何というか空気感とか雰囲気に特別な魔法がない。芸術や子供の環境の答えがありきたりだし。書かない背景もすぐ想像できるし、何より切なさ、刹那さがないとは言わないが少ない。 本音を言えば、あーまた帯にだまされちゃった、という感じです。 あくまでも個人の感想ですが。 | ||||
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